「環境作文コンクール」入賞者を招待し、「生物多様性研修in屋久島」を実施

公益財団法人イオンワンパーセントクラブ（以下、当財団）は、４月１日（水）〜５日（日）に鹿児島県屋久島で「生物多様性研修in屋久島」を実施します。

 

本研修は、当財団が２００３年より実施している「環境作文コンクール」の入選者を招待するもので、次代を担う子どもたちが環境問題をどのように解決していくべきか考える機会として、これまでにドイツやタスマニアで実施してきました。

２０１４年度の研修プログラムは、４月１日（水）〜５日（日）に世界自然遺産としても名高い鹿児島県屋久島で実施し、環境作文コンクールに入選した３５人の中学生が参加します。また、今回はマレーシアでイオン チアーズクラブの活動を行っている子どもたちの中から選抜された４人の中学生も参加します。

屋久島は、温帯、亜熱帯、亜寒帯など多様な気侯が特徴で、樹齢１０００年を超える屋久杉をはじめ原生の天然林が多数現存し、豊かな生態系が存在する生物多様性の宝庫　です。このたびの研修プログラムでは、白谷雲水峡トレッキング、大川の滝見学、西部林道の自然観察など、屋久島の豊かな自然を体感しながら生物多様性について理解を深めるとともに、屋久杉工芸品見学や箸作り体験など、屋久島の伝統文化を知るさまざまなプログラムを予定しています。

このたびの研修を通じて、子どもたちが現地で学んだことを持ち帰り、日常生活にいかすとともにご家族の方々や知人の方々へ伝えることにより、自然環境を大切にする想いの環が広がっていくことを願っています。当財団はこれからも、次代を担う子どもたちの健全な育成を支援していくために、環境教育などさまざまな活動を実施してまいります。

【生物多様性研修in屋久島について】
・日程：４月１日（水）～５日（日）
・場所：鹿児島県屋久島
・参加者：中学生環境作文コンクール入選者３５人　マレーシアからの参加者４人
・プログラム（予定）：
　４月１日（水）　ウェルカムセッション、屋久島の概要と生物多様性についての講義
　４月２日（木）　白谷雲水峡トレッキング、「研修センター７０００年の森」をナイトハイク
　４月３日（金）  水力発電所見学、タイドプール観察、大川の滝見学、 西部林道観察、うみがめ館見学
　４月４日（土）  里のエコツアー、さば節工場見学、 屋久杉工芸品見学＆屋久杉箸作り体験、 皆既月食・星空観察
４月５日（日）  研修全体の振り返り、まとめ、 終了

以上