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公益財団法人日本ユニセフ協会
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【イベント案内】ユニセフ・中央アフリカ共和国 現地報告会 『世界から忘れ去られた人道危機-240万人の紛争下の子どもたち』

2月27日(金) 13時30分~15時00分 ユニセフハウス(東京港区高輪)

公益財団法人日本ユニセフ協会

首都バンギの避難所に身を寄せる男の子。© UNICEF_NYHQ2014-0319_Grarup首都バンギの避難所に身を寄せる男の子。© UNICEF_NYHQ2014-0319_Grarup

 


公益財団法人 日本ユニセフ協会は、2月27日(金)、ユニセフハウス(東京都港区)
で、ユニセフ・中央アフリカ共和国事務所に国連ボランティアとして赴任している
小川 亮子・子どもの保護専門官による現地報告会を開催いたします。

武装勢力間の衝突が2013年12月に激化して以降、人道状況の悪化と不安定な情勢が
続いている中央アフリカ共和国。約480万人が紛争の影響を受けており、うち約半数
にあたる240万人が18歳未満の子どもとみられています。家を追われ、国内避難民
として、もしくは近隣国のカメルーン、チャド、コンゴ、コンゴ民主共和国に難民
として逃れている人は86万人(うち、8割は女性と子ども)にものぼり、地域全体の
不安定化を招く要因になっています。

昨今「中央アフリカ共和国」という文字がニュースや記事に現れることは稀です。
こうした間にも危機の真只中にいるのが、子どもたちです。ユニセフは、
中央アフリカ共和国を「慢性的な情勢不安」から「複雑な構造の人道危機」に様相
を転じたとして、シリアと周辺国や南スーダン、エボラ出血熱流行国と並ぶ、
「最優先に人道支援活動を展開すべき国」のひとつとして位置付け、過酷な人道危機
に瀕している子どもたちの存在が世界に忘れられることのないよう、状況への関心と
支援活動への協力をよびかけています。

暴力から逃れるため、首都バンギの軍用空港に身を寄せる女性や子どもたち。© UNICEF_NYHQ2014-0330_Grarup暴力から逃れるため、首都バンギの軍用空港に身を寄せる女性や子どもたち。© UNICEF_NYHQ2014-0330_Grarup

 

暴力から逃れるために茂みに身をひそめたり、武装勢力に囲まれて身動きがとれ
なかったり、絶え間ない恐怖の連続の中で暮らしている子どもたち。ユニセフ現地
事務所は昨年12月、毎日少なくとも1人の子どもが殺傷されており、約1万人もの
子どもが武力勢力に徴用されていることを発表しました。一方で、100万人以上の
子どもを対象に、大規模なポリオの予防接種活動が行われたり、国全体の半分以上
の学校が閉鎖された中で仮設学校の設立や学校再開プログラムが成果をあげたり
しています。

当日は現地の最新情勢や子どもたちが置かれている状況と課題、特に武力勢力に徴用
されている子どもたちとその解放状況、家族を失ったり、離れ離れになったりして
いる子どもたちの保護について報告する予定です。つきましては、本報告会への
ご参加、ならびに開催のご案内にご協力をいただきたく、お願い申し上げます。

現地では危機的状況にある資金不足と、道路の封鎖や略奪、人道支援関係者への
攻撃などといった情勢不安により、本来実施できるはずである支援活動が困難を
極めています。支援を必要とする子どもたちに、基礎的な保健サービスや安全な水、
教育、保護の支援が届けられていません。小川・子どもの保護専門官もまた、
こういった厳しい状況の中で活動しているひとりです。「武装組織に対して、子ども
を徴用してはならないこと、すでに徴用している子どもを解放しなければならない
ことを理解・実行させるための話し合いを行っています。こういった話し合いは
一回で済むものではなく、繰り返し根強く理解を促していくほかありません」と
小川・子どもの保護専門官は述べます。当日は現地の状況に加え、解放されたものの
悲惨な経験を強いられた元子ども兵士が子どもに戻るまでの、心のケアや社会復帰を
目指して行われる「子どもにやさしい空間」など、子どもの保護分野の活動を中心に
報告する予定です。
 

栄養不良に陥った子どもにすぐ口にできる栄養治療食を与える母親。© UNICEF_NYHQ2014-0407_LeMoyne栄養不良に陥った子どもにすぐ口にできる栄養治療食を与える母親。© UNICEF_NYHQ2014-0407_LeMoyne

 

* * *

ご多忙と存じますが、本報告会にご参加・ご取材いただきたく、ご案内申し上げます。

 ●中央アフリカ共和国 現地報告会●
『世界から忘れられた緊急事態-240万人の紛争下の子どもたち』
日時:2015年2月27日(金)13時30分~15時00分(開場:13時00分)
場所:ユニセフハウス1階ホール
(〒108-8607 東京都港区高輪4-6-12 JR品川駅または都営浅草線高輪台駅より徒歩7分)
登壇者:ユニセフ・中央アフリカ共和国事務所
        子どもの保護専門官 小川亮子(おがわ りょうこ)

* * *

◆お問い合わせ先:日本ユニセフ協会 広報室行◆
TEL:03-5789-2016  FAX:03-5789-2036 jcuinfo@unicef.or.jp

■ご芳名:
■貴社名:            ■ご所属部署名等:
■貴媒体名    
■TEL:            ■FAX:
■携帯電話:                      ■E-mail:
■撮影  □ あり (スチール/ムービー)  □ なし

※ 準備の都合上、ご参加をご検討いただけるみなさまにおかれましては、
    2月27日(金)午後12時までにお申込をいただけますようお願い申し上げます。
    空席があれば、当日のご参加も可能です。

* * *

■参考情報
<数字で見る概況>…ユニセフ・中央アフリカ共和国事務所 1月8日付け情勢レポート、
 1/30発表「中央アフリカ 2015年子どもたちのための人道支援レポート」

武力衝突の影響を受けている人     480万人
武力衝突の影響を受けている18歳未満の子ども          240万人
何らかの人道支援を必要としている人    250万人
自宅を離れ国内で避難生活を送っている人(含・子ども)      43万7,000人
2015年に必要な人道支援対象人数/支援額
                                   200万人(130万人の子ども含む)/7,390万米ドル
                                  (約86億9,803万円、1米ドル=117.7円で換算)

■参考レポート
『暴力の中の一年 中央アフリカ共和国の子どもたち』(日本語版) (2014年12月)
http://www.unicef.or.jp/news/2014/0190.html

 

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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区高輪4-6-12 ユニセフハウス
電話番号
03-5789-2016
代表者名
赤松良子
上場
未上場
資本金
-
設立
-
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