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公益財団法人日本ユニセフ協会
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イエメン紛争 教師と子どもたちが空爆の犠牲に ユニセフ事務局長声明 【プレスリリース】

献身的な活動を踏みにじる戦闘を強く非難

公益財団法人日本ユニセフ協会

「後ろにある場所は、よく学校の行き帰りにみんなが挨拶してくれた場所。昔はよく行ったんだ。でも、今は何もかもなくなってしまいました。残っているのは、思い出だけ。お願いだから、紛争を止めてください」と語る、13歳の男の子。© UNICEF Yemen_2015_Abdullah Faraj「後ろにある場所は、よく学校の行き帰りにみんなが挨拶してくれた場所。昔はよく行ったんだ。でも、今は何もかもなくなってしまいました。残っているのは、思い出だけ。お願いだから、紛争を止めてください」と語る、13歳の男の子。© UNICEF Yemen_2015_Abdullah Faraj

 

※ 本信はユニセフ本部が発信した情報をもとに、日本ユニセフ協会が翻訳したものです。
※ 原文は、http://www.unicef.org/media/media_82946.htmlでご覧いただけます。

【2015年8月19日 ニューヨーク発】

ユニセフ(国連児童基金)のアンソニー・レーク事務局長は、18日夜のアムランへの空爆により、献身的に活動する教師とその子どもたちが犠牲になったことを受け、以下の声明を発表しました。

「昨夜(18日夜)、サヌアから少し北に位置するアムランの町で教師たちの職場が空爆に遭い、13人の教師とその子ども4人が、イエメンで続く紛争の最も痛ましい犠牲者となってしまいました。そして、子ども一人を含む20人が負傷しました。

教師たちはこの残忍な紛争で学年を修了できなかった何千人もの子どもたちのために、試験の準備をしようと集まっていたところでした。勤務時間後に子どもたちを連れて集まり、戸外で遊ばせたりしながら作業をしているときに、爆弾が投下されたのです。献身的な活動が、一瞬にして、理不尽な流血の惨事となりました。

この恐ろしい攻撃は、人道的な活動を行う人々の貢献と、彼らが働く神聖な場所を守るために定められた「世界人道デー」の前夜に起こりました。アムランへの攻撃は、「世界人道デー」の意味を踏みにじるものです。
 

サヌアにある空爆の被害を受けた教室。※記事との直接の関係はありません。© UNICEF_NYHQ2015-1130_Mahmoudサヌアにある空爆の被害を受けた教室。※記事との直接の関係はありません。© UNICEF_NYHQ2015-1130_Mahmoud

 

イエメンでは今年3月に戦闘が激化して以来、毎日平均8人の子どもが死傷しています。紛争は、いま子どもたちに恐ろしい影響を与えるだけでなく、この国の未来に、長期にわたって暗い影を落とします。ユニセフは、今年末までに180万人の子どもたちが栄養不良の状態に陥る可能性があり、1,500万人以上が基本的な保健ケアさえ受けられず、学校の閉鎖で180万人の子どもたちが教育を中断され、安全な水と衛生施設を利用するのが難しい人は、2,000万人以上に上っていると見積もっています。

直接的な攻撃であろうと、栄養不良や病気であろうと、教育の欠如や恐ろしい体験によるトラウマであろうと、紛争によって子どもたちが犠牲になってよい国や社会などあるはずがありません。イエメンやナイジェリアだけでなく、シリアやスーダン、南スーダン、イラク、ウクライナ、ソマリア、中央アフリカ共和国、また、紛争によって分断されたその他の国々でも、あらゆる世代の子どもたちが犠牲となっています。

この世界人道デーを、自分たちが始めたわけではない残忍な紛争によって命を落とした子どもたち、また、子どもたちのために尽くした人々を悼む最後の日としなければなりません」

* * *

日本ユニセフ協会では、イエメンなど人道危機下にある国や地域で行われているユニセフの支援活動を支えるため、ユニセフ『人道危機緊急募金』を受付けております。

 

                                                 ■□ 人道危機緊急募金 □■

郵便局(ゆうちょ銀行) 振替口座:00190-5-31000
口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会

*通信欄に「人道危機」と明記願います。
*窓口での振り込みの場合は、送金手数料が免除されます。
*公益財団法人 日本ユニセフ協会への寄付金には、特定公益増進法人への寄付として、所得税、相続税、法人税の税制上の優遇措置があります。また一部の自治体では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。


■報告書『イエメン:脅威に晒される子ども時代(原題:Yemen: Childhood Under Threat)』
http://j.mp/1Lk8R9E にてダウンロード頂けます(英語)

■関連動画
 

 

* * *

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(http://www.unicef.org/
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (http://www.unicef.or.jp/

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本社所在地
東京都港区高輪4-6-12 ユニセフハウス
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03-5789-2016
代表者名
赤松良子
上場
未上場
資本金
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-
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