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アドビ株式会社
会社概要

アドビ、「Sneaks」でオブジェクト認識編集エンジンをはじめ、写真、ビデオ、オーディオ、3Dなど開発中の生成AI機能を先行公開

アドビ株式会社

• オブジェクトをクリックするだけで魔法のように移動や削除ができる革新的な生成AIを搭載したオブジェクト認識画像編集エンジン「Project Stardust」を先行公開
• Adobe MAX 2023の「Sneaks」セッションでは、写真、ビデオ、オーディオのユースケースに対応した開発中の生成AI機能、ならびにエキサイティングな3D、デザイン、ファッションアプリを含む、合計11の開発中プロジェクトを披露
• ビデオ対応の生成塗りつぶし、最先端の3D画像生成モデル、テキスタイル状の動的なディスプレイ、写真から反射やテカリを取り除くAIツールなどを先行公開

アドビ(Nasdaq: ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は、クリエイターの祭典であるAdobe MAX 2023の「Sneaks」セッションにおいて、生成AIを使用して画像編集に革命をもたらす強力な新しいオブジェクト認識編集エンジンである「Project Stardust」と、写真やビデオ、オーディオ、3D、デザイン、ファッションなど複数のクリエイティブ領域をまたぎ、生成AIと3Dテクノロジーを駆使して開発中の新技術の数々を発表します。これは、世界中の数百万ものユーザーが信頼を寄せるアドビ製品にとって重要なポテンシャルを持つプロトタイプやテクノロジーなど未来のイノベーションをエンジニアや研究者が直接デモンストレーションするセッションで、今年は11のプロジェクトが集まりました。


「Project Stardust ( https://www.youtube.com/shorts/DtKeu9tSZYA ) 」は、複雑な形状の対象物の選択、編集、削除を簡素化し、あらゆるユーザーが直感的かつ手軽そしてスピーディーに画像編集を行えるようにします。例えば、写真の中の人物を選択し、構図内の別の場所に移動させ、その人物がいた位置の背景を塗りつぶすといったことができます。また、人物の服の色や立っている位置などの要素を変更することもでき、レイヤーを持つファイルのように、あらゆる画像編集が可能です。


アドビの研究開発部門Adobe Research バイスプレジデント兼フェロー ギャビン ミラー(Gavin Miller)は、次のように述べています。

「Adobe Sneaksは、毎年MAXで見逃すことのできない人気セッションですが、これには理由があります。将来のアドビ製品を支えるかもしれない最先端技術を、優秀な従業員が実演してくれることほど刺激的なことはないからです。一つひとつのプレゼンテーションに私たちのクリエイターへの情熱が込められ、今年のショーケース全体としては、生成AIと3Dテクノロジーを駆使してクリエイティブな表現をさらに加速させ、アドビのツールの可能性を再解釈するエキサイティングな新しいアプローチが示されるでしょう。」


アドビのクリエイティブな生成AIモデル群であるAdobe Fireflyが9月に一般提供 ( https://www.adobe.com/jp/news-room/news/202309/20230913_commercial-release-of-gen-ai.html ) され、この新しいアプリケーションがカバーする領域は画像生成のその先へと今後さらに拡大します。今年のSneaksでご紹介するイノベーションには、ビデオ&オーディオ、アニメーション、モーショングラフィックスのワークフローを再構築してくれる生成AIや、インスピレーションの探索やアイデア出しのプロセスを加速したり、映像制作などのポストプロダクションにかかる時間を数日から数分に短縮したりできるような強力なプロジェクトが含まれています。


写真

  • Project Stardust:画像編集に革命をもたらす強力なオブジェクト認識型画像編集エンジンで、オブジェクトのクリックだけで移動、削除を実現します。ユーザーは、任意の画像内の複雑な要素を簡単に選択、編集、削除できます。これにより、写真の中の人物を選択し、構図内の別の場所に移動させ、その人物が居た位置の背景を塗りつぶすといったことができます。また、人物の服の色や立っている位置などの要素を変更することもでき、レイヤーを持つファイルのように、あらゆる画像編集が可能です。

  • Project See Through:写真から反射の映り込みを簡単に除去するAI搭載ツールです。ガラスの映り込みは、それがかぶると被写体が見えづらくなり、写真を台無しにしてしまうという問題があります。既存のソフトウェアでこれを除去するのは不可能に近い難しさですが、このツールはそのプロセスを劇的にシンプルなものにします。


ビデオ&オーディオ

  • Project Fast Fill:Adobe Fireflyの生成AIのパワーが初めてビデオにもたらされます。シンプルなテキストプロンプト入力だけで画像コンテンツの追加、削除、拡張を行う生成AI機能「生成塗りつぶし」はAdobe Photoshopにすでに搭載済みですが、このプロジェクトはAdobe Premiere ProやAdobe After Effectsなどのビデオ編集ツールにプロンプト入力に対応した生成AIが搭載されたらどうなるかを示すプロトタイプです。

