【月刊光おにいさんと一緒♪・番組レポート】緑川光、加藤和樹との共通点は『テニスの王子様』緑川の明かした跡部にまつわる意外な過去話に視聴者も驚き

～加藤が手作り料理で緑川をおもてなし＆ダミーヘッドマイクの生ボイス収録に悶絶～

株式会社ドワンゴ　広報部

2023年12月26日 14時00分

2023年12月20日（水）20時から、ニコニコ生放送で配信された『月刊光おにいさんと一緒♪ supported by animelo #14』の模様をお届けします。
本番組は、『あんさんぶるスターズ!! 』天祥院英智役や『名探偵コナン』諸伏景光役などを務める声優・緑川光のトーク番組で、第14回目の放送は、声優としてはもちろん舞台俳優やアーティストとしても活躍する加藤和樹がゲスト出演しました。加藤が得意料理で緑川をおもてなしするほか、ミュージカル『テニスの王子様』を通じた二人の意外な共通点やアフレコの裏話など、貴重なトークが飛び交う回となりました。

＜番組レポート＞

　今回のスタジオはツリーやサンタ帽で彩られたクリスマス仕様。賑やかな雰囲気のなか、さっそく今回のゲスト・加藤和樹が登場します。

　現在、舞台の期間中である加藤。「めっちゃ忙しそうだけど、（出演）ありがとうね」と感激する緑川に、「飛んでいきますよ！」と即答。以前、加藤の番組に出演した際に「こちらの番組にも出演を！」とオファーしたところ、加藤が緑川の大ファンなこともあって、すぐに叶ったそう。前回ロケに行った“推し紅茶店・テシエ”特製のオリジナル紅茶を手に「メリークリスマス！」の合図で乾杯し、番組が幕を開けました。

　今回は「クリスマス」スペシャル。料理が得意な加藤が、緑川のためにクリスマスにピッタリな手料理を持参したそうです。実は料理が「全くできない」という緑川はワクワクが隠しきれません。「チャレンジしたけど、全部ものすごい失敗した。やる気がないわけじゃないけど、めちゃくちゃ下手なんですよ」。ラーメン二郎愛好家の加藤に、コメント欄は「もしかしてラーメンですか！？」と大盛りする中、加藤が料理の仕上げに向かいますが、そこで事件が。ギリギリまで緑川に料理名を秘密にするはずが、「今日のローストビーフもね……」とまさかのカミングアウト。「言っちゃった！こういうところなんだよな～」と後悔する加藤に、スタジオは爆笑に包まれました。

　そんな珍事件もありつつ、加藤が披露したのは見事な塊肉のローストビーフ。片岡愛之助から貰ったという自前の包丁で、見事な手さばきで切り分けていきます。「この包丁は切れ味がすごいんですよ。他の包丁だと肉がなかなか薄くきれいに切れないんですが、これはススッと切れる」。付け合わせのマリネやソースまで自家製で、クリスマスをイメージして可愛らしく盛り付けられたプレートも加藤が手掛けたもの。「すごい！！オシャレでキュンときちゃう」と緑川もメロメロ。「誰かが作ってくれたものを食べるの、久しぶり！下野（紘）君の唐揚げ以来だな〜」となかなかレアな体験なようです。

　また、箸は加藤のグッズの「おみくじ付き割り箸」というこだわりよう。緑川は「俺おみくじ運悪いんだよね！小さい時『大凶』引いて泣いちゃったんだから」と戦々恐々ですが、結果は「大吉。新しい恋の予感」。すぐさま「大丈夫です～！奥さん一筋なので！」と言う緑川にコメント欄はホッコリ。

　そして気になるローストビーフの味は「柔らかい！想像していたよりも、すんごい美味しい」。甘めのソースはさっぱりしていて、特に緑川の好みだったようで「おいしい！市販とは違うわ」と大絶賛。実は肉の脂が苦手だという緑川の情報をリサーチして、出来るだけ脂の少ない赤身を使った、考え抜かれた逸品です。

高い料理の腕前を持つ加藤。料理好きになったきっかけは、「母親の手伝い」。共働きだった母親を助けるため、台所で一緒に料理をした日々も。上京するときに手書きのレシピノートを貰い受け、今でも活用しているそうです。「いいお母さんだね」と緑川も思わず感動します。

　そして話題は加藤の多彩な経歴へ。加藤は2005年にミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、翌年歌手としてCDデビュー。毎年単独ライブや全国ライブツアーを開催するなど、音楽活動を精力的に展開。俳優としてはドラマ・映画・舞台をはじめ、ミュージカルや声優としても活動の幅を広げています。

　加藤が「不器用なんで、こんなに色々やれない人なんですけどね、本当は」と謙遜すると、「でもやりたいと思ってもお声がけいただけないとやれないからね。それでいて、ちゃんとした実力を出せるから続けられているわけで、素敵なことだよね」と緑川。

　活動の幅が広いことについて最初は苦労した加藤。「他ジャンルの現場にいくと、自分が見たことのない世界に飛び込むことになる。でもやっていくうちに、どんどん楽しくなって、のめりこんでいくんですよね」と語ると、緑川も「学んだことって他のジャンルでも活かせるからね。いろいろ経験したほうがいいよね」と共感を寄せます。

　加藤の多彩なキャリアの中でも、ミュージカル『テニスの王子様』の跡部景吾役の存在は大きい。「跡部と出会ってないと、今の自分になっていない」と話します。緑川もアニメ『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP』シリーズにL・カミュ・ド・シャルパンティエ役で出演中ですが、「実はオーディションで最初に受けた役は“跡部”」だったと告白。加藤も思わず「えー！そうだったんですか！」とびっくり。だからこそ緑川にとって跡部役には思い入れがあったそうで、「ミュージカルは加藤君がやっているんだ、と意識していた」と語られると、加藤は「嬉しい。幸せです」と感激しました。

　ファンからのお便りで「お互いの印象」について話が移ると、緑川は「きりっとした加藤和樹像みたいなものがあった」と回想。しかしイベントなどで共演した際に、いい意味での違和感を持っていたそう。「なんかイメージと違って可愛いな、みたいな」。そして先日加藤がパーソナリティを担当するラジオに出演した際に「かわいい人だ！」と確信。加藤も「さっきも先にローストビーフって言っちゃいましたね。そういうところですね」と頭を掻きます。

　加藤からの緑川の印象は、「神」。「僕は本当に、今も神との対話だと思っている。緑川さんは僕の中でずっと『レジェンド』。画面では伝わらないかもだけど、今でも汗をかいてるんですよ。この瞬間も幸福」と緑川愛が爆発。緑川も「ほんとね、好き。かわいいね」と嬉しそうです。

　そのほか2人が共演するアプリゲーム『ディズニーツイステッドワンダーランド』のアフレコの裏話をはじめ、animelo+会員限定パートではクリスマスの被り物ではしゃぐ2人や、加藤の私物当てゲームなど尊い場面が盛りだくさん。先日販売がスタートした「緑川光のくじメイトVol.7～光おにいさんと1日24時間一緒編～」のサンプルボイスをダミーヘッドマイクを使って収録する場面では、加藤がヘッドホンをつけ、緑川のボイスをじっくり聞き入っていました。そんな加藤の姿をみて緑川は「一生懸命聞いてくれる加藤くんにサプライズ」とダミーヘッドマイク越しに耳元でささやくとっておきの演出も披露し、優しい笑いに包まれ番組は終了しました。