世界の調達責任者を対象にした調達領域の課題と現状認識に関する調査結果「Global CPO Survey 2019」日本版発行
調達においては景気低迷や貿易戦争など外部環境に起因するリスクが増加する一方、内部環境に起因するリスクも上位に。対策として調達における一層のデジタル変革が求められる
デロイト トーマツ グループ(東京都千代田区、CEO:永田高士)は、世界38か国の企業における調達責任者(CPO:Chief Procurement Officer)を対象に、調達領域に関する課題・現状認識等を調査しまとめた「Global CPO Survey 2019」の日本版を発刊しました。本調査は、デロイト グローバルが2011年以降、調達領域における重要な課題やビジネス機会に関するベンチマークとして発信しているもので、経営幹部のメンバー、調達リーダー、ビジネスパートナー、サプライヤー、テクノロジープロバイダーが自身の展望、戦略、パフォーマンスを向上させるための一助となることを目的としています。
図1 過去12か月で調達関連リスク要因はどのように変化したか?
図2 組織にとってリスクレベルの高いシナリオは?(3つ選択)
図3 以下の各ビジネス戦略は、今後1年間において組織でどの程度優先されるか?
図4 デジタルテクノロジーを本格導入した業務について、効果に満足していますか?(満足していない割合)
図5 調達部門でデジタルテクノロジーを有効活用する上での主な障壁は?(最大3つまで選択)
このように複雑化する環境および課題に対して、解決策を探る最大の手段となるのがデジタルトランスフォーメーションであり、大半のCPOがその重要性の高まりを実感しています。ただし、多くの企業が様々な戦略でアプローチしている一方、テクノロジー導入に対する満足度は低く、有効な活用施策や社内外の変革といった課題に対し腐心しているのが現状です。
デジタルテクノロジーを戦略実現に資する有効施策とするためには、明確なデジタル戦略を策定する必要があり、購買オペレーションの効率化・自動化から、コアとなる調達活動への有用情報抽出まで、幅広い領域でのソリューション検討を進めていくことが鍵となります。また、今後は活用可能なソリューションが多く開発されることも見込まれるため、あふれる情報を適切にコントロールしつつ、内部連携を強化した上で、デジタルトランスフォーメーションへのステップを構想することが重要になると考えられます。
「Global CPO Survey 2019」について
2011年以降、デロイト グローバル(デロイト)によるCPOサーベイは、調達領域への所感に関するグローバルベンチマークとして、調達の未来を形作る重要な課題や機会に関する独自のインサイトを提供しています。これらのインサイトは、長年にわたり、経営幹部のメンバー、調達リーダー、ビジネスパートナー、サプライヤー、テクノロジープロバイダーが自身の展望、戦略、パフォーマンスを向上させる一助となってきました。
サプライマネジメント&デジタル調達チームについて
デロイト トーマツ コンサルティングのサプライマネジメント&デジタル調達チームは、最先端のデジタルソリューションと調達領域をリードするコンサルティングサービスを融合させ支出管理に関する示唆を提供し、より適切なペースでコスト削減を実現します。クラウドベースソリューションおよびサービスを通じたサードパーティ調達への投資効果の最大化、カテゴリマネジメント、サプライヤーマネジメント、直接/間接材ソーシング活動の推進を目指します。
- 調達関連リスク要因の増加
図1 過去12か月で調達関連リスク要因はどのように変化したか?
図2 組織にとってリスクレベルの高いシナリオは?(3つ選択)
- 組織の優先事項
図3 以下の各ビジネス戦略は、今後1年間において組織でどの程度優先されるか?
- デジタルテクノロジー導入に対する不満
図4 デジタルテクノロジーを本格導入した業務について、効果に満足していますか?(満足していない割合)
- デジタルテクノロジーの障壁
図5 調達部門でデジタルテクノロジーを有効活用する上での主な障壁は?(最大3つまで選択)
- 調査結果から読み解く調達領域の今後の方向性
このように複雑化する環境および課題に対して、解決策を探る最大の手段となるのがデジタルトランスフォーメーションであり、大半のCPOがその重要性の高まりを実感しています。ただし、多くの企業が様々な戦略でアプローチしている一方、テクノロジー導入に対する満足度は低く、有効な活用施策や社内外の変革といった課題に対し腐心しているのが現状です。
デジタルテクノロジーを戦略実現に資する有効施策とするためには、明確なデジタル戦略を策定する必要があり、購買オペレーションの効率化・自動化から、コアとなる調達活動への有用情報抽出まで、幅広い領域でのソリューション検討を進めていくことが鍵となります。また、今後は活用可能なソリューションが多く開発されることも見込まれるため、あふれる情報を適切にコントロールしつつ、内部連携を強化した上で、デジタルトランスフォーメーションへのステップを構想することが重要になると考えられます。
「Global CPO Survey 2019」について
2011年以降、デロイト グローバル(デロイト)によるCPOサーベイは、調達領域への所感に関するグローバルベンチマークとして、調達の未来を形作る重要な課題や機会に関する独自のインサイトを提供しています。これらのインサイトは、長年にわたり、経営幹部のメンバー、調達リーダー、ビジネスパートナー、サプライヤー、テクノロジープロバイダーが自身の展望、戦略、パフォーマンスを向上させる一助となってきました。
サプライマネジメント&デジタル調達チームについて
デロイト トーマツ コンサルティングのサプライマネジメント&デジタル調達チームは、最先端のデジタルソリューションと調達領域をリードするコンサルティングサービスを融合させ支出管理に関する示唆を提供し、より適切なペースでコスト削減を実現します。クラウドベースソリューションおよびサービスを通じたサードパーティ調達への投資効果の最大化、カテゴリマネジメント、サプライヤーマネジメント、直接/間接材ソーシング活動の推進を目指します。
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