日経225先物 明日の展望
＜前場の日経225先物＞ 【買い一巡後は上値が重い】
8時50分に発表された12月の日銀短観で大企業製造業DIはプラス5と7四半期ぶりに悪化した。ネガティブな結果ではあったものの事前予想通りの結果と受けとられたことからマーケットへの影響は限られ、一時は30円高の10,340円まで上昇する場面も見られた。ただ、買い一巡後は高値警戒感から上値も重く、前引けは前日比変わらずの10,310円となった。
＜後場の日経225先物＞ 【引けにかけて売られ10,300円で終了】
後場の日経225先物は前場終値よりも20円安い10,290円で取引を開始。アジア市場の軟調な値動きから安値圏での値動きとなったが、取引中盤を過ぎた頃から為替が円安に振れたことで、若干下げ幅を縮小するも、引けに掛けて売られ10,300円で取引を終了した。後場の高値は取引中盤に付けた10,320円、安値は寄り後の10,270円。
結局、日中の値幅は70円で、前日比10円安い10,300円、売買枚数は38,069枚で日中取引を終了。日経225mini 3月限は、前日比10円安い10,300円、売買枚数は252,762枚で取引を終了した。
＜マーケットプロファイル＞ 【形状：ノーマルデー】
モードは10,300円、バリューエリアは10,280－10,310円、ローテーションファクターはボトム－1・トップ0売り優勢、ＴＰＯカウントは売り優勢となった。
マーケットプロファイル
http://www.traderssec.com/invest/nikkei225/mprofile/index.html
日経平均構成銘柄の値上がり銘柄数＝89、値下がり銘柄数＝120、主要株価指数の騰落率＝日経225先物（－0.09％）、日経225現物（－0.07％）、TOPIX先物（+0.05％）、TOPIX現物（+0.06％）、TOPIXCore30（+0.19％）
＜日経225先物 展望＞
15日の米国経済指標はMBA住宅ローン申請指数、11月消費者物価指数、12月ニューヨーク連銀製造業景気指数、11月鉱工業生産、11月設備稼働率などが予定されている。
テクニカル的にはRSI（14D）63.10％、STC（SLOW）84.67％。
上値の目処として12/15日の高値10,340円、5/17日の高値10,460円
下値の目処として一目均衡表転換線10,215円、12/8日の安値10,150円が予想されるであろう。
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