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公益財団法人日本ユニセフ協会
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【報道参考資料】パレスチナ・ガザ地区情勢 子どもたちが語る激しい攻撃と恐怖

戦闘開始後、殺害された子どもは少なくとも181名 /ユニセフ現地事務所 功刀(くぬぎ)代表インタビュー受付中

公益財団法人日本ユニセフ協会

ガザ南部のラファでの激しい戦闘から逃れ国連運営の学校に逃れてきた子どもたち。©UNICEF/Eyad El Baba/2014ガザ南部のラファでの激しい戦闘から逃れ国連運営の学校に逃れてきた子どもたち。©UNICEF/Eyad El Baba/2014



※本信は ユニセフ・パレスチナ事務所発信情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、
独自に編集したものです
※原文は 同事務所Facebookページ https://www.facebook.com/unicefstateofpalestine
でご覧いただけます


■現地最新情報:
【2014年7月24日 エルサレム発 (ユニセフ・パレスチナ事務所のFacebookページより)】

・エルサレム7月24日(木)18時時点で、過去24時間内にガザで殺害されたパレスチナの
子どもは15名との報道

・ガザ市東部近郊では、戦闘中に少なくともパレスチナの子ども20名が殺害

・戦闘開始後、イスラエル軍の空爆と攻撃で少なくともパレスチナの子ども181名が殺害
との報道、1日平均10名が殺害、最も幼かった子どもは生後3カ月、殺害された子どもの
3分の2は13歳以下
※殺害されたパレスチナの子どもは、22日の146名から35名増加

・人口の9%にあたる14万人以上の人が、ガザ中の学校に避難、避難する人は増加の一途

・24日午後、何百人もが避難していたガザ北部・ベイトハヌーン(Beit Hanoun)のUNRWA
(国連パレスチナ難民救済事業機関)運営の学校が攻撃されたとの報道

・潘基文国連事務総長は、本攻撃のニュースに際し遺憾の意を表明、報道によると、
女性と子ども、国連職員が殺害されたとのこと


・ユニセフ・ガザ現地事務所のペルミル・イロンシド所長のコメントは以下の通り
「今のガザに子どもやその家族が安全な場所など、どこにもありません」

「一般市民を保護すること、支援を必要としている人たちへ支援を行うために、安全な
人道アクセスが必要です。ガザには持続的な解決法が必要であり、こういった事態が1年
おきに起きてはならないのです(補足:2012年のガザ空爆を踏まえ)」

「ガザ地区の子どもたちは、心にも体にも傷を受け続けています。先日、病院で4歳の
シャイマという女の子に会いました。母親と兄弟たちを恋しがっていました。しかし、
全員シェルターを探しに行ったときに殺害されてしまったのです。そして、父親と
シャイマちゃんだけが生き残りました」


* * *

家族全員で学校へと避難してきた12歳のバデルくん(写真左:7月23日撮影)©UNICEF_Sajy Elmughanni/2014家族全員で学校へと避難してきた12歳のバデルくん(写真左:7月23日撮影)©UNICEF_Sajy Elmughanni/2014



7月23日、ユニセフ職員は、シェジャヤ(Shejaya)での激しい戦闘から逃れ、ガザ市に
ある公立のハママ(Hamama)基礎学校に避難している子どもたちと会い、話を聞きました。


バデル(12歳・写真2_左の男の子)
「家族と一緒に家にいて、部屋に隠れていました。近くで爆音が聞こえると、家全体が
揺れました。外は暗く、電気も使えせんでした。爆発するたびに、その炎で部屋が
明るくなるのです。ぼくもお母さんもみんな泣きました。夜が明けるまで待ってから、
逃げました。この学校は安全だと思って来たのです」

サルサビール(10歳)
「怖いから家には戻りたくありません。家族全員で、走って逃げてきました」

カマール(10歳)
「避難している学校は安心です。家のすぐそばや遠くでの攻撃音をたくさん聞きました。
学校にいるほうが、家よりもいいです。もし家に戻ったら、死んでしまうと思います」

マラク(9歳)
「家にいたときに、攻撃されました。家族全員でおじさんの家に逃げましたが、おじさん
の家も攻撃されました。すべてをおいて、学校まで逃げてきました」

アナス(11歳)
「近所にいた友達に会いたいです。みんなが逃げられたのかも、生きているかどうかも
わかりません。お父さんに聞いたけど、教えてくれませんでした。お父さんはニュース
を聞いて、今の状況をとても心配しています」



* * *

ユニセフ・パレスチナ事務所の功刀 純 子(くぬぎ じゅんこ)特別代表(在エルサレム)
へのインタビュー(使用言語:英語)を受け付けております。ご希望の場合は、同事務所
広報官のCatherine Weibel (後述)までお問い合わせください。

* * *


報道関係の皆様におかれましては、ユニセフ『人道危機緊急募金』の告知にご協力
いただけますよう、お願いいたします。


■□ 人道危機緊急募金 □■

郵便局(ゆうちょ銀行) 振替口座:00190-5-31000
口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会

*通信欄に「人道危機緊急募金」と明記願います。
*窓口での振り込みの場合は、送金手数料が免除されます。
*公益財団法人 日本ユニセフ協会への寄付金には、特定公益増進法人への寄付として、
所得税、相続税、法人税の税制上の優遇措置があります。また一部の自治体では、
個人住民税の寄付金控除の対象となります。


* * *


■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016  FAX : 03-5789-2036  Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Catherine Weibel, ユニセフ・パレスチナ事務所, cweibel@unicef.org,
+972 54 778 7604

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)

※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会
のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ
活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)

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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区高輪4-6-12 ユニセフハウス
電話番号
03-5789-2016
代表者名
赤松良子
上場
未上場
資本金
-
設立
-
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