ノンフィクションW 湘南の海で“宝”をさがす ~ウェットスーツと顕微鏡~ WOWOWで放送

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サーフボードのその裏側は、まさに大宇宙!? 湘南の海を舞台に活躍する国立科学博物館・研究員に密着。

都心から電車に乗り2時間たらずで行くことができる、日本人なら誰もが知る、湘南。実はその湘南の海が、世界的に見ても稀有な“宝の海”であることをご存知だっただろうか。日本有数のリゾート地であり、サーフィンなどの印象が強い湘南だが、実はその真価は、サーフボードの裏側=海中にあるという。
浅瀬から一気に2,000mの深海へとつながる独特な地形と、そこに生息する多くの知られざる生物の数々。この未知なる海の全容は今もまだ完全に解明されているわけではない。明治時代に西洋の博物学者が、相模湾が世界屈指の豊かな生物相を持つ海であるということを発見するまでは、日本人すらそのことを知らなかったという。その後も、進化論を証明する世界的発見が続出、今もその研究は続けられている。
そして、あらゆる科学と研究が発達している今、湘南や伊豆大島を舞台に自らの知恵と情熱を傾ける一人の男がいる。国立科学博物館・動物研究部研究員の栗岩薫。自らを「銛(モリ)で生活する日本でただ一人の研究者」というとおり、研究員としての研究とは別に、幼い頃から得意とする“素潜り”、“魚突き”でも魚の標本採集活動を行なっている、まさに“海の申し子”だ。
栗岩の研究内容は「ハタ」の研究で、標本から遺伝子を取り出し系統図を作ること。採集もしくは送られてきたすべての標本に対してあらゆる作業・分析を行なうことは、膨大な時間と手間のかかる地道な作業である。しかし、栗岩の強みは、幼い頃から自らの手で魚を捕まえ、触り、時に殺し、時に食してきたことだという。研究者としての知識と経験に加え、自ら海に潜って多くの魚と接してきた経験こそが研究に活かされているのだ。「魚突きをすることで魚を科学的・知的好奇心の対象、つまり学究的な視点から見ることができる」と語る栗岩。そんな栗岩の活動への密着を通し、見えてくるものとはー。湘南の海を舞台に、時に白衣と顕微鏡、時にウェットスーツと銛(モリ)で“サーフボードの裏側にある大宇宙”のロマンを追い続ける異色の海洋学者の情熱に迫る。

<番組情報>
「湘南の海で“宝”をさがす ~ウェットスーツと顕微鏡~」
5/9 (月)夜10:00~
「ノンフィクションW」毎週月曜 夜10:00 放送中

画像キャプション:彼の哲学は「殺し、食べることで自然を知る。」

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会社概要

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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21F
電話番号
03-4330-8111
代表者名
山本 均
上場
東証プライム
資本金
50億円
設立
1984年12月