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GMOインターネットグループ
会社概要

GMOリサーチ:『訪日中国人の消費行動調査』を実施~嗜好品、ぜいたく品などのショッピングに高い期待~

GMOインターネットグループ

2015年6月1日
報道関係各位

GMOリサーチ株式会社
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『訪日中国人の消費行動調査』を実施
~嗜好品、ぜいたく品などのショッピングに高い期待~
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 GMOインターネットグループでインターネットリサーチ事業を展開するGMO
リサーチ株式会社(代表取締役社長 細川 慎一 以下、GMOリサーチ)は、
GMOリサーチが保有する中国の提携モニターを対象に「訪日中国人の消費行動
調査」を実施いたしました。

●調査テーマ:訪日中国人の消費行動調査
●調査地域 :中国
●調査対象 :過去3年以内に訪日旅行経験のある男女 552名
      過去に訪日経験はないものの、
      今後3年以内に訪日旅行予定のある男女 540名
                      計1,092名
●調査期間 :2015年3月27日~2015年3月31日
●調査方法 :インターネット調査(クローズド調査)


【調査背景】
 近年、アジアにおける中間所得者層の増加や円安といった背景を受け、訪
日外国人旅行者が増加しています。特に現在、2020年に開催されるオリンピッ
ク・パラリンピック東京大会に向けて訪日プロモーションの展開や訪日客向
けサービスの拡充が推進されており、ますますのインバウンド需要拡大が見
込まれます。中でも、中国からの旅行者は年々増加傾向にあるだけでなく、
「爆買い」というキーワードに象徴されるように、2014年の旅行消費額は前
年の2倍を超える5,583億円(国土交通省観光庁「2014年訪日外国人消費動向
調査」)となっており、その消費額の高さに注目が集まっています。
 そこでGMOリサーチは、訪日旅行経験・訪日旅行予定のある中国のモニター
を対象に、日本への旅行に求めることや、滞在中の経験といった日本での消
費行動に関し、生の声を聞くべく調査を実施いたしました。


【調査結果】
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■訪日前に期待したこと、訪日中に実際にしたこと(図1)
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・日本でどのような消費行動が行われているかを把握するべく、訪日旅行経
 験者を対象に、訪日前に期待したこと/実際にしたことを尋ねた。訪日前
 に日本に期待したことについては、「自然・景勝観光」(67.8%)、「日
 本食を食べる」(66.7%)、「ショッピング」(66.7%)がそれぞれ60%
 を超える結果となった。
・実際にしたことは「日本食を食べる」(68.7%)、「ショッピング」
 (67.4%)、「自然・景勝観光」(59.4%)と続き、上位の「日本食を食
 べる」「ショッピング」については、事前に期待はしていなかったものの、
 実際に日本に訪れることで行動を後押しされた人が少なからずいることが
 わかった。
・一方で、「日本の歴史・伝統文化体験」については、期待した人が58.2%
 と多かったのに対し、実際に行ったのは42.6%と15ポイント以上の差があ
 り、日本の歴史や伝統文化との接触機会が持てていない結果となった。

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■次回の訪日について(図2~図4)
-----------------------------------------
・訪日旅行経験者を対象に日本への再来の意思について尋ねたところ、「大
 変そう思う」(53.8%)、「ややそう思う」(41.1%)を合わせて約95%
 となり、ほとんどの人が日本にもう一度行きたいと感じていることがわかっ
 た。
・続いて、今後の日本のインバウンド需要を把握するべく、次回訪日の際に
 したいことを調べた。訪日経験の有無で数値を比較したところ、訪日経験
 がある人はない人に比べて、項目全体で行動意欲が高いことが分かった。
 中でも「ショッピング」(訪日経験有り:66.7%、訪日経験無し:51.5%)
 についての割合は約15ポイント以上の開きとなり、全項目内で最も差があ
 ることから、日本での「ショッピング」に満足し、再来時にも「ショッピ
 ング」を希望していることがうかがえる。

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■日本で購入したものについて(図5)
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・「ショッピング」に関心が高い人が多いことから、実際に日本で購入した
 ものについて調査したところ、日本で購入したものは「化粧品・香水」
 (66.7%)、「カメラ・ビデオカメラ」(52.2%)、「電気製品」(51.9
 %)、「服・かばん・靴」(50.0%)のカテゴリで50%を超える結果となっ
 ており、日用品よりも嗜好品、ぜいたく品にカテゴライズされる商品が上
 位3位を占めた。

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■日本での購入品上位3位について(図6~図7)
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<情報収集経路>
・日本での購入品上位3位「化粧品・香水」「カメラ・ビデオカメラ」「電気
 製品」において、どのように販売店舗の情報を収集したかを調べた。
・化粧品・香水は「知人が教えてくれた」(35.1%)、「検索エンジンで調
 べた」(28.2%)、「旅行情報サイトで見た」(25.8%)と続いた。
・カメラ・ビデオカメラは「検索エンジンで調べた」(33.5%)、「知人が
 教えてくれた」(29.9%)、「ツアーコンダクターからの紹介」(24.7%)
 と続いた。
・電気製品は「知人が教えてくれた」(38.0%)、「旅行情報サイトで見た」
 (28.6%)、「検索エンジンで調べた」(28.1%)と続いた。
 そのほかにも「ガイドブックで見た」(25.5%)、「観光案内所からの紹
 介」(22.4%)などの割合が他2カテゴリより高く、「電気製品」について
 は人から直接得た情報による影響が大きいことがうかがえる。
・3カテゴリに共通して、「知人が教えてくれた」と「検索エンジンで調べた」
 という回答が多いことから、知人や現地の人からの受動的な情報と、検索
 により自主的に収集した情報の双方が販売店舗の選定に影響していると考
 えられる。

