六甲山の冬の風物詩「氷の切り出し」を大寒の1月21日(木)10時から行います!
阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪市 社長:藤原崇起)のグループ会社である六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:岡本交右)が六甲山上で運営する「自然体感展望台 六甲枝垂(しだ)れ」では、2016年1月21日(木)に「氷の切り出し」を実施します。
→ http://www.rokkosan.com/view/event/20151224_8935/
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◆自然体感展望台 六甲枝垂れ「氷の切り出し」概要
【日時】2016年1月21日(木) / 10:00~【内容】氷棚(※1 下部参照)に張った氷をノコギリやチェーンソーで切り、「六甲枝垂れ」内の氷室に運び込みます。
氷の切り出し 体験会を初開催!
この「氷を切り出し」の体験会を初めて開催し、参加者を募集します(体験会ではチェーンソーは使用しません。)。
日時:2016年1月21日(木)
10:00~11:00(終了予定)
※気象条件により開催中止の場合あり
料金:参加費・入場料ともに無料
定員:5名(要予約/未成年者参加不可)
申込み:078‐894‐2281(六甲ガーデンテラス、12月25日10時から電話で受付け、先着順)
※当日は、一般来場者の方も「氷の切り出し」の様子をご見学いただけます。また、通常は氷の保存上閉めきりで一般公開していない「氷室」(氷を貯蔵する部屋)の内部も、当日10:00~14:00に限り特別公開します。氷の切り出し体験会にご参加の方以外は、入場料が必要です。
■自然のサイクルを生かした冬行事
「自然体感展望台 六甲枝垂れ」では、六甲山の四季折々の自然を体感できる様々な試みがなされており、「氷の切り出し」もそのひとつです。夏に実施する「冷風体験」(※2 下部参照)に必要な天然の氷を、冬の間に採取するための行事です。この自然循環システムは、かつて六甲山で行われていた「氷の切り出し」をヒントに考え出されました。
この機会に、六甲山の冬の魅力や歴史を改めて認識していただくとともに、自然と調和した展望台の様々な工夫を知っていただければ幸いです。
■六甲山での「氷の切り出し」の歴史
六甲山では、山上に作った溜め池に厚く張った天然の氷を冬の間に採取して氷室に貯蔵し、春から夏にかけてその氷を麓まで運び、神戸や大阪の市街地で売っていた歴史があります。冷蔵庫ができるまで、氷は大変貴重でした。氷を運んでいた道は「アイスロード」という名称で、現在もハイキング道として残っています。
(アイスロードは、台風被害のため、現在、通行止めです。復旧は2016年3月頃の予定とのことです。)
※1 氷棚(ひょうだな)について
展望台東側に位置する「氷棚」では、雨水を溜めて冬の間に天然の氷を作ります。この氷をノコギリやチェーンソーを使って切り出し、展望台内部にある「氷室(ひむろ)」に貯蔵します。夏に冷風体験をするためには、「氷棚 8面×3回の切り出し」程度の氷が必要なため、この冬、数回にわたって切り出し作業をする予定です。
※2 冷風体験(れいふうたいけん)について
「冷風体験」は、氷を貯蔵している「氷室」に六甲山上に吹く風を取り込み、展望台内部の「風室(ふうしつ)」に循環させ、涼を楽しんでいただく試みです。「氷室」を通った冷たい風は「風室」にある椅子のヒジ置き部分から室内へ取り込まれます。真夏でも「風室」内は20℃程度に保たれており、ヒノキの香りとともにひんやりと心地よい空間が広がります。
■「自然体感展望台 六甲枝垂れ」営業概要
【営業時間】
10:00~21:00(最終受付20:30)1月11日(月・祝)まで
10:00~18:00(最終受付17:30)1月12日(火)~3月18日(金)
※天候等により変更する場合があります
【定休日】
無休 ※3月2日(水)・3日(木)はメンテナンスのため臨時休業
【入場料】
大人(中学生以上)300円 / 小人(4歳~小学生)200円
【所在地】
〒657-0101 神戸市灘区六甲山町五介山1877-9
TEL:078-894-2281 / FAX:078-891-1171
HP:http://www.rokkosan.com/view/
【リリース資料に関する問い合わせ先】
六甲ガーデンテラス
TEL:078-894-2281 / FAX:078-891-1171
住所:神戸市灘区六甲山町五介山1877-9
リリース http://www.hankyu-hanshin.co.jp/file_sys/news/3870.pdf
発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1
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