田家秀樹著『永遠のザ・フォーク・クルセダーズ ~若い加藤和彦のように~』9月18日発売

ザ・フォーク・クルセダーズ加藤和彦の音楽人生を、きたやまおさむと田家秀樹が振り返る。
2013年日本民間放送連盟賞 優秀賞受賞! FM COCOLOで放送された『永遠のザ・フォーク・クルセダーズ~若い加藤和彦のように~』が待望の書籍化!!

 

本書は、2009年に夭逝した加藤和彦の追悼の本であるとともに、音楽シーンのトップを走り続けた加藤和彦と精神医学の道に進んだきたやまおさむの、二人のヒューマン物語でもある。
ザ・フォーク・クルセダーズ(フォークル)が脚光を浴びたのは、1967年のデビューシングル「帰って来たヨッパライ」。♪おらは死んじまっただ…で始まる歌詞。交通事故で亡くなって、天国に行って、またこの世にもどって来る…という奇抜な発想。〝遊び〟を散りばめた曲作りとテープの早回しを採用したユニークな音作り。発売後瞬く間に、日本音楽史上初のミリオンセラーを記録した。その中心メンバーが加藤和彦ときたやまおさむであった。
フォークルは、デビューの翌年1968年10月にオリジナルアルバム1枚とライブを2枚、シングル7枚を残して解散。加藤ときたやまはそれぞれの道を歩むことになる。
フォークルはそのデビューが鮮烈だっただけに、当時どのように受け止められていたのだろうか。そして、その後の音楽シーンにどのような影響を与えたのだろうか。加藤和彦ときたやまおさむが歩んだ道のりはどうだったのだろうか……。
そして、加藤和彦は2009年に「私のやってきた音楽なんてちっぽけなものだった」と書き残して夭逝した。1968年にフォークル解散後は、ソロ活動に加え、伝説のバンド「サディスティック・ミカ・バンド」の結成、坂崎幸之助との「和幸(かずこう)」の活動、最後のバンドとなったVITAMIN-Qと常にトップランナーとして走り続けた加藤和彦の心境に、何が起こっていたのだろうか。部屋に残された一葉の写真は、フォークルがプロデビュー前に演奏したアマチュア時代最後のコンサートのものであった。その写真に託されたのは……。
語り継ぐのは、きたやまおさむ自身と坂崎幸之助、松山猛、小原礼、尾崎亜美、高橋幸宏、杉田二郎、泉谷しげる。そして、スペシャルインタビューに森川欣信(オフィス オーガスタ代表)が登場する。

<ザ・フォーク・クルセダーズについて>
1960年代後半。カウンターカルチャーと呼ばれた世界の若者文化には、政治や経済、文学や哲学まで含まれていた。中でも音楽は、あらゆるジャンルを包括したような自由な発想と遊び心に溢れ、同時に、既成のシステムや価値観に対してのしなやかな反抗心に裏打ちされていた(「はじめに」より抜粋)。
1965年に、加藤和彦が雑誌『メンズクラブ』に出したメンバー募集記事に反応したきたやまおさむ。それがきっかけで京都の学生で結成された5人組がザ・フォーク・クルセイダーズ(第一次)。1967年、アマチュアの活動の区切りに解散記念盤アルバム『ハレンチ』を制作。その中の「帰って来たヨッパライ」が一躍、注目を集めることになる。
1967年末、一年間の約束でプロ活動(第二次フォークル)。デビューシングル「帰って来たヨッパライ」はその奇想天外な発想と曲作りで大ヒット。売上枚数は300万枚とも言われ、日本音楽史上初のミリオンセラーを記録した。1968年10月に解散。その間にオリジナルアルバム1枚とライブアルバム2枚、シングル7枚を残した。発売中止となったシングル「イムジン河」は、2002年の発売まで34年の歳月を要することになった。
解散後、加藤和彦はソロ活動へ。さらにサディスティック・ミカ・バンド結成、和幸(かずこう)、VITAMIN-Qと音楽シーンを牽引し続けた。一方、きたやまおさむは京都府立医科大学に復学し精神医学の道を歩む。
ザ・フォークル・クルセダーズはその後、2002年に加藤、きたやまに坂崎幸之助が加わり新結成(第三次)。2013年にきたやまと坂崎で再結成(第四次)した。

<目次>
・第1章 きたやまおさむ①: 〈第四次〉ザ・フォーク・クルセダーズ/アルバム『若い加藤和彦のように』誕生秘話
・第2章 きたやまおさむ②: 2013年3月9日 アカデミックシアター「加藤和彦物語」
・第3章 松山猛①: 加藤和彦との創作の原点/「帰って来たヨッパライ」「イムジン河」
・第4章 松山猛②: 進化する加藤和彦/サディスティック・ミカ・バンド結成から『黒船』へ
・第5章 きたやまおさむ③: 『紀元貳阡年』/〈第二次〉ザ・フォーク・クルセダーズ 唯一のオリジナルアルバム制作秘話
・第6章 きたやまおさむ④: 二枚のライブアルバム 『当世今様民謡大温習会』『フォークルさよならコンサート』
・第7章 小原礼 尾崎亜美: 小原礼・尾崎亜美夫妻が語る加藤和彦の意外な一面
・第8章 高橋幸宏①: 加藤和彦とともにロンドンで始動
・第9章 高橋幸宏②: そこに行かなければ作れない音楽 加藤和彦ヨーロッパ三部作
・第10章 坂崎幸之助: 秘められた原点回復への物語/〈第三次〉ザ・フォーク・クルセダーズから和幸へ
・第11章 杉田二郎: 京都の盟友が語る加藤和彦/「戦争を知らない子供たち」をめぐる考察
・第12章 泉谷しげる: 『春夏秋冬』から始まるプロデューサー加藤和彦との信頼関係
・第13章 きたやまおさむ・坂崎幸之助: 二人のザ・フォーク・クルセダーズのメンバーが語る/フォークルそして加藤和彦
・特別編 きたやまおさむ: 1969年、70年のカレッジ・ポップス・シリーズから見えてくるもの
・スペシャルインタビュー 森川欣信: 今、日本で僕らがやっていることって、加藤さんが出発点だったような気がする。
・ディスコグラフィ


書名:永遠のザ・フォーク・クルセダーズ~若い加藤和彦のように~
定価:2,315円(本体価格)+税
仕様:A5判(148mm×210mm)/320ページ
発売日:2015年9月18日
ISBN: 978-4-636-91524-2
商品ページ:http://www.ymm.co.jp/p/detail.php?code=GTB01091524
<著者> 田家秀樹
 

 

【既刊好評発売中】

 

書名:北山修/きたやまおさむ 百歌撰


1967年、日本の音楽シーンにザ・フォーク・クルセダーズという巨大なトリックスターが登場した。そのオリジナルメンバーであり、現在も精神科医、作詞家として「風」「白い色は恋人の色」「あの素晴らしい愛をもう一度」「戦争を知らない子供たち」など、常に時代と心を映しながら、数々の歌を世に送り出している。本書では約40年間にわたって紡がれた歌詞の中から、リスナーによるアンケートと自選を合わせて百篇あまりの詞を収載。自身による回想もよせている。


定価:3,619円(本体価格)+税
仕様:菊倍判縦/360ページ
ISBN:9784636807110
商品コード:GTB01080711
商品ページ:http://www.ymm.co.jp/p/detail.php?code=GTB01080711

【本商品に関するお問い合わせ】
(株)ヤマハミュージックメディア出版部 TEL:03-6894-0250 http://www.ymm.co.jp/
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