【報道参考資料】イラク北部 紛争にさらされる子どもたち  子どもが戦闘に引きこまれているとの報告も

イラク北部の町アルビールにあるユニセフの倉庫で支援物資のレクレーションキットをトラックに積むスタッフ © UNICEF/NYHQ2014-0827/Khuzaie



※本信は ユニセフ本部の情報をもとに、日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、独自に
編集したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_73954.html でご覧いただけます


【2014年6月27日 ニューヨーク、アルビル(イラク)発】

「家を失い、恐怖におびえ、何も持っていない」-ユニセフは、2週間前にイラクで
起きた暴力で避難している子どもたちの多くが直面している現実をこう述べました。

ユニセフ・イラク事務所代表のマルツィオ・バビルは、モスク北部から数キロにある
テルキーフ(Tel Keif)を訪問したのち、「お会いした避難している家族はみな、
不安や先への見通しが立たない状況を、口をそろえて話していました。子どもたちは、
目に見えて恐怖を感じています。イラクの最も暗たんたる数年を生き抜いた方々も、
二度と味わいたくないと思っていた悪夢を再び体験しています。多くの人が、戦闘に
加え、拉致が行われている、すぐに処刑されるといった話を聞き、避難したと話して
いました」と述べました。

子どもの精神的への影響に加え、ユニセフは、暑く数カ月にわたる夏を迎えるにあたり、
感染症の発生のリスクが高まることも懸念しています。

この2週間で、ユニセフは飲料水10万リットル、食糧5,000包、衛生用品の詰め合わせ
3,500セットを提供し、5万人以上の子どもたちを支援してきました。緊急で実施した
4日間の予防接種キャンペーンも完了し、ポリオとはしかの予防接種を約6,000人の子ども
に行いました。

人道支援が拡大にするにつれ、ユニセフは、治安が不安定で人道機関が立ち入れない地域
にいる子どもたちの状況を深く憂慮しています。

また、子どもが戦闘に引き込まれているとの警戒すべき報告もあります。子どもの安全と
幸福を全く無視した行為であり、国際人道法に反するものです。ユニセフは、紛争に
関わるすべての勢力に対し、子どもを守る義務を果たすことを繰り返し求めます。




■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016  FAX : 03-5789-2036  Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Najwa Mekki, UNICEF New York, Tel: +1 212 326 7448, Mobile: +1 917 209 1804,
nmekki@unicef.org,
Jeffrey Bates, Chief of Communication, UNICEF Iraq, Mobile: +964 7801 964 524
jbates@unicef.org
Karim Elkorany, External Relations Officer, UNICEF Iraq, Tel: +964 780 925 8542,
kelkorany@unicef.org
Juliette Touma, UNICEF Regional Office, Tel: +964 750 859 7364,
Mobile: +96279 867 4628, jtouma@unicef.org

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)

※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
ひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動
の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)
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