小野不由美の最新小説『営繕かるかや怪異譚』発売決定!!カバーイラストは『蟲師』の漆原友紀!!

角川書店 ブランドカンパニー

この家には、障りがある―――
住居にまつわる様々な怪異や障りを、神出鬼没の不思議な営繕屋・尾端(おばな)が、
いとも鮮やかに修繕し、解決へと導く――さながら怪異の建築探偵のように。
珠玉の怪談短篇全6篇!
株式会社KADOKAWAより小野不由美著『営繕かるかや怪異譚』を発売することとなりました。『十二国記』『ゴーストハント』『屍鬼』『残穢』など数々の大ヒット作を世に送り出してきた小野不由美。本作は、最も思い入れあるテーマである土地や建物にこだわった作品。出身地である大分県中津市は、古墳群や「鬼のミイラ」を祀った寺で知られる怪奇伝説や民間伝承の宝庫といわれています。

そんな著者の故郷をどこか思わせる町並みに点在する古い建物で起こる怪奇現象の数々――誰もいないはずの天井から聞こえてくる跫音、雨の日の路地裏に出没する喪服姿の女、押入や冷蔵庫に潜む謎の老人、古い井戸を壊したあとに窓に蠢くもの……。そうした一篇一篇の恐怖がピークに達したとき、怪異専門の建築探偵ともいうべき“営繕屋かるかやの尾端”がさっそうと現われ、縺れた怪異の糸をするすると解いてゆく。「縁起や穢れ」を担ぐ日本人の心根や、陰翳に富む風土をベースに、もしかしたら自分の身にも……と読者をひたすら震え上がらせます。

カバーイラストは『蟲師』(講談社刊)の漆原友紀が手がけます!
*カバーは製作中につき、変更の可能性があります。

 

小野不由美著『営繕かるかや怪異譚』
発売日:2014年12月3日 頁数:272頁 体裁:四六判上製 価格:本体1,500円+税
装画:漆原友紀(『蟲師』講談社刊) 公式HP:http://www.kadokawa.co.jp/sp/2014/karukaya/

【営繕】の意味
建造物の新築と修繕のこと。(三省堂『新明解国語辞典』第四版より)
一般的には模様替(リフォーム)なども含む。

【かるかや】の意味
山野に自生する多年草。葉はイネに似て、秋、ムギの穂に似た小さい花を葉のわきにつける。高さは1.5メートルくらいに達する。(三省堂『新明解国語辞典』第四版より)

【内容】
◎亡くなった叔母から受け継いだ町屋。あるとき一人暮らしの私は気がつく。ふだんまったく使わない奥座敷に通じる障子が、何度閉めても――開いている。(「奥庭より」)◎古色蒼然とした武家屋敷に住む母親は言った。「屋根裏に誰かいるのよ」。最初は息子も嫁も孫娘も見えなかった。しかし……。(「屋根裏に」)◎袋小路の奥に建つ古屋を祖母から受け継いだ。ある雨の日、鈴の音とともに喪服姿の女性が隣家の玄関先に立っているのを見掛けた。一目で、見てはいけないものだと分かった。(「雨の鈴」)◎亡くなった祖父の会計事務所を継ぐため、家族で郷里に帰った父。思春期真っ只中の真菜香は、何もかもが嫌だった。あるとき、見知らぬ老人が家の中のそこここにいるのを見掛けるようになった。(「異形のひと」)ほか全6篇を収録。

※初出:「幽」(KADOKAWA)vol.015(2011年7月1日発売)、vol.016(2011年12月16日発売)vol.017(2012年7月2日発売)、vol.018(2012年12月17日発売)、 vol.019(2013年7月1日発売) vol.021(2014年7月4発売)に掲載。

【著者紹介】小野不由美(おの・ふゆみ)
12月24日、大分県中津市生まれ。京都大学推理小説研究会に所属し、小説の作法を学ぶ。1988年作家デビュー。「悪霊」シリーズで人気を得る。91年『魔性の子』に続き、92年『月の影 影の海』を発表、「十二国記」シリーズとなる。「十二国記」と並行して執筆した『東亰異聞』『屍鬼』『黒祠の島』は、それぞれ伝奇、ホラー、ミステリーとして高い評価を受けている。「悪霊」シリーズを大幅リライトし「ゴーストハント」として2010年~11年刊行。12年、2作が相関関係にある『鬼談百景』と『残穢』を刊行し話題に。『残穢』は第26回山本周五郎賞を受賞。現在も怪談専門誌「幽」で「営繕かるかや怪異譚」を連載中。
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