プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

PR TIMESのご利用について

資料をダウンロード

公益財団法人日本ユニセフ協会
会社概要

気候変動の矢面に立つ子どもたち ユニセフ、COP21を前に報告書発表 【プレスリリース】

洪水リスク高地域で暮らす子ども5億人超

公益財団法人日本ユニセフ協会

洪水の水が引かない中、学校に登校する生徒たち。(バングラデシュ、2014年撮影)© UNICEF_BANA2014-01704_Paul洪水の水が引かない中、学校に登校する生徒たち。(バングラデシュ、2014年撮影)© UNICEF_BANA2014-01704_Paul

 

※本信は、発信情報をもとに日本ユニセフ協会が作成・配信しています。
※原文は、 http://www.unicef.org/media/media_86347.htmlでご覧いただけます。
※ユニセフ報告書『Unless we act now: The impact of climate change on children』は、http://j.mp/1Xnbrgb でご覧いただけます。

【2015年11月24日  ニューヨーク/ジュネーブ 発】
5億3,000万人の子どもたちが洪水の発生頻度が極めて高い地域で暮らし、1億6,000万人の子どもたちが厳しい干ばつが発生する地域で暮らしています。ユニセフ(国連児童基金)は、これらの子どもたちが気候変動の脅威に大きく晒されていると、今月開催のCOP21に先駆けて発表した報告書『Unless we act now: The impact of climate change on children (今行動しなければ:気候変動による子どもたちへの影響) 』で指摘しています。
 
「これらの数字は、今、緊急の行動が必要とされていることを裏付けるものです」とユニセフ事務局長のアンソニー・レークは述べています。「今日の子どもたちは、気候変動に対する責任が最も少ないにもかかわらず、彼らやその次の世代こそが、気候変動の影響を受けながら生活を送ることになるのです。そして、物事の大抵がそうであるように、最も深刻な脅威に直面するのは、最も不利な立場に置かれたコミュニティなのです」

気候変動は、干ばつや洪水、熱波、その他の過酷な気象状態だけの問題ではありません。それらは、死や危機をもたらす可能性があるとともに、子どもたちが命を落とす主因となる栄養不良やマラリア、下痢などの蔓延につながる恐れがあります。そして、危機が起こる以前から適切な水と衛生環境を奪われていた子どもは、洪水や干ばつ、暴風雨などの危機により影響を受けやすく、また早急に回復することも難しく、さらには後続の危機に直面した際により高いリスクに晒される、という負のサイクルを生み出す恐れもあるのです。
 

砂煙の中、幼い妹を抱えて歩く女の子。(チャド、2010年撮影)© UNICEF_NYHQ2010-1163_Gangale砂煙の中、幼い妹を抱えて歩く女の子。(チャド、2010年撮影)© UNICEF_NYHQ2010-1163_Gangale

 

洪水の発生頻度が極めて高い地域で生活する子どもたちの圧倒的多数がアジアの子どもたちであり、干ばつのリスクが高い地域で暮らす子どもたちの大多数がアフリカの子どもたちです。 

11月30日~12月11日の日程でパリで開催される国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)に集う世界のリーダーたちは、温室効果ガス排出削減に関する国際的合意を目指しています。それは、気温の壊滅的な上昇の可能性を抑えるために不可欠なことであると、大部分の専門家が述べています。

「気候変動がもたらす危機を防ぐために何をすべきかを、私たちは知っています。行動をしないということは、非良心的で受け入れ難いものです。子どもたちのために、この地球のために、COP21で正しい選択をする責任が、私たちにはあるのです」(レーク事務局長)

* * *

本信に関連するユニセフの報告書『Unless we act now: The impact of climate change on children (今行動しなければ:気候変動による子どもたちへの影響) 』は、http://j.mp/1Xnbrgb でご覧いただけます。

 
■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(http://www.unicef.org/
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (http://www.unicef.or.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー新規登録無料

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


種類
その他
関連リンク
http://www.unicef.or.jp/
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

公益財団法人日本ユニセフ協会

98フォロワー

RSS
URL
http://www.unicef.or.jp
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区高輪4-6-12 ユニセフハウス
電話番号
03-5789-2016
代表者名
赤松良子
上場
未上場
資本金
-
設立
-
トレンド情報をイチ早くお届けPR TIMESを友達に追加PR TIMESのご利用について資料をダウンロード