ＡＧＣ新研究開発棟内オープンイノベーション空間「AO」にガラスから音を出す加振器「Vibtone」採用のお知らせ

​オンキヨーホームエンターテイメント株式会社の子会社である オンキヨーサウンド株式会社は、AGC横浜テクニカルセンター新研究開発棟（2020年11月19日オープン）内に設置された「AO(アオ/AGC OPEN SQUARE)」に当社の加振器（Vibtone）が採用されたことをお知らせ致します。

新研究棟内には、社内専用エリア（SECURITY ZONE）に加え、お客様やアカデミア、ベンチャー企業などの社外パートナーとの協創を加速する場として、協創空間「AO(アオ/AGC OPEN　SQUARE）」を設けています。訪れる方々のビジネス拡大や価値最大化を目指し、「つなぐ」「発想する」「ためす」をコンセプトにした施設が設置されています。当社Vibtoneはその中で、「つなぐ場」としてエントランスに設けられたAO Galleryのインスタレーションに搭載されました。

■　開発した商品の概要

当社は、長年培ってきたオーディオ技術を軸に、組込用スピーカーコンポーネント事業を展開しており、通常のスピーカーコンポーネントに加え、振動を利用して音を出す音楽再生用の加振器「Vibtone」を取り扱っております。
以前にＡＧＣ株式会社と株式会社乃村工藝社の協業企画展「GLASSMART展」（2019年9月17日～12月25日　東京・京橋　AGC Studio）にて、当社Vibtoneが採用されましたが、今回のインスタレーションでは更に重く、厚みのあるガラスを鳴らす必要があったため、広帯域の再生能力を有しつつ、駆動力を更に向上させる必要がありました。

開発に際しては、上記課題を解決するべく設計を一から見直すことで、その性能を大幅に向上させ、薄型にも関わらず、高音質・高駆動力のVibtoneの開発に成功し、ガラスにフィットする外観に仕上げました。また、「ガラスらしさのある音を出したい」というご要望をいただき、当社のオーディオ技術を活かし、“ガラスの硬質感を残しつつも耳につかない音“を目指して音質チューニングを施しました。

 

 

 

このように、オンキヨーグループでは、今後も「あらゆる生活シーンにオンキヨーを」を目指し、「音」による付加価値をご提案してまいります。

【関連リンク】

◆    新研究開発棟を開設　- オープンイノベーション空間「AO」をオープン -https://www.agc.com/news/detail/1201713_2148.html
◆    ＡＧＣ と乃村工藝社の協業企画展「GLASSMART 展」にて、ガラスから音を出す加振器「Vibtone」採用のお知らせ（2019年９月13日付）
https://onkyo.com/news/information/topics/20190913_PR_Glassmart.pdf
◆    加振器について
紹介ページ　：https://biz.onkyo.com/vibtone/technology/