一般財団法人静岡イノベーション奨学事業団が公益財団法人に認定

静岡県の地域振興に貢献する人材育成を目的とし、地域振興と発展に寄与する人材育成を目指す

イノベーション

2024年4月2日 13時00分

株式会社イノベーション（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：富田直人、東証グロース証券コード3970）は、2023年11月に設立した一般財団法人静岡イノベーション奨学事業団（事務所：東京都渋谷区、静岡県静岡市、代表理事：富田直人）が公益法人に認定されたことお知らせします。

静岡イノベーション奨学事業団について

名称	公益財団法人静岡イノベーション奨学事業団 https://sis-shizuoka.org/
事業内容	１．奨学金の支給事業２．その他この法人の目的を達成するために必要な事業
所在地	〈東京事務所〉東京都渋谷区渋谷3-10-13　TOKYU REIT 渋谷Rビル3F 〈静岡事務所〉静岡県静岡市葵区伝馬町1-2
役員	【代表理事】富田直人（株式会社イノベーション代表取締役社長）【理事】　　青木善治（社会福祉法人聖隷福祉事業団理事長）　　　　　　稲村徹哉（元ヤマハ発動機株式会社参与）【評議員】　青木禎彦（元県立高等学校長）　　　　　　飯田健太郎（株式会社MAP 代表取締役）　　　　　　山﨑浩史（株式会社イノベーション取締役）【監事】　　小松義尊（スタークス株式会社　取締役）

【公益認定を受けて、代表理事富田直人のコメント】

　静岡県浜松市の出身である私は、東京で起業し多くの上場社長や起業家・ビジネスマンから刺激を受け、IPOも実現することができました。一方、地方では、東京のように起業に関する情報やノウハウ、多様な知識・技術に触れる機会が格段に少ないという格差を痛感しています。その中で地元静岡県のために自らの経験を活かしたいという思いが強くなり、起業家支援団体「静岡イノベーションベース（以下SIB）」を立ち上げました。そして、支援の裾野を学生まで拡げるため静岡イノベーション奨学事業団（以下SIS)を設立しました。

　本財団SISでは奨学金支給事業を通じて、将来社会に貢献し得る有用な人材を育成することで地域振興と発展に寄与したいと考えております。今回の内閣府による公益財団法人認定は、SISの活動を量・質と共に発展させるものとなります。県内の学生が、アグレッシブに学び、多くのことを経験し、そして静岡を魅力あふれる県にして欲しいと強く願っています。今後、SISの取り組みをより多くの方に知っていただき、ご支援いただけるスタートラインに立てたと考えております。今後ともご支援のほどよろしくお願いします。

今後について

　SISは、SIBとの連携を強化しながら今回の公益財団法人認定をきっかけにさらに地方行政、県内の民間企業との連携を拡大し、静岡県の地域振興と発展に寄与する人材育成を加速させていきます。

　直近では、静岡県内の起業家が新たな知識やソリューションを持ち寄り、地方における「情報の質と量」を向上させるSIB主催のイベント「地方経済未来会議静岡」（LEC静岡 2024年11月予定）と連携してイベントの成功を支援します。LEC静岡への学生参加を促進し、財団コンセプトの一つである「起業家✕学生」の出会いの機会を創出し、県内学生の挑戦する風土醸成を促進します。

【公益財団法人とは】

自法人の利益の追求だけでなく、社会にさまざまな好影響を与えることを目的に活動する団体です。

公益財団法人設立には、一般財団法人設立後に公益性の審査を経て、内閣府または都道府県の行政庁の公益認定を受けることで「公益財団」として税制上の優遇措置などが受けられるようになります。

【公益財団法人の意義】

奨学金財団を公益財団法人にすることにより認められた公益法人としての安心そして信頼性が得られます。同時に法人、個人共に寄付による所得税や法人税の控除などの税制措置も得られます。これにより県内の学生を応援したい個人・法人共に当財団へのご支援がより活性化すると考えられます。当財団の目指す「起業家精神を持った学生を増やす」ことを支援するエコシステムを長期に亘り構築できると考えております。

【一般財団法人静岡イノベーション奨学事業団、2023年度の活動実績】

2023年度は、30名を奨学生に認定いたしました。（日本人28名、留学生2名）

学校名	認定人数
静岡大学/大学院	9名
静岡県立大学/大学院	6名
静岡文化芸術大学	5名
聖隷クリストファー大学/大学院	4名
静岡理工科大学	2名
沼津工業高等専門学校	2名
浜松学院大学	1名
浜松医科大学/大学院	1名