次世代につなげる「椿」を軸にした復興支援活動について

 資生堂は、100年先も続く企業基盤の原型を築くため、中長期戦略「VISION 2020」を推進しています。
 「美しさを通じて人々が幸せになるサステナブルな社会の実現」をめざし、様々な社会課題の解決に取り組んでいます。東日本大震災復興支援活動においては、化粧品会社だからできる「化粧のちから」を生かした活動としてビューティー支援活動を継続するとともに、当社の資源を活用しながら行政や地域の方々とともに新しい街づくりをサポートする活動に取り組んでいます。今後も、本業を通じた社会への貢献とともに、復興支援活動を行っていきます。

 

 2012年に大船渡市立赤崎中学校(岩手県大船渡市)で行った椿の植樹活動がきっかけとなり、2013年度から、当社と関わりの深い「椿」を市の花としている岩手県大船渡市と陸前高田市(気仙地区)で新たな復興支援活動を始めました。行政やNPO等と連携し産業と観光の活性化を通じた街づくりの支援に取り組んでいます。
 現在、仮設住宅の環境整備や瓦礫処理などの「復旧・復興期」から、住居の自立再建やライフライン・インフラの再建、商店街や地元産業の復興など、「本格復興期」へとフェーズが変わっています。地域によって復興のスピードも異なり、被災された方々が望まれるものも変化・多様化している中で、地域の方と共に確実に復興を進めていくため、気仙地区において「椿」を増やす植樹活動を軸に、3つの活動を行っています。

(1)「椿」を共に育てる活動
 前述の赤崎中学校では、「椿」の植樹から、椿油を搾油し、椿油を使用した商品を体験するという一連の流れを通じ、「椿」が街の新たな産業になる資産であることを伝える活動を行っています。復興を担う次世代を育てるという長期的な活動を地元の学校の方々と一緒になって考えており、今後は大船渡市内の学校教育活動の一環に取り入れられる予定です。


(2)「椿」の産業化に向けた活動

 「椿」を植樹・栽培・収穫するという一連の流れの仕組み化を定着させ、「椿」を活用した製品の開発・製造・販売によって気仙地区の「椿」の価値向上を目指しています。
 当社は、2014年10月から復興支援活動を通じて生まれた商品「資生堂 リラクシングナイトミスト」【100ml 1,512円(税込)】を資生堂の総合美容サイト「ワタシプラス」にて限定発売しました。今回当商品を(株)三越伊勢丹の4店舗限定※1で3月9日(水)より限定発売します。大船渡市の方々の協力を得て開発した「リラクシングナイトミスト」は、大船渡市を代表する椿の古木、「三面椿」の香気成分※2を配合した商品です。同商品は、性別・年代問わず、リラックス感あふれるさわやかな香りが特長で、就寝前にボディーだけでなく、空間や寝具にも使用できます。
※1 取扱い店舗:伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、三越銀座店、仙台三越
※2 大船渡市の椿を代表する「三面椿」は、樹齢1400年の巨木で末崎町の熊野神社境内にあり、神社の創建時、境内の東・西・南の三方に椿を植えたことから「三面椿」と呼ばれています。この三面椿の香りを分析し、その結果を参考に調香したものです。

 

(3)「椿の里」の街づくり活動
 「椿が見える街づくり」をテーマに、街にシンボリックツリーとしての「椿」の植樹や観光客向けのお土産・特産品づくりのサポート等、大船渡市と協議をしながら引き続き活動を行う予定です。


■東日本大震災における資生堂の取り組み: http://www.shiseidogroup.jp/csr/shien_support/?rt_pr=tr501



▼ ニュースリリース
http://www.shiseidogroup.jp/releimg/2563-j.pdf?rt_pr=tr501

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