南スーダン 再び始まった残忍な暴力に強い危機感【プレスリリース】
ユニセフ、平和の実現を強く訴え
※本信は、ユニセフ本部の発信情報を元に、日本ユニセフ協会が翻訳、編集しています。
※本信の原文は、http://www.unicef.org/media/media_91818.html でご覧いただけます。
【2016年7月9日 ナイロビ(ケニア)発】
ユニセフ(国連児童基金)は、南スーダンで再び始まった暴力に強い危機感を示し、すべての紛争当事者に対し、人道原則の尊重と支援を必要とする市民への無制限のアクセスの保障を求めています。
3年近くに及ぶ紛争で、南スーダンの人々は戦闘の矢面に立たされ、女性や子どもは甚大な危険と困難に直面しています。国は独立から5年を迎えたものの、何百万もの子どもたちの生活は、苦しみと混乱に覆われ続けています。
「南スーダンの子どもやその家族は、この凄惨な紛争における暴力、避難、殺人によってもう十分に苦しんできました。今こそ、平和を書類上の合意だけに留めず、最も困難な状況にある人々にとっての現実にするときです」とユニセフ東部・南部アフリカ地域事務所代表のレイラ・パカラは述べました。
7月8日夜に勃発した戦闘の影響を受けた在ジュバの国連文民保護区で、ユニセフは、避難民となった人々への支援を続けています。現地で活動しているチームは、保健、栄養、飲料水、トイレなどの支援を拡大し、以前からの避難民に加え、新たに避難を余儀なくされた人々への対応にあたっています。
首都ジュバでの衝突は、この数週間南スーダンの他の地域で続いていた戦闘が激化した直後に発生し、人々の生活や生活の糧を破壊しました。戦闘によって6月末以降少なくとも7万人が避難を強いられているワウで、ユニセフは、パートナー団体とともに24時間体制で子どもたちとその家族への支援を続けています。
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ユニセフは、南スーダン独立から5年に際し、同国と同じ年に生まれた5歳の子どもたちの姿を伝えるフォトエッセイを公開しています。
■ フォトエッセイ『5歳を迎えて』原文: https://medium.com/@UNICEF/cde176c0145a
(日本語のキャプション: http://bit.ly/29xKuY7 )
■ 画像ダウンロード(全6点): http://weshare.unicef.org/Package/2AMZIFQ492Q
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■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)
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