坂本龍一氏が次世代に残した演奏を自動演奏で再現、愛用楽器と軌跡をたどる　ヤマハ銀座店にて『坂本龍一のピアノ展／Ryuichi Sakamoto and the Piano』を開催

3月1日から「Opera Piano」の特別展示を開始　期間：2024年3月13日（水）～28日（木）

ヤマハ株式会社

2024年2月22日 11時10分

ヤマハ株式会社（以下、当社）は、3月13日から28日まで『坂本龍一のピアノ展／Ryuichi Sakamoto and the Piano』をヤマハ銀座店にて開催します。また本イベントに先駆けて、3月1日から「Opera Piano（オペラピアノ）」を展示します。

当社は、2023年3月28日に惜しまれながら永眠された音楽家・坂本龍一氏の多大なる功績をたたえ、同氏が長年愛用された楽器との軌跡をたどるイベントを開催します。会場となるヤマハ銀座スタジオの大スクリーンで貴重な映像を上映しながら、同氏が次世代に残した演奏データを、同氏所有のコンサートグランドピアノCFIIIS-PSXG（自動演奏機能付き）で再生します。また、常に時代の最先端を走り続けた同氏の傍らにあり、レコーディングや楽曲制作に大きな影響を与えたとされるシンセサイザー「DX7」やステージピアノ「CP88」などを展示し、その当時のエピソードとともに紹介します。

Opera Piano

イベントに先駆けて3月1日からは、「LIFE a ryuichi sakamoto opera 1999」のために1999年にデザインされた「Opera Piano」を展示し、「Merry Christmas Mr. Lawrence」を自動演奏で再生します。「Opera Piano」は、ピアノの“foundation（基盤）”を透過し可視化すること、装飾性を排除しピアノの楽器としての機能をあらわにすることをイメージしたものです。また指揮者としてオーケストラを牽引しつつ、ピアノを演奏するスタイルを実現したい、そしてその舞台にふさわしいピアノを作ってほしいという同氏たっての願いのもと、ヤマハデザイン研究所によってデザインされました。

さらに、3月16日にはスペシャルミニライブを開催します。楽曲にまつわるエピソードトークや同氏が監督を務めた東北ユースオーケストラについての紹介を交えながら、ピアニストの中野翔太氏が演奏を披露します。

『坂本龍一のピアノ展』概要

開催期間：2024年3月13日（水）～ 28日（木）11:00～18:30

会場：ヤマハ銀座店　地下2階　ヤマハ銀座スタジオ（東京都中央区銀座7-9-14）

参加方法：予約不要、参加無料

自動演奏楽曲：Aqua、Energy flow、Put your hands up、Poppoya (鉄道員)、Merry Christmas Mr.Lawrence

再生楽器：コンサートグランドピアノCFIIIS-PSXG（自動演奏機能付き）

展示楽器：DX7、SY99、EX5、S80、MOTIF ES6、MONTAGE8、CP88（CP88は坂本氏所有）

ウェブサイト：https://retailing.jp.yamaha.com/shop/ginza/event/detail?id=5054

協力：株式会社キャブ

「Opera Piano」展示概要

期間：2024年3月1日（金）～ 28日（木）11:00～18:30

会場：ヤマハ銀座店　1階（東京都中央区銀座7-9-14）

内容：「Opera Piano」で「Merry Christmas Mr. Lawrence」の自動演奏を11時30分より30分ごとに行います。また会場には貴重なサイン入りツアーグッズや試奏可能なステージピアノ「CP88」も展示します。なお、カフェスタンド「NOTES BY YAMAHA」では坂本氏の嗜好から着想を得た創作ドリンクの販売を予定しています。