  • Project Dub Dub Dub:動画の多言語吹き替えプロセスを自動化するプロジェクトで、これまで労力とコストがかかっていたプロセスをワンクリックで終わらせることができます。AIを活用して、動画のオーディオトラックを自動的にすべての対応言語に翻訳し、セリフのタイミングもオリジナルトラックと同期するように調整するため、追加の編集を加えずにそのまま配信することを可能にします。

  • Project Scene Change:動画エディターのためのプロジェクトで、異なるカメラ軌道で別々に撮影された被写体と背景シーンの2つの動画素材からオブジェクトとシーンを抽出し、カメラモーションが同期した1つのシーンとして合成します。    

  • Project Res Up:革新的な拡散ベースのアップサンプリング技術を使って、ビデオを低解像度から高解像度に簡単に変換します。


3D&デザイン

  • Project Poseable:AIベースの画像生成モデルにおけるブレークスルーで、人物写真から抽出したポーズなどの大きな3Dオブジェクトをシームレスかつ容易に編集できるようにします。今回のプロトタイプは、テキスト入力から3Dレンダリングを作成し、奥行きと遠近法の整合性がとれた状態でオブジェクトをシーンに配置できるPoseableテクノロジーと統合されています。従来のポーズ制御システムによる3Dシーンの作成は技術的に複雑で時間がかかるものでしたが、このプロジェクトは、創造的なビジョンを広げてくれる使いやすい代替手段を提供します。

  • Project Neo:3D作成ツールの知識がなくても2Dデザインに3Dシェイプを組み込めるようにします。インフォグラフィックスやポスター、ロゴなどの2Dデザインを手がけるクリエイターにとって、3D要素を取り入れるには複雑なワークフローと長年の経験が必要とされますが、このプロジェクトは使い慣れた2Dツールと手法を用いて簡素化された3Dをデザインに取り入れることを可能にします。

  • Project Primrose:衣服をクリエイティブなキャンバスに変身させ、技術とファッションの境界を融合する可能性を秘めた柔軟なテキスタイルディスプレイです。このインタラクティブなドレスは、Adobe Firefly、After Effects、Adobe Stock、Adobe Illustratorで作成されたコンテンツを表示することで、無限のスタイルの可能性を提供できます。

  • Project Glyph Ease:グリフ(各文字の具体的なデザインや形状)のデザインに伴う面倒なプロセスを合理化し、カスタマイズされたレタリングをより手軽に作成できるようにします。紙面上のタイポグラフィの文字のサンプルや手描きイメージのスキャンを出発点に、AIを使って入力されたレタリングスタイルに一致するグリフ一式を自動的に生成します。生成されたグリフは、Adobe Illustratorで簡単に編集することができます。

  • Project Draw & Delight:生成AIツール一式を提供し、最初のアイデア(多くの場合、ラフな落書きや走り書きとして表現される)を洗練されたスケッチに変換し、カラーパレット、スタイルバリエーション、さまざまな背景を試すことから、誰もが創作を進められるよう支援します。


※当資料は、2023年10月11日に米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳です。


■「アドビ」について 
アドビは、「世界を動かすデジタル体験を」をミッションとして、 3つのクラウドソリューションで、優れた顧客体験を提供できるよう企業・個人のお客様を支援しています。 Creative Cloud(https://www.adobe.com/jp/creativecloud.html)は、写真、デザイン、ビデオ、 web、 UXなどのための20以上の デスクトップアプリやモバイルアプリ、サービスを提供しています。 Document Cloud(https://www.adobe.com/jp/documentcloud.html)では、デジタル文書の作成、編集、共有、スキャン、署名が簡単にでき、デバイスに関わらず文書のやり取りと共同作業が安全に行えます。 Experience Cloud(https://business.adobe.com/jp/products/adobe-experience-cloud-products.html)は、コンテンツ管理、パーソナライゼーション、データ分析、コマースに対し、顧客ロイヤルティおよび企業の長期的な成功を推進する優れた顧客体験の提供を支援しています。これら製品、サービスの多くで、アドビの人工知能(AI)と機械学習のプラットフォームであるAdobe Sensei(https://www.adobe.com/jp/sensei.html)を活用しています。  

アドビ株式会社は米Adobe Inc.の日本法人です。日本市場においては、人々の創造性を解放するデジタルトランスフォーメーションを推進するため、「心、おどる、デジタル」というビジョンのもと、心にひびく、社会がつながる、幸せなデジタル社会の実現を目指します。 
アドビに関する詳細な情報は、webサイト(https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html)をご覧ください。

© 2023 Adobe Inc. All rights reserved. Adobe and the Adobe logo are either registered trademarks or trademarks of Adobe in the United States and/or other countries. All other trademarks are the property of their respective owners.

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URL
https://www.adobe.com/jp/
業種
情報通信
本社所在地
大崎1-11-2 ゲートシティ大崎 イーストタワー19F
電話番号
03-5740-2622
代表者名
クレア ダーレイ
上場
海外市場
資本金
1億8000万円
設立
1992年03月
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