メッシら、ブラインドサッカーに挑戦 ユニセフ発表の新動画で【プレスリリース】
公平な社会を築く、スポーツの力表現
動画から:目隠しをするFCバルセロナの選手 © UNICEF 2016
※本信の原文と動画の日本語字幕版は、http://bit.ly/2caa7gf からご覧いただけます。
※本動画は、https://www.youtube.com/watch?v=ssKPvN1qxV8 からもご覧いただけます。
※動画素材は http://uni.cf/2c4QS7G からダウンロードいただけます。
【2016年9月8日 リオデジャネイロ(ブラジル)/ニューヨーク発】
すべての子どもがスポーツや遊びを楽しむことの大切さと、ブラジル・リオデジャネイロでおこなわれるパラリンピックの開会を称え、FCバルセロナのスター選手と5人制ブラインドサッカーのスペイン代表チームが出演する新しい動画が発表されました。
この動画では、5人のFCバルセロナの選手が目隠しをしながらスペインのパラリンピック5人制サッカーチームと対戦します。ユニセフ(国連児童基金)とFCバルセロナ基金(the FC Barcelona Foundation)、国際パラリンピック委員会(IPC)の三者が協力し、すべての人にとって公平なスポーツの力を伝えるために作成されました。
動画から:両チームの試合の様子 © UNICEF 2016
「何ができないかではなく、何ができるかということが、その人が何を達成するかを決める、ということをパラリンピックは証明してくれます。そしてこの動画は、スポーツ、学校、人生において子どもたちが目指すものに、制限があってはいけないことを伝えています」と、ユニセフ事務局長のアンソニー・レークは語ります。「ユニセフは、バルサという仲間とともに、より多くの子どもたちに、遊び、学び、そして能力を存分に発揮して充実した人生を送る機会を提供していることを誇りに思います。」
国際パラリンピック委員会会長フィリップ・クレーブン氏は、「ユニセフとFCバルセロナ基金との協力によって、視覚障がいのあるサッカー選手が、彼らの憧れるスターと対戦し、その技術と優れた能力を発揮する様をこの動画で見ることができます。メッシ、ブスケツ、マシップ、ラキティッチ、ロベルトの5人の反応を見ると、視覚が無いままプレーすることがとても難しいことがわかります。これは、最も重要な感覚の一つを奪われながらもペナルティーキックを決めるために必要とされる高度な正確性と、5人制サッカーの選手がいかに素晴らしいかということを更に際立たせています」と述べました。
「この動画を通じて、世界中の子どもたちに、自分たちにも素晴らしいことができ、みなと同じように遊ぶ権利があることを伝えたいと思います。」
今週でユニセフとFCバルセロナ基金のパートナーシップが始まってちょうど10年になります。10年間で、このパートナーシップによって、100万人以上の男の子たち、女の子たちに支援を届け、支援がなければ阻害されていたであろう子どもたちが教育を受け、スポーツや遊びを楽しむことができました。この活動の一つである「オープン・ドア」プログラムは、ブラジルの15都市で実施され、障がいのある子どもたちへのインクルーシブ教育を推進してきました。
「FCバルセロナ基金では、インクルージョン(誰もが受け入れられる社会)、特に障がいのある子どもたちを受け入れるためのツールの一つとして、スポーツの可能性を全て引き出すことを目指しています。ユニセフとロドリゴ・メンデス協会と共にブラジル内で運営している『オープン・ドア』プログラムは、この分野において新しい標準となりました。私たちFCバルセロナ基金は、我々の信条を形にし、もっとも弱い立場にある人々にとってより公正でインクルーシブな社会を築くためのこうしたプロジェクトに取り組み続けていきます」と、FCバルセロナ基金副会長のジョルディ・カルドネル氏は話します。
このビデオに出演する5人のFCバルセロナの選手は、セルヒオ・ブスケツ・ブルゴス、ジョルディ・マシップ、リオネル・メッシ、イヴァン・ラキティッチとセルジ・ロベルトです。5人制サッカーのスペイン代表チームは、ペドロ・グティエレス・レオン(Pedro Gutierrez León)、ホセ・ルイス・ヒエラ・テフエロ(Jose Luis Giera Tejuelo)、ハビエル・アルバロ・ルイス(Javier Alvaro Ruiz)、フランシスコ・ハビエル・ペレス・ムニョス(Francisco Javier Pérez Muñoz)、マルセロ・ロサド・カラスコ(Marcelo Rosado Carrasco)、セルジオ・カノ・ロドリゲス(Sergio Cano Rodríguez)です。
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■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)
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