ノンフィクションW 世界を夢見る「琉球紅茶」 WOWOWで放送

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沖縄から世界へ! 経済自立の夢を背負った「琉球紅茶」作りに密着。

いまや世界中で愛される嗜好品でもある紅茶。その世界に、「ニューフロンティア」という言葉があるのをご存知だろうか? それは、ダージリンやアッサムに代わる新たな紅茶産地のことである。近年では、ケニアやモーリシャスなどが新たに名乗りを上げ、紅茶の国際的なバイヤーたちが認めた。
そして日本にも、南の地・沖縄からニューフロンティアを夢見る一人の女性がいる。「沖縄を世界の有名紅茶産地にする。沖縄のプライドを作ってるんです…、勝手に」と語る沖縄ティーファクトリー代表・内田智子である。内田が手掛ける「琉球紅茶・月夜のかほり」は、その価値が認められ、100g=1万円超の高級紅茶として都内大手百貨店で売られている。沖縄でどのようにして、この最高級品を生み出したのか。
スリランカで紅茶のブレンド技術を身につけた彼女は、2000年に自身が代表を務める「沖縄ティーファクトリー」を開設して以来、今も挑戦を続けている。その気候や土質は最高級紅茶に最適であるとして、沖縄の金武町を紅茶生産の拠点とする内田の出身地は、実は福岡県。沖縄の農家の人々と一緒になり最高級の紅茶作りに励んでいるのだが、決してその道のりは平坦なものではなかったという。
地元の農家にしてみれば、これまで経験したこともなかった紅茶作り。無農薬栽培や徹底した手作業、加えて互いの文化的な違いもあり、地元の人々と“外様”の内田との間に葛藤は絶えず、今も少なくない。さらに、沖縄に今も深く根づく基地問題―。「基地はいらないが、基地がないと生活できない」、基地経済に頼る部分が大きいのも事実だ。そんな背景の中において内田の挑戦は、紅茶に託した“沖縄自立への願い”でもある。
番組では、紅茶作りにおける内田と農家の人々の悪戦苦闘ぶりや、日本貿易振興機構(JETRO)の支援も得て、「琉球紅茶」をフランスの目の肥えた紅茶バイヤー(ティーハンター)に売り込む姿を追う。そこから見えてくるものとは。

<番組情報>
「世界を夢見る「琉球紅茶」」
6/27(月)夜10:00~
「ノンフィクションW」毎週月曜 夜10:00 放送中

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代表者名
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上場
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資本金
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設立
1984年12月