<購入決定理由について>
・化粧品は「品質がいいから」(51.2%)、「価格が手頃・自国より安いか
 ら」(41.9%)、「お土産にいいから・頼まれたから」(39.5%)と続いた。
・カメラ・ビデオカメラは「品質がいいから」(56.7%)、「価格が手頃・
 自国より安いから」(47.4%)、「好きなブランド・商品だから」・「日
 本製であるから」(42.3%)と続いた。
・電気製品は「品質がいいから」(50.8%)、「日本製であるから」(49.2
 %)、「価格が手頃・自国より安いから」(42.5%)の順となった。
・いずれのカテゴリも、品質の高さと手頃な価格が購入に大きく影響してお
 り、日本の製品へ高い信頼をおいていることがうかがえる。


【総論】
 この度の調査で、中国人旅行者のインバウンド需要の高さと、今後のさら
なる高まりが期待できる結果となりました。訪日経験のある中国人旅行者に
おいては、ほとんどの人が日本に再来したいと考えており、訪日経験のない
人と比較してもさまざまな項目で行動意欲が高いことから、今後リピーター
となる人も多いと考えられます。
 また、特に関心の高い「ショッピング」においては、日本製品の品質に信
頼が寄せられており、また販売店舗の情報は知人の口コミや自主的なインター
ネット検索など、複数の情報源から収集していることが分かりました。
 今後、中国人旅行者の訪日およびインバウンド消費をさらに後押しするた
めには、旅行前の情報収集に活用できる中国人向けWebコンテンツの充実をは
かるとともに、訪日時に日本製品のコストパフォーマンスの高さをアピール
し、質の高い製品・サービスを提供することで、旅行後の口コミにつなげて
いくことが重要だとGMOリサーチは考えます。


【ご参考】
 GMOリサーチは、2015年5月8日に株式会社トリムとパートナーシップ契約を
締結し、DIY型リサーチシステム「GMO Market Observer(マーケットオブザー
バー)」において、「レポーティングサービスオプション」の提供を開始しま
した(参考URL:http://www.gmo-research.jp/4063.html)。
 これに伴い、以下のURLより「訪日中国人の消費行動調査」シンプルレポー
ト(性別、年代、訪日経験の有無を軸に集計したレポート)をダウンロード
いただけます。
■レポートのダウンロードURL:http://www.gmo-research.jp/report150529dl
※レポート使用の際には必ず出典として「GMOリサーチ調べ」とご記載ください。


【GMOリサーチ株式会社について】
 市場調査・分析および調査データを基にしたコンサルティングサービスを
提供しております。従来通りの市場調査手法はもちろん、MROCやアイトラッ
キング、スキャナマインドなど、最先端の技術と手法を駆使したGMOリサーチ
の市場調査サービスは、企業の迅速かつ最適な意思決定のお手伝いをいたし
ます。
 また、GMOリサーチでは、アジア最大規模となる1400万人超の会員を保有す
る「ASIA Cloud Panel(アジアクラウドパネル)」のネットワークを活用し、
訪日経験者や訪日予定者を対象とした消費実態や動向調査を多数行っていま
す。今後はインバウンド消費者調査に特化したサービスを展開し、お客様の
インバウンドビジネスを支援してまいります。

■「インバウンド消費者調査サービス」 URL:http://www.gmo-research.jp/inboundlp/
■「ASIA Cloud Panel」 URL:http://www.gmo-research.jp/acp


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【参考資料】
▼本プレスリリース及び参考資料は以下のURLからご覧いただけます。
 URL:http://www.gmo.jp/news/article/?id=4860
※報道関係以外の方で、本調査データをご利用になりたい場合は、当社までご一報ください。

(図1)訪日前に期待したこと、訪日中に実際にしたこと
   [過去3年以内の訪日中国人旅行者N=552 複数回答]

(図2)日本への再来意向[過去3年以内の訪日中国人旅行者N=552 単一回答]

(図3)次回訪日の際に日本でしたいこと
   [過去3年以内の訪日中国人旅行者N=552、今後3年以内の訪日中国人旅行予定者 N=540 複数回答]

(図4)次回訪日の際に日本でしたいこと 〈訪日経験の有無間の数値差〉
   [訪日の際にショッピングをしたと回答した方 N=372 複数回答]

(図5)日本で購入したもの
   [訪日の際にショッピングをしたと回答した方 N=372 複数回答]

(図6)情報収集経路
   [化粧品購入者 N=248、 カメラ購入者 N=194、電気製品購入者 N=192 複数回答] 

(図7)購入決定理由
   [化粧品購入者 N=248、 カメラ購入者 N=194、電気製品購入者 N=192 複数回答]
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以上

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【報道関係お問い合わせ先】
●GMOリサーチ株式会社
サービス・プロデュース本部 担当 白鳥
TEL:03-5962-0037 (代表)
E-mail:press@gmo