STB市場での成功に基づき、STB用ICポートフォリオをさらに強化

TV Connect(ロンドン)およびCCBN(北京)において、デジタル・ホームでの主導的地位を強化する主な取り組みを発表

多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーの
STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、以下に挙げる主な取り組
みを通して、セット・トップ・ボックス(STB)市場におけるプレゼンスを強化します。

・中・下位機種のSTB向けに、ARM(R)の処理能力とHEVC(1)デコード機能を提供
する新しいLiege2ファミリの最初の製品であるSTiH301(Liege2)を導入
・下位機種のSTB向けに、より小型かつ電力効率の高い製品をLiegeファミリに追加
・MaxLinear社との協力により、ケーブル・衛星放送用フロントエンドを最適化

STiH301(Liege2)
Liegeファミリ(STiH207および派生製品)の成功を拡張するSTiH301(Liege2)
は、最高4000 DMIPSの性能を実現するパワフルなARM Cortex(R)-A9プロセッサ、
内蔵型フルHD HEVCデコーダ、STのFaroudja(R)画像処理およびクラス最高の
セキュリティを、STの低消費電力28nm CMOSプロセスで製造されるシステム・
オン・チップ(SoC)に統合しており、中・下位機種のSTBおよびインターネット・
プロトコル(IP)クライアントの性能を向上させます。

STB市場でARMコアの普及が進む一方、これまでの下位機種は、CAS(2)放送に
関するSTの専門性によるメリットを受けていませんでした。
放送用CASセキュリティに関するSTの専門性を活かしてCannesファミリから派生
したSTiH301(Liege2)により、中・下位機種のSTBを提供するメーカーは、
Cortex-A9プロセッサの持つさらに高い性能と、総合的で実績のあるARMデザイン
および開発エコシステムの利用が可能になります。

STのデジタル・コンバージェンス・グループ ビジネス・デベロップメント担当
ディレクタであるEric Benoitは、次の様にコメントしています。「パワフルな
ARM CPUとGPUを搭載したLiege2は、全てのSTBミドルウェアおよび様々なタイプ
のCAS・DRM(3)セキュリティに対応した幅広いソフトウェア・エコシステムの
持つ多くのメリットを提供します。これによりお客様は、競争力のあるコスト、
サイズ、セキュリティ、消費電力のターゲットを維持しながら、ユーザ体験を
強化する中位機種のブロードキャスト・IPボックスを開発できます。」

STiH301(Liege2)に搭載されているHEVCデコーダには、帯域幅効率の優れた
HD放送用の新しいエンコード技術が採用されています。これにより、放送・
通信事業者は、部品コストを抑制しながらより多くのチャネルを、同じまたは
より狭い帯域幅でエンド・ユーザに提供することができます。

BGAパッケージ(19 x 19mm)に封止されるSTiH301は、2014年第2四半期に
サンプル出荷される予定です。

下位機種のSTB向けのLiege / Cardiff / Palmaファミリ
STは、TV Connect(3月18日~20日)およびCCBN(3月20日~22日)の機会を
利用して、実績あるST40コアをベースとした好評のLiege / Cardiff / Palma
ファミリの一連の新モデルも発表しました。

Eric Benoit は、次の様にコメントしています。「STは、まずCannesファミリ
(STiH310および派生製品)を展開し、そして現在ではLiege2(STiH301)の発表
により、業界においてHEVCへの移行をリードしています。同時に、当社は、
Liegeファミリ(STiH207および派生製品)を継続的に最適化することで、今後も
従来の市場をサポートし続け、お客様のこれまでの開発投資を守ります。」

現在サンプル出荷中の新製品は、より小型のBGAパッケージ(23 x 23mm)に封止
されており、下位機種のSTBのさらなる小型化と機能強化を実現します。同製品
ファミリは、中国のSARFT DCAS(4)セキュリティ・システム・ミドルウェアを
含む、あらゆる一般的なCASおよびミドルウェアをサポートしています。

MaxLinear社との協力
STは、お客様の製品開発期間の短縮に貢献するため、ブロードバンド通信用の
高周波(RF)集積回路とミックスド・シグナル集積回路の主要サプライヤである
MaxLinear社との協力範囲を拡大します。

STとMaxLinear社は、MaxLinear社のFSC(TM)(5)マルチチャネル・フロントエンド
技術とSTのSoCファミリを活用することで、ケーブル・衛星放送市場向けの
完全なリファレンス設計を開発しています。このリファレンス設計には、
4~8ビデオ・チャネルを使用するアプリケーション向けに最適化された
ハードウェア実装が含まれる予定です。また、LTE/Wi-Fiイミュニティ特性に関する
MaxLinear社のRF専門性を取り入れ、同社のドライバをSTのソフトウェア開発キット
に移植しており、製品開発期間の短縮に貢献します。このリファレンス設計は、
2014年第2四半期に提供が開始される予定です。

MaxLinear社のバイスプレジデント 兼 ジェネラル・マネージャであるBrian
Sprague氏は、次の様にコメントしています。「STとMaxLinearの互いに補完し合う
技術を組み合わせることで、業界で最も強力なシステム・ソリューションを
STB市場に提供します。当社のマルチチャネルFSCチップセットの低消費電力性と
拡張性を、業界をリードするSTのHEVC SoCソリューションと組み合わせた完全な
STBソリューションを開発することに、期待を高めています。」

価格やサンプルについては、STのセールス・オフィスまでお問い合わせください。

(1)High-Efficiency Video Coding(高効率ビデオ・コーディング)
(2)Conditional Access Security(限定受信セキュリティ)
(3)Digital Rights Management(デジタル著作権管理)
(4)State Administration of Radio, Film, and Television (China)
Downloadable Conditional Access System
(中国のラジオ・映画・テレビ総局のダウンロード可能な限定受信システム)
(5)Full-Spectrum Capture(全帯域キャプチャ)

STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・
プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を
提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・
セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、
家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆる
シーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた
技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。
2013年の売上は80.8億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト
http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。

◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
デジタル製品グループ
TEL: 03-5783-8340 FAX: 03-5783-8216
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