シリア 戦闘止んだアレッポにユニセフ専門家が現地入り、支援再開と拡大急ぐ【報道参考資料】
アレッポ市西部のマジバル地域で、テントで暮らす避難民に聞き取り調査を行うユニセフの保健・栄養担当スタッフ。(2016年9月13日撮影) © UNICEF_UN032201_Ourfali
【2016年9月15日 ジュネーブ発】
アレッポ市西部のマジバル地域で家族とテント生活をするファティマちゃん(1歳)。ユニセフの保健・栄養チームの診察を受け重度の栄養不良と診断された。(2016年9月13日撮影) © UNICEF_UN032204_Ourfali
停戦発効翌日の13日、戦闘の止んだアレッポ市西部地域に、ユニセフ(国連児童基金)の専門家を含む緊急人道調査チームが入りました。この地域は、戦闘激化によって1カ月以上にわたって支援を届けることができませんでした。ユニセフの専門家は、避難民の家庭をまわって子どもたちの栄養状態や健康状態、水や衛生分野の支援ニーズの調査をおこなっています。
また、7月から支援が途絶えているアレッポ東部地域へも、命を守るための水や保健、栄養の支援を一刻も早く届けられるよう、支援拡大の体制を整えています。
アレッポ市西部の道路沿いにテントで暮らす子どもたち。(2016年9月13日撮影)© UNICEF_UN032203_Ourfali
■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、全て個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)
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