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公益財団法人日本ユニセフ協会
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ナイジェリア・北東3州:今後1年、重度栄養不良の子ども40万人【プレスリリース】

農業壊滅、食糧不足が深刻化

公益財団法人日本ユニセフ協会

ナイジェリア、ボルノ州の診療所で栄養失調と診断された男の子。(2016年11月17日撮影)ナイジェリア、ボルノ州の診療所で栄養失調と診断された男の子。(2016年11月17日撮影)

※本信に関連する画像・映像は http://weshare.unicef.org/Package/2AM4080DN1TOhttp://weshare.unicef.org/Package/2AM4080DN9Y2 にてご覧いただけます。

【2016年12月13日 ニューヨーク発】

ユニセフ事務局長アンソニー・レークは、重度の栄養不良が懸念されるナイジェリア北東部に暮らす子どもたちについて、以下の声明を発表しました。

* * *

ナイジェリア北東部での暴力的衝突は、子どもたちを重度の栄養不良状態に陥らせ、命の危険に晒しています。

最も被害の大きいボルノ、ヨベ、アダマワの3州では、農作業ができなくなり作物は破壊され、蓄えられていた食糧は使い果たされた上に多くの場合略奪され、家畜は殺害若しくは置き去りにされました。

最も戦闘が激しかったボルノ州では、水と衛生に関するインフラの75%が、また保健施設の30%が破壊、略奪、あるいは損傷を受けました。

こうした事態が子どもたちに及ぼす影響は計り知れません。

影響を受けた3州では、今後1年にわたり、40万人の子どもが重度の急性栄養不良に苦しむ、とユニセフは予想しています。必要な治療を受けることができなければ、彼らの5人に1人が命を落としてしまいます。下痢、マラリアや肺炎の件数は増加しており、子どもたちの命をますます危険に晒しています。

これらの数値に表れる人数は、苦しんでいる人々のほんの一部です。ボルノ州の広範囲にわたる地域が、あらゆる人道支援から完全に遮断されています。我々はこの地域で身動きが取れない子どもたちを非常に心配しています。

支援を届けることのできる地域では、状況は良くなっています。WFP(国連世界食糧計画)などのパートナー団体と共に、重度の栄養不良の子どもの手当てをしています。子どもたちに対し、はしかとポリオの予防接種も行っています。安全な水や公衆衛生設備も提供しています。

しかしこれらは、十分な支援からほど遠いものです。

十分な資金や人員などが足りず、また安全なアクセス方法も確保されていないため、我々は命が差し迫った危険にさらされている子どもたちに支援を届けることができません。

既に『危機』と呼べる状況が、『大惨事』になる可能性があるのです。

* * *

■ 本信はユニセフ本部が発信した情報をもとに、日本ユニセフ協会が編集・翻訳したものです。本信の原文は、https://www.unicef.org/media/media_94177.html からご覧いただけます。

 

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* * *

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)

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業種
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本社所在地
東京都港区高輪4-6-12 ユニセフハウス
電話番号
03-5789-2016
代表者名
赤松良子
上場
未上場
資本金
-
設立
-
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