急逝から6年…。かがくいひろし氏の未発表作品が刊行! 絵本『うめじいのたんじょうび』

わずか4年――あまりにも短い作家人生の中で、絵本界を席巻する作品を生み出し続けたかがくいひろしさん。2005年のデビューから10年、唯一未刊行となっていた作品『うめじいのたんじょうび』が、講談社から今月発売されます。

らっきょうや、あさづけきゅうりやたくあんなどの“漬け物”たちが、みんなで一緒に梅干しの“うめじい”の誕生日を祝うというストーリーが、ユーモアに富んだ文章で展開されていきます。

「『うめじいのたんじょうび』は、講談社絵本新人賞の応募作品。うめじいを車いすに乗せ、みんなで押すシーンがありますが、お母さんを献身的に介護していた彼の姿そのもの。お年寄りへの尊敬の念もあり、誰にでも優しく接していました」(加岳井久美子夫人)

この本の中にも、かがくい氏の作品すべてに共通する、あらゆるものへの温かなまなざしがありありと表現されています。

かがくい氏は、2005年に『おもちのきもち』で講談社絵本新人賞を受賞。
3作すべて100万部を突破した大人気ファーストブック「だるまさん」シリーズ(ブロンズ新社刊)、『みみかきめいじん』『はっきよい畑場所』(ともに講談社刊)などのクスリと笑ってしまうユーモア絵本を次々と刊行していきました。
しかし、2009年に、病がもとで惜しまれつつこの世を去りました。
デビュー前から、特別支援学校で教鞭を執るかたわら生徒たちに紙の造形や人形劇を披露していたそうで、その教師生活時代に作られた膨大な創作ノートが、アイデアの源泉となっています。
かがくい氏が旅立った今、そのアイデアが絵本として結実することは叶いません。
しかし、『うめじいのたんじょうび』をはじめ、氏の、「チャップリンのように笑わせる」という信念で描かれた絵本は、これからも多くの子どもたちに光を与え続けます。

 

うめじいのたんじょうび
2016年1月22日 発売
978-4-06-133283-6 本体1,400円
購入者全員に『特製クリアファイル』プレゼント付き(要応募・2016年5月31日消印有効)

今日は、梅干しのうめじいのたんじょうび。
ところで、うめじいって、いくつなんだろ?
100さい? 200さい? 1000さい!?
浅漬けきゅうりやたくあんや、らっきょう漬けや千枚漬けがうめじいのたんじょうびを祝います。
2009年に急逝した著者の特長でもある、あらゆるものへの温かい目線あふれる、ゆかいな絵本。
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