日経225先物 本日の展望 ｂyトレイダーズ証券
CME日経225先物清算値（円建）は大証の大引けよりも70円安い10,520円。今週の日本株は今日の寄前に発表される4-6月期GDPが事前予想と比べどのような結果となるかがまずは注目材料となる。
＜14日の米国株式市場＞
この日は経済指標が事前予想を下回ったことが売り材料となった。7月鉱工業生産は前月比+0.4％（予想+0.5％）、8月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値は63.2（予想+69.0）と前回の発表値からも悪化した。
経済指標の結果を受けて株式市場は売りに転じ、主要株価指数はそのまま低位での推移が続いた。NYダウ、ナスダック総合指数ともに3日ぶりの反落で取引を終え、両指数ともに週間では5週ぶりの反落となっている。
【主要株価指数終値】
NYダウ 9,321.40（-76.79）
ナスダック総合 1,985.52（-23.83）
S&P500 1,004.09（-8.64）
CME日経225先物清算値 10,520
＜前場の日経225先物＞
本日は寄前に4-6月期GDP・一次速報が発表される。事前の予想では前期比+1.0％、前期比年率+3.9％と5四半期ぶりのプラス成長が見込まれている。
発表が予定されているGDPが織り込み済みとは言えポジティブな内容が見込まれていることから、今日の日経225先物の下値は限定的となりそうだ。サポートとしては5日移動平均10,536円、12日安値10,430円までを見ておきたい。一方先週の週間高値10,600円を越えていく場合は昨年10月6日の高値10,790円が目標となる。
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