ヒューマンタッチ 国内の人材市場動向数値 (建設業界編)12月
建設業界の転職支援と人材育成のヒューマンタッチ 12月まとめ
ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、人材紹介事業を行うヒューマンタッチ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:髙本和幸、以下「ヒューマンタッチ」)は、最新の人材市場に関する公的データをまとめた 『ヒューマンタッチ総研~Monthly Report 2017年12月』 を発表しました。建設業に特化した人材関連の様々な情報、最新の雇用関連データもまとめています。
ダイジェスト
■2018年3月期第2四半期決算では、工事の採算性向上を背景にゼネコン各社の利益が大幅に増加
大手ゼネコン主要10社の2018年3月期第2四半期決算は、売上高が7社で増加、経常利益は10社すべてで増加する好決算となりました(=図表①=)。特に経常利益の伸びが顕著で、前年同期比164.8%の前田建設工業を筆頭に、139.0%の安藤ハザマ、128.8%の五洋建設のほか、大林組、鹿島建設、大成建設、長谷工コーポレーション、三井住友建設の8社で、10ポイント以上伸びています。好調な受注環境を背景に無理な受注が減り、工事の採算性が向上したことで、各社の完成工事総利益率は、最も高い長谷工コーポレーションで20.6%、次いで鹿島建設18.1%、安藤ハザマ16.4%と、10社中9社で10%以上の利益率を確保しています。
【図表① 主要ゼネコン10社の2018年3月期第2四半期決算の結果 】
■建設技術者の有効求人倍率はついに6.03倍にまで上昇
12月1日に発表された厚生労働省の「一般職業紹介状況」によると、2017年10月の建設技術者(建築・土木・測量技術者)の有効求人倍率は6.03倍となり、初めて6倍台に突入しました。これは、専門的・技術的職業の中では、「医師、歯科医師、獣医師、薬剤師」の6.45倍に次ぐ高さであり、今までにない人材不足の状況になっていると考えられます。
今後についても、ゼネコン各社の好調な決算を踏まえると、さらに建設技術者への需要は高まると思われ、建設業各社においては建設技術人材の確保が大きな経営課題になると考えられます。
■建設業界の最新雇用関連データ(2017年12月1日公表)
(1)建設業の就業者数・雇用者数・新規求人数
◆就業者数は505万人(前年同月比101.8%)、雇用者数は414万人(同102.7%)と、いずれも前年同月より増加
<建設業の就業者数と雇用者数の推移>
<建設業の新規求人数の推移(新規学卒者とパートを除く)>
◆建築・土木・測量技術者(常用除く・パート)の有効求人倍率は前年同月比0.75ポイント上昇して6.03倍となり、ついに6倍台に突入した
前年同月比で29カ月連続の上昇で、建設技術者は厳しい人手不足の状況が続いている
<建築・土木・測量技術者の雇用関連指標の推移(常用・除くパート)>
◆建設・採掘の職業(常用除く・パート)の有効求人倍率は、前年同月比0.82ポイント上昇の4.59倍となった
前年同月を30カ月連続で上回り、建設技能工についても厳しい人手不足の状況が続いている
<建設・採掘の職業の雇用関連指標の推移(常用・除くパート)>
●代表者:代表取締役 髙本 和幸
●所在地:東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿木村屋ビル1F
●資本金:1億円
●URL :http://human-touch.jp/
■2018年3月期第2四半期決算では、工事の採算性向上を背景にゼネコン各社の利益が大幅に増加
大手ゼネコン主要10社の2018年3月期第2四半期決算は、売上高が7社で増加、経常利益は10社すべてで増加する好決算となりました(=図表①=)。特に経常利益の伸びが顕著で、前年同期比164.8%の前田建設工業を筆頭に、139.0%の安藤ハザマ、128.8%の五洋建設のほか、大林組、鹿島建設、大成建設、長谷工コーポレーション、三井住友建設の8社で、10ポイント以上伸びています。好調な受注環境を背景に無理な受注が減り、工事の採算性が向上したことで、各社の完成工事総利益率は、最も高い長谷工コーポレーションで20.6%、次いで鹿島建設18.1%、安藤ハザマ16.4%と、10社中9社で10%以上の利益率を確保しています。
【図表① 主要ゼネコン10社の2018年3月期第2四半期決算の結果 】
■建設技術者の有効求人倍率はついに6.03倍にまで上昇
12月1日に発表された厚生労働省の「一般職業紹介状況」によると、2017年10月の建設技術者(建築・土木・測量技術者)の有効求人倍率は6.03倍となり、初めて6倍台に突入しました。これは、専門的・技術的職業の中では、「医師、歯科医師、獣医師、薬剤師」の6.45倍に次ぐ高さであり、今までにない人材不足の状況になっていると考えられます。
今後についても、ゼネコン各社の好調な決算を踏まえると、さらに建設技術者への需要は高まると思われ、建設業各社においては建設技術人材の確保が大きな経営課題になると考えられます。
■建設業界の最新雇用関連データ(2017年12月1日公表)
(1)建設業の就業者数・雇用者数・新規求人数
◆就業者数は505万人(前年同月比101.8%)、雇用者数は414万人(同102.7%)と、いずれも前年同月より増加
<建設業の就業者数と雇用者数の推移>
出典:総務省「労働力調査」より作成
<建設業の新規求人数の推移(新規学卒者とパートを除く)>
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成
◆建築・土木・測量技術者(常用除く・パート)の有効求人倍率は前年同月比0.75ポイント上昇して6.03倍となり、ついに6倍台に突入した
前年同月比で29カ月連続の上昇で、建設技術者は厳しい人手不足の状況が続いている
<建築・土木・測量技術者の雇用関連指標の推移(常用・除くパート)>
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成
◆建設・採掘の職業(常用除く・パート)の有効求人倍率は、前年同月比0.82ポイント上昇の4.59倍となった
前年同月を30カ月連続で上回り、建設技能工についても厳しい人手不足の状況が続いている
<建設・採掘の職業の雇用関連指標の推移(常用・除くパート)>
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成

【本レポートの全文はこちらから】 ヒューマンタッチ総研 Monthly Report (2017年12月) http://human-touch.jp/news/ht_soken/m_Report201712.pdf ヒューマンタッチ株式会社は、クライアントをはじめとした各種企業のよりよい人材獲得につながる資料提供を目的に、公的なデータを集計してまとめた当レポートを、毎月発表しています。 |
ヒューマンタッチ株式会社 会社概要 ------------------------------
●代表者:代表取締役 髙本 和幸
●所在地:東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿木村屋ビル1F
●資本金:1億円
●URL :http://human-touch.jp/
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