【報道参考資料】イラク ユニセフ、子ども20万人に冬服を支援

避難民210万人の半数以上が子どもたち

公益財団法人日本ユニセフ協会

ユニセフが支援したブランケットと冬物衣類セットを受け取った女の子。© UNICEF/NYHQ2014-3161/Anmarユニセフが支援したブランケットと冬物衣類セットを受け取った女の子。© UNICEF/NYHQ2014-3161/Anmar



※本信は 中東・北アフリカ地域事務所の発信情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、
独自に編集したものです
※原文は http://j.mp/14OxCIn でご覧いただけます

【2015年1月11日 アルビル(イラク)発】

国内の広域で暴力が蔓延るイラクでは現在、身を切るような寒さが、避難生活下で悲惨
な状況に置かれている100万人以上の子どもたちを襲っています。

2014年1月時点、イラク全土で避難生活をおくる推定210万人以上のうち半数以上が子ども
たちであることが、公式発表により明らかになりました。避難民の大多数はイラク北部に
避難しており、冬には気温が零下になることも稀ではない地域での厳しい生活を余儀なく
されています。避難先でテントや仮住居で暮らしている家族には、保健ケアサービスへの
アクセスが限られており、寒さや風雨に身をさらされ、病気や死のリスクが高まって
います。

しかしながら、2014年10月以降、ユニセフはパートナー団体や現地のNGO、国連、人道
支援機関などとの協力の下、支援を届けるのが困難な地域で暮らす20万人の子どもたちに、
冬用衣類セットを届けました。このセットには、コート、帽子、ブーツ、その他の冬物
衣料が含まれています。この衣類セットに加え、7,000枚の保温性が高いブランケットも
配布しています。最も苦しい立場に置かれているコミュニティに支援を届けることを目的
としており、特に、気温が低く降雪が早い高地で暮らす家族や、断熱が不十分な建物に
住む家族、未だ支援を受け取れていない避難民が多く住む地域などに、支援を届けて
います。

「暴力の恐怖に怯え、教育などの基本的なサービスを受けられない生活を、場合によっては
数年にわたって強いられている子どもたちが、さらに冬の季節に靴もコートも帽子もない
という状況は、とても受け入れられるものではありません。ユニセフは、支援物資の配布
と、最も弱い立場に置かれた人たちの保護という目標を正確にとらえるため、限られた
資源と現場の情報を集中させてきました」と、ユニセフ・イラク事務所のマルツィオ・
バビル代表は述べています。

衣服とブランケットに加え、ユニセフはオイルヒーター1,200台、消火器460台、そして
約1万1,000着のレインコートを学校に届けました。また、雨による被害や洪水を防ぐため、
断熱材や防水シートを用いた学校の冬支度を支援しています。排水施設の整備など、洪水
を防ぐためのインフラ工事や、子どもたちが温かいお湯で入浴できるよう、太陽光
ヒーターも提供しています。しかしながら、未だ支援を必要としている20万人以上の
子どもたちに支援が行き届くためには、ブランケット20万枚や、ヒーター2万5,000台、
保温キット1万セットなどが必要です。




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または
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Tel: +964 7801964524
Karim Elkorany ユニセフ・イラク事務所 広報官kelkorany@unicef.org,
+964 780 925 8542


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その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
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公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
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代表者名
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上場
未上場
資本金
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設立
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