日経225先物 明日の展望
＜前場の日経225先物＞ 【10,620円の高値を付ける】
昨日の欧州市場では懸念されていたポルトガル国債の入札が無事に通過したことが好感され、株式市場では買いが優勢となった。それを受けた米国株も堅調に推移し、CMEでの日経225先物清算値は10,595円となり、前場の日経225先物はこれにサヤ寄せする形で10,600円から取引を開始した。
昨日高値を上回る水準で寄付いた先物は安値10,580円から高値10,620円のレンジで堅調な推移となる。結局、前場はそのまま高値圏を維持し、60円高の10,580円で取引を終えている。
＜後場の日経225先物＞ 【様子見ムードが強い】
後場の日経225先物は前場終値と同値の10,560円で取引を開始。明日のSQを控え様子見ムードが強く、後場は40円の値幅となったが、5月13日以来、8ヶ月ぶりの高値水準となった。安値は引け間際の10,560円。結局、日中の値幅は60円で、前日比40円高い10,560円、売買枚数は38,905枚で日中取引を終了。日経225mini 3月限は、前日比55円高い10,570円、出来高292,347枚で取引を終了した。
＜マーケットプロファイル＞ 【形状：ノーマルデー】
モードは10,580円、バリューエリアは10,570－10,580円、ローテーションファクターはボトム－3・トップ－1 売り優勢、ＴＰＯカウントは売り優勢となった。
マーケットプロファイル
http://www.traderssec.com/invest/nikkei225/mprofile/index.html
日経平均構成銘柄の値上がり銘柄数＝177、値下がり銘柄数＝32、主要株価指数の騰落率＝日経225先物（+0.38％）、日経225現物（+0.73％）、TOPIX先物（+0.75％）、TOPIX現物（+0.87％）、TOPIXCore30（+1.10％）
＜日経225先物 展望＞
13日の米国経済指標は新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数、12月生産者物価指数、11月貿易収支などが予定されている。
テクニカル的にはRSI（14D）68.13％、STC（SLOW）88.65％。
上値の目処として1/13日の高値10,620円、昨年5/6日の日中高値10,740円
下値の目途として先物5日線10,530円、1/5日の高値10,420円が予想されるであろう。
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