日経225先物 明日の展望
＜前場の日経225先物＞ 【アジア市場が追い風となり10,320円の高値を付ける】
前場の日経225先物はCME清算値10,275円から15円安い10,260円から取引を開始。ドル円が1ドル83円40銭台と昨日よりやや円高に振れていることで輸出関連株の上値が重く、先物も序盤は前日比マイナス圏を推移した。その後、取引が始まったハンセンや上海総合指数が堅調な値動きとなっていることが追い風となり、高値10,320円まで上昇。日経225先物は10日高値10,330円を突破できずに終わったが、辛うじて前日比+10円を維持して午前の取引を終了した。
＜後場の日経225先物＞ 【FOMCを控え膠着感が強い】
後場の日経225先物は前場終値と同値の10,290円で取引を開始。安値圏での推移が続いた後、大口の買いや取引終盤にはTOPIX先物が上げ幅を拡大したことから日経225先物も10,310円の後場高値を付ける。しかし今夜にはFOMCを控えているため、後場の値幅は40円と膠着感が強い値動きとなった。結局、日中の値幅は40円で、前日比30円高い10,310円、売買枚数は33,152枚で日中取引を終了。日経225mini 12月限は、前日比35円高い10,310円、売買枚数は262,501枚で取引を終了した。
＜マーケットプロファイル＞ 【形状：ノーマルデー】
モードは10,290円、バリューエリアは10,220－10,330円、ローテーションファクターはボトム3・トップ1買い優勢、ＴＰＯカウントは買い優勢となった。パーフェクトモード達成
マーケットプロファイル
http://www.traderssec.com/invest/nikkei225/mprofile/index.html
日経平均構成銘柄の値上がり銘柄数＝143、値下がり銘柄数＝61、主要株価指数の騰落率＝日経225先物（+0.29％）、日経225現物（+0.22％）、TOPIX先物（+0.61％）、TOPIX現物（+0.50％）、TOPIXCore30（+0.23％）
＜日経225先物 展望＞
14日の米国経済指標はFOMC金利誘導目標、11月生産者物価指数(除食品&エネルギー、11月小売売上高、10月企業在庫などが予定されている。
テクニカル的にはRSI（14D）65.52％、STC（SLOW）83.78％
上値の目処として5/17日の高値10,460円、先物心理的上値10,500円、
下値の目処として先物5日線10,264円、12/13日の安値10,190円が予想されるであろう。
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