市民に愛される国立公園の豊かな森の再生を目指し第3回「ベトナム ハノイ植樹」を開催

公益財団法人イオン環境財団（理事長 岡田卓也 イオン株式会社名誉会長相談役、以下、当財団）は３月１９日（土）、ベトナム社会主義共和国（以下、ベトナム）ハノイ市西部のバ・ヴィ国立公園において第３回「ベトナム　ハノイ植樹」を開催します。

 

バ・ヴィ国立公園は、自然あふれる憩いの場として市民の方々に親しまれています。その一方で生活伐採により森林は減少し、荒廃が進みました。

当財団は、ベトナム国家大学ハノイ校と協力し、同公園を多様な生物が生息する豊かな森として再生させるため、２０１４年から３年計画で植樹を行ってきました。

最終回となる本年は、ベトナムと日本のボランティア５００人の皆さまとともに、地域に自生する５,０００本の苗木を植えます。これによりベトナムにおける当財団の植樹は、２０１０年から２０１２年までのフエ省での植樹７万本と合わせて、合計８万５,０００本となります。

当財団はベトナムにおける環境保全活動として、上記の植樹のほか、ベトナム国家大学ハノイ校自然資源管理・環境研究センターが実施している地域学生や住民への環境教育を支援しています。また、環境分野においてグローバルな視野で活躍する人材育成を目的として、当財団が主催している「アジア学生交流環境フォーラム（ＡＳＥＰ）」に、ベトナム国家大学ハノイ校が２０１３年より参加しています。昨年は６カ国７２名の学生がベトナムに集まり、同校が監修した７日間の環境教育プログラムを通じて生物多様性に関する意見を交換し学び合いました。また当財団は、環境負荷の小さい自然エネルギーについて学び、環境への理解を深めていただくきっかけとなることを願い、２０１４年、同国の中学校１０校へ太陽光発電システムを寄贈しています。

当財団はこれからも、いのちあふれる美しい自然を未来の子どもたちに引き継ぐため、植樹活動をはじめとする環境保全活動に積極的に取り組んでまいります。

【概要】
・日時：２０１６年３月１９日（土） ９：３０～１２：００
・場所：ベトナム社会主義共和国 ハノイ市西部　バ・ヴィ国立公園
　（Van Hoa commune,  Ba Vi district, Hanoi）
・参加人数：５００人（日本のボランティア８０人、ベトナムのボランティア４２０人）
・植樹本数：５,０００本
・樹種：ショウナンボク、アオギリ、コナラなど
・植樹面積：１５ｈａ
・主催：
　バ・ヴィ国立公園、ベトナム国家大学ハノイ校自然資源管理・環境研究センター
　公益財団法人イオン環境財団
後援：
　日本大使館、ベトナム社会主義共和国 農業・農村開発省、ベトナム国家大学ハノイ校
・協力：イオンベトナム株式会社、イオンモールベトナム株式会社
・主な出席者（予定）：
　ベトナム国家大学ハノイ校 副学長　グエン・ホアン・ハイ 様
　在ベトナム日本国大使館 次席公使　柳　淳 様
　公益財団法人イオン環境財団 理事長　岡田 卓也
　イオン株式会社 ベトナム代表　尾山 長久

【ご参考～公益財団法人イオン環境財団について～】
当財団は「お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する」というイオンの基本理念のもと、１９９０年に設立されました。設立以来、環境活動に取り組む団体への助成や、国内外での植樹などのさまざまな活動を継続しています。多くの皆さまに支えられ、２０１５年１２月に設立２５周年を迎えました。
※公益財団法人イオン環境財団ホームページ　http://www.aeon.info/ef/

◆これまでの「ベトナム ハノイ」植樹について
本植樹は、当財団が実践、科学、制作、啓発分野において生物多様性の保全と持続可能な利用に貢献する個人を顕彰する「生物多様性みどり賞」を２０１２年に受賞されたベトナム国家大学ハノイ校自然資源管理・環境研究センター名誉総長  ボ・クイ氏にご尽力をいただき始まりました。

・第１回　２０１４年：６００人で５,０００本を植樹
・第２回　２０１５年：５６０人で５,０００本を植樹

※その他の取り組みについては、PDF・HPをご覧ください
　イオンの環境・社会貢献への取り組み　http://www.aeon.info/environment/

以上