シリア・アレッポ 子どもたちの安全に強い懸念【プレスリリース】

ユニセフ・中東・北アフリカ地域事務所代表 声明

シリアの女の子(シリア・アレッポ市、2015年9月撮影) ※本文との直接の関係はありません。© UNICEF_UNI198164_Al-Issaシリアの女の子(シリア・アレッポ市、2015年9月撮影) ※本文との直接の関係はありません。© UNICEF_UNI198164_Al-Issa

※本信は、ユニセフ本部の発信情報を元に、日本ユニセフ協会が翻訳、編集しています。
※本信の原文は、http://www.unicef.org/media/media_92052.html でご覧いただけます。

【2016年8月2日 アンマン(ヨルダン)発】
ユニセフ(国連児童基金)の中東・北アフリカ地域事務所代表サード・フーリーは、アレッポの子どもたちの保護に関して以下の声明を発表しました。

* * *

ユニセフは、シリア北部のアレッポで激化する暴力に巻き込まれているすべての子どもたちの安全と生活が脅かされている状況を、非常に憂慮しています。

この紛争の激化は、子どもたちを恐ろしい状況に陥れており、この先何年にもわたって、子どもたちに深刻な結果をもたらすでしょう。

アレッポ市内西部の人口密度の高い地域で起こった激しい戦闘によって、2万5,000人が避難を余儀なくされました。人々はモスク、大学のキャンパス、公園などに避難しています。

アレッポ市内東部には、今年の7月以来30万人(そのうち3分の1が子ども)が身動きがとれずに取り残されています。私たちは、この紛争に関わる全ての当事者に対し、市内全域の子どもたちやその家族への無制限の人道支援活動を保障することを求めています。

ユニセフは、シリアの紛争当事者たちに対し、子どもたちをはじめすべての市民を守るという彼らの法的義務を順守するよう強く訴えています。

* * *

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp) 

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会社概要

URL
http://www.unicef.or.jp
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区高輪4-6-12 ユニセフハウス
電話番号
03-5789-2016
代表者名
赤松良子
上場
未上場
資本金
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設立
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