日経225先物　本日の展望

　米国株式市場は3日ぶりの反発
18日の米株式市場でダウ平均は、前週末比80.91ドル高の11,143.69ドルで3営業日ぶりに前日比がプラス圏内で取引を終了した。取引開始前に米銀大手のシティグループが発表した7～9月期決算で1株当たり利益が市場予想を上回ったため投資家心理が改善。朝方は目先の利益確定売りや9月の鉱工業生産指数の低下などを受け安く推移する場面が見られた。しかし、時間の経過とともに米連邦準備理事会（FRB）による追加金融緩和への期待感や、前週下落していた銀行株に買いが入るなどして引けにかけて買い優勢の展開となった。
ナスダック総合株価指数も続伸し、11.89ポイント高の2,480.66ポイントで取引を終了した。

【主要株価指数終値】
NYダウ　11,143.69（+80.91）
ナスダック総合　2,480.66（11.89）
S&P500　1,184.71（+8.52）
CME日経225先物（円建）清算値　9,530（-30）


　本日の日経225先物は、CME日経225先物（円建）の清算値9,530円（ドルベースは9,545円）と夕場終値が同様だったため、その近辺から取引が開始されるであろう。上値の目処は前日高値の9,570円、日経平均26週移動平均の9,633円、下値の目処としては前日安値の9,470円、先物25日移動平均9,451円などが予想される。