ARM(R)コア搭載のSTB用SoC向けにFrog by Wyplayのミドルウェア・リファレンス設計を提供

・ARMベースのCannes(STiH310/312)・Monaco(STiH410/412)ファミリでターンキー・ソリューションを実現
・HD HEVC向けのSTiH301(Liege2)およびUHD p60向けのSTiH314/318/414/418をロードマップに追加
・STによるFrogコラボレーティブ・エコシステムへのコード提供で、事業者の新しい統合サービス立ち上げ期間が短縮
・IBC 2014において10社以上のライセンシーによるジョイント・ソリューションのデモを実施
ペイTV事業者向けソフトウェア・ソリューションの開発企業であるWyplayおよび多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE: STM、以下ST)は、セット・トップ・ボックス(STB)用ミドルウェアFrog by Wyplay version 2.0(Bull Frog)が、STのARMコア搭載システム・オン・チップ(SoC)ファミリであるCannesおよびMonacoで利用可能になったことを発表しました。また、両社は、Liege2(STiH301)から最新のUHDp60製品(STiH314/318/414/418)を含む全てのARM/HEVC製品へ対応を広げる計画を発表しました。

今回の発表は両社のこれまでのコラボレーションの成功を表すものであり、一つには、STのソフトウェア研究開発チームによるコード提供が重要な役割を果たしました。STがFrogコードベースに提供したコードは、デバイス・メーカー、独立ソフトウェア・ベンダ、ソフトウェア・サービス・プロバイダ、および放送事業者を含む60社以上のライセンシー企業で構成される成長中のコミュニティで活用されます。STから提供されたコードは、FrogミドルウェアのST SDK2 Linux(TM)ソフトウェア環境と各種ハードウェア機能への対応、API拡張、ならびにHTML5レンダリングの最適化をカバーしています。

STの貢献には、UI、ミドルウェア、ドライバ、OS、およびハードウェアを含むFrogの共有ソース・エコシステムや実装・検証済みのリファレンス・モデルの協調的性質を示す好例です。この機能統合レベルが、ペイTV放送事業者によるOver-The-Topサービスなどの統合サービスの迅速な導入を実現します。

STのユニファイド・プラットフォーム事業部 ボックス・ゲートウェイ・ビジネスライン ディレクタであるHerve Mathieuは、次の様にコメントしています。「Wyplayとのパートナーシップは、当社のお客様に戦略的利益をもたらします。FrogをSTのSTB・サーバ向けARMリファレンス設計に搭載することにより、STBメーカーや事業者は、製品開発期間を大きく短縮することができます。さらに、STのSoCファミリでのミドルウェア・スタック共通化によるスケール・メリットも得られます。」

Wyplayの最高経営責任者(CEO)であるJacques Bourgninaudは、次の様にコメントしています。「Frogエコシステムへの大きな貢献により、STは、オープン・エコシステムの利益を全面的に尊重し、技術的かつ戦略的に業界のイノベーション・リーダーであることを証明しました。Frogコミュニティのメンバは、柔軟なFrogのライセンス・モデルを通じて、WyplayのミドルウェアをST製品に活用することができます。」

両社は、今回の協力をベースに、STのSTB・サーバ用プロセッサが可能にする先進的機能(4Kユーザ・インタフェース / トランスコーディング / マルチスクリーンなど)をエコシステムに取り入れ、ロードマップを強化していきます。

STのCannes / Monacoのアーキテクチャは、ARMマルチコアCPUとGPUプロセッサの強力な組合せで構成されています。このGPUプロセッサは、強力なHEVC対応ビデオ・デコーダ、高性能ビデオ・エンコーダ、および高品質なプリポスト・ビデオ・プロセッシング機能を備えたSTの先進的なFaroudja(R)マルチメディア・サブシステムに最適化されています。システム全体は、事業者の資産およびプレミアム・コンテンツを守るため、CAS/DRM(Conditional Access System/Digital Rights Management)の最新規格に準拠した先進的なセキュリティ・サブシステムによって保護されています。Cannes / Monacoファミリは、Wi-Fi接続をサポートするPCIe(TM)、スマートカード・インタフェース、6 Gbit/sのGen 3 eSATAインタフェース、USB2/3、SPI、I2C、SDIO、およびDDRなどの多数のインタフェースを提供し、柔軟かつ経済的な周辺回路ハードウェア設計が可能です。両製品ファミリとも低消費電力を特徴としており、アクティブ・スタンバイ・モードのサポートと合わせて、魅力的な機器形状のソリューションを可能にします。

詳細は、STのConnected-Client Processors( http://www.st.com/web/jp/catalog/mmc/FM131/SC999/SS1628 )をご覧ください。

ライセンシーはFrogミドルウェアの完全なソースコードおよび技術資料をFrogコミュニティ・ポータル( http://portal.frogbywyplay.com )から入手できます。

WyplayおよびSTのFrogリファレンス実装は、9月12~16日にアムステルダムで開催されるIBC 2014 (9月12日~16日、RAIコンベンション・センター)の以下ブースで出展されます。
・STマイクロエレクトロニクス - 1.F40
・Wyplay - 5.A11
・ST/Wyplayのリファレンス実装を展示するFrogライセンシーおよび
初期導入企業
・4Mod Technology - 14.F11
・Coship - 1.F50
・Envivio - 1.D73
・Hwacom - 4.C50
・KaonMedia - 1B16
・Mathembedded - 14.A12
・Opentech - 5.C34
・Philips - 1.A81
・Rovi - 5.A30
・Wildmoka - 2.B39i

STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた
技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2013年の売上は80.8億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。

Wyplayについて
国際的に認知された独立企業であるWyplay社は、全世界のIPTV、ケーブルTV、衛星TVおよび地上波TV放送事業者ならびに放送局向けのオープンなモジュール化された革新的ソフトウェア・ソリューションを開発しています。Wyplayの技術により、放送事業者は、電子番組表(EPG)、Zapperボックス、ビデオ・レコーダ、メディアセンタ、ホーム・コネクティビティ、ソーシャルTV、HTML5、Android、OTTプラットフォーム、マルチスクリーン、マルチルームなどを含む、市場で最も豊富な構成済みモジュール化ソリューションを用いて、ソリューションの選択と構成を行い容易に導入することができます。Wyplayが提供するサービスにより、放送事業者は各事業者固有の製品戦略および市場ニーズに基づくソリューションを導入することができます。WyplayはSFR、Vodafone、Belgacom、およびCanal+といった主要ブランドの戦略的パートナーです。WyplayのSTB、マルチスクリーン、およびOTTソリューションの詳細については、http://www.wyplay.com および http://www.FrogByWyplay.com をご覧ください。

Blog: www.frogbywyplay.com/page/blog
Twitter: @frogbywyplay
YouTube: http://www.youtube.com/user/Wyplay/videos

◆Wyplayへのお問い合わせ先
Julie Geret
Head of Communications
Tel: +33 (0) 621 047705
Email: jgeret@wyplay.com
Website: http://www.wyplay.com

◆STへのお問い合わせ先
報道関係者お問い合わせ先
STマイクロエレクトロニクス株式会社
コーポレート コミュニケーション部 内芝
TEL : 03-5783-8220 FAX : 03-5783-8229

お客様お問い合わせ先
STマイクロエレクトロニクス株式会社
デジタル製品グループ
TEL : 03-5783-8340 Fax : 03-5783-8216
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