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公益財団法人日本ユニセフ協会
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【プレスリリース】エボラ出血熱・シエラレオネ 医療関連物資48トンが空路到着 3カ国での死者は2,000人以上

公益財団法人日本ユニセフ協会

2014年9月5日、エボラ出血熱対応用の防護備品や医薬品などを含む医療物資が到着。© UNICEF/NYHQ2014-1476/Stephens2014年9月5日、エボラ出血熱対応用の防護備品や医薬品などを含む医療物資が到着。© UNICEF/NYHQ2014-1476/Stephens



※本信は ユニセフ・シエラレオネ事務所の情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、
独自に編集したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_75564.html でご覧いただけます


【2014年9月5日 ジュネーブ/ダカール/フリータウン/ニューヨーク発】

9月5日、デンマーク・コペンハーゲンにあるユニセフの物資供給センターから、
シエラレオネの首都フリータウンにエボラ出血熱対応用の防護備品や医薬品などを
含む医療物資を積んだ貨物便が到着しました。

今回到着した物資48トンには、防護用のゴム手袋、遺体を納める袋、点滴用チューブ、
抗生物質やそのほかの医薬品、医療従事者が着用する防護服などが含まれます。
これらの物資は、エボラ出血熱の対応にあたるシエラレオネ保健省やNGOのスタッフを
含めた医療従事者に提供されます。

ユニセフは8月初旬以降、エボラ出血熱の感染が続くギニア、リベリア、シエラレオネ
の3カ国に、今回到着した物資を含め、計32回計402トンの支援物資を供給しています。
これまでに、ギニアには70.6トン、リベリアには213.8トン、シエラレオネには117.7
トンの物資が空路で輸送されました。

現在、必要とされている物資の上位を占めるのは、医療従事者用の防護用ゴム手袋や
マスク、消毒用の濃縮塩素、抗生物質、鎮静剤、点滴溶液とその備品です。

オートバイでエボラの啓発活動を行うスタッフ。© UNICEF/NYHQ2014-1378/Douglasオートバイでエボラの啓発活動を行うスタッフ。© UNICEF/NYHQ2014-1378/Douglas


次週、ユニセフはリベリアに5万世帯用の防護キットの輸送を開始する予定です。
これらのキットは、自宅で感染した家族のケアを行う世帯向けのもので、消毒用
スプレーや塩素、手袋、ごみ袋などが入っています。

空路による緊急支援物資の輸送は、海路での安定した物資搬送ルートが確保される
まで続く見込みです。

シエラレオネ国内では、エボラ出血熱によって保健サービスや学校教育が大きな影響
を受け、感染症にかかる女性が急増しています。ユニセフは、エボラ感染地域の
子どもたち450万人が、感染するのみならず、これらの影響を受けるのではないかと
懸念しています。

ユニセフは地域や宗教指導者、若者団体、そのほかのパートナーとともに、エボラに
関する誤解の拡散を食い止め、衛生習慣の改善のための活動を行っています。また、
感染地域に、水と衛生備品・物資の調達を含めた水と衛生サービスを提供し、保健
医療パ―トナーに研修を実施しています。




■ 参考情報:エボラ出血熱感染者数ならびに死者数
WHO(世界保健機関)発表による情報です(2014年9月5日時点)。

ギニア 感染合計812名(確認604、推定152、疑い56)、死者517名
リベリア 感染合計1,871名(確認614、推定888、疑い369)、死者1,089名
シエラレオネ 感染合計1,261名(確認1,146、推定37、疑い78)、死者491名
合計 感染総計3,944名、死者総計2,097名、致死率53%


■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016  FAX : 03-5789-2036  Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Joan Howe, ユニセフ・物資供給センター(在コペンハーゲン)
+45 29 65 71 94 (mobile)jhowe@unicef.org
Issa A. Davies ユニセフ・シエラレオネ事務所 広報官 Tel:
+ 232 76 601 310; +232 78 368 975; idavies@unicef.org
Laurent Duvillier, ユニセフ・西部・中部アフリカ地域事務所,
+ 221 777 403 577, lduvillier@unicef.org
Najwa Mekki, ユニセフ・ニューヨーク本部, +1 917 209 1804, nmekki@unicef.org
Christophe Boulierac, ユニセフ・ジュネーブ + 41 799 639 244, cboulierac@unicef.org

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)

※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
ひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動
の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)

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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区高輪4-6-12 ユニセフハウス
電話番号
03-5789-2016
代表者名
赤松良子
上場
未上場
資本金
-
設立
-
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