資生堂、9月1日の防災の日に、初めて「帰宅困難者受入れ訓練」を実施 ~新橋駅周辺滞留者対策推進協議会と連携し、帰宅困難者役の協力者50名を集めて実施~
資生堂は、9月1日(火)の防災の日に、本社機能のある汐留オフィス(東京都港区東新橋1-6-2)にて、首都直下地震発生を想定した防災訓練である「帰宅困難者受入れ訓練」を初めて実施しました。
今回の訓練は、当社独自の「帰宅困難者受入れマニュアル」の実効性検証を目的に行いました。新橋駅周辺滞留者対策推進協議会※の協力を得て、実際に帰宅困難者役として50名の社外協力者に訓練に参加いただき、マニュアルに基づいた受入れ対応を緊張感を持って行うことにより、想定していた内容との差異を確認することができました。資生堂は、今回の訓練を一過性のものとせず、自社の防災対策はもちろんのこと、地域との連携を通して社会の一員としての役割を果たしていきます。
※新橋駅周辺の事業者を中心に、災害時の帰宅困難者対策を実施するための協議会。2012年度に設立され、行政機関も含めた24団体で構成。(2015年8月現在)
《「帰宅困難者受入れ訓練」の実施結果》
帰宅困難者受入れ訓練」では、首都直下地震によって公共交通機関が止まり、汐留オフィス周辺に帰宅困難者が多数発生したと想定し、帰宅困難者を社屋に受入れるための受付手続きを行うところから始めました。
受付終了した帰宅困難者を一時滞在スペースへと誘導し、施設の利用方法等を案内した後、災害用備蓄品を配布するまでの一連の流れをマニュアルに沿って当社社員が各々の担当に分かれて推進しました。
最後に、今回の訓練の責任者であるCSR部コンプライアンス室長より
訓練の総括を行いました。
《防災訓練責任者のコメント》
資生堂 CSR部 コンプライアンス室長 名和 現
今回の訓練は、「帰宅困難者受入れマニュアル」の実効性検証のために実施しました。新橋駅周辺滞留者対策推進協議会をはじめとする社外の方50名に協力いただき、マニュアルに沿って実際に受入れ対応を行うことで、マニュアル作成時の想定とは異なる点を把握できました。今後は当該マニュアルをより実効性の高いものにしていきたいと思います。
企業と地域が一体となって帰宅困難者を受入れるためには、一定水準の受入れ態勢やサービス提供レベルを地域で共有することが大切です。本日の訓練結果や当社のマニュアルを各企業でも参考にしていただき、新橋・汐留地区において帰宅困難者を受入れる企業がより多くなれば幸いです。
《「帰宅困難者受入れ訓練」の実施概要》
【場所】 資生堂汐留オフィス(東京都港区東新橋1-6-2) 1階エントランスホール
【スケジュール】
<時 間>
11:00~11:10
<訓練項目>
受付
<具体的な訓練内容>
・帰宅困難者に「一時滞在施設利用同意書」を配布
・必要事項を記入した「一時滞在施設利用同意書」を受取り、「ネームプレート」を配付して受付
・帰宅困難者に「アルミシート」と「くつ袋」を配布し、一時滞在スペースへ誘導
<時 間>
11:10~11:15
<訓練項目>
施設利用案内
<具体的な訓練内容>
・受入れた帰宅困難者への設備の説明、注意事項の案内
<時 間>
11:15~11:30
<訓練項目>
災害用備蓄品配布
<具体的な訓練内容>
・帰宅困難者を順番に物資配布台へ誘導
・帰宅困難者の「ネームプレート」に記載された「物資受取り確認シート」に担当者がチェックを記入
・帰宅困難者に災害用備蓄品(水2l×1、水500ml×2、ご飯×1、毛布×1、アルミシート×2)を配布
・帰宅困難者を一時滞在スペースへ誘導
<時 間>
11:30~11:35
<訓練項目>
訓練の総括
<具体的な訓練内容>
・訓練の所感
▼ ニュースリリース
http://www.shiseidogroup.jp/releimg/2484-j.pdf?rt_pr=tr396
▼ 資生堂グループ企業情報サイト
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