クルム伊達公子、復帰後3度目のウィンブルドンテニスは初日1回戦に登場! 注目の試合はWOWOWで生中継!

復帰後3度目となるウィンブルドンテニスに挑むクルム伊達公子は、地元ワイルドカードのケイティ・オブライエンと対戦し、昨年の全仏オープンテニス以来のグランドスラム勝利を目指す。試合を前に、WOWOWが現地にてインタビューを行った。
Q:今の心境は?
伊達:芝で試合をこなしてきたとはいえ、やはりウィンブルドンの芝を見ると、「今年もやっとウィンブルドンが来たな」と気持ちが高まってくるところもありますし、これだけ大きくて歴史ある雰囲気が漂ってくる会場を歩いていると、時間とともに気持ちが引き締まってきます。
Q:バーミンガムとオランダでの芝の2試合を振り返っていかがですか?
伊達:高く弾むクレーよりも、低く滑ってくる芝のほうがやはり自分にはいいなという実感があります。クレーでは、「どうやったら感覚が戻るんだろう」というくらいまでどん底にテニスの調子が落ちていましたが、それも芝に変わったと同時に少しずつ自分のテニスを取り戻しつつある段階に来ているのかなと思います。まだまだ不安定ではありますが、少しずつ感覚を取り戻してきつつありますし、手ごたえはあるので、ウィンブルドンも楽しみになってきました。
Q:現役復帰して3年の今、テニスとどう向き合っていますか?
伊達:基本的なスタンスとして、大きな大きなチャレンジであることに変わりはありません。当然、今のこのレベルにくればなおさら大きなチャレンジになってきていることは間違いないし、相手にも研究されてきていることも実感します。その中で、自分でどこまでできるのか、これから先どこまでできるのかということもまったく見えているわけではありませんが、今目の前にある勝負ができる状況を、どんな結果であれ、どんなテニスであれ、楽しみながら続けられているのは間違いありません。だから、そのチャンスがある限りはコートに立っていたいし、場所が変わっても、相手が変わっても、状況が変わっても、自分の気持ちが続く限りと思い続けています。
Q:対戦相手について。
伊達:グランドスラムの1回戦は、ずっとシード選手続きだったのですが、シード選手じゃない選手との対戦になってある意味驚きの方が大きかったりしますね。グランドスラムは特別な場所で、1回勝つのと負けるのは大きな違いがあるので、選手の思いがプレーにも出てきます。どんな相手であっても、地元の力もありますし、当然芝で練習する回数も私たちよりあるでしょうし、いくらランキングが下とはいえ、地元ワイルドカードとはいえ、気持ちを引き締めて自分のプレーをすることだけ。とにかくベストパフォーマンスでプレーすることに全力を注ぎたいと思います。
Q:勝負のポイント。
伊達:芝は、スピードよりもファーストサービスの確率をあげることが主導権を握る大きなポイントになりますし、イレギュラーも多く、天気が変わることが多いウィンブルドンなので、試合の中でのゲームの流れを逃さず、迷わず、しっかりプレーすることが大事になると思います。
注目の「ウィンブルドンテニス」1回戦、クルム伊達公子vsケイティ・オブライエン戦は、6月20日(月)よる8:40~WOWOWのデジタル193chにて生中継!
詳しくは、WOWOW TENNIS ONLINE(wowow.co.jp/tennis)へ。
http://www.wowow.co.jp/sports/tennis/
◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆
ウィンブルドンテニス 大会第1日
6月20日(月)よる8:40~深夜0:00(デジタル193ch)生中継
・女子シングルス1回戦 「ケイティ・オブライエン(イギリス) vs クルム伊達 公子(日本)」
・男子シングルス1回戦 「ラファエル・ナダル(スペイン) vs マイケル・ラッセル(アメリカ)」
※深夜0:00からBS-5ch/191chに切り替わります
6月20日(月)深夜0:00~午前6:00(BS-5ch/デジタル191ch)生中継
・男子シングルス1回戦 「ラファエル・ナダル(スペイン) vs マイケル・ラッセル(アメリカ)」
・女子シングルス1回戦 「森田 あゆみ(日本) vs タミラ・パスゼック(オーストリア)」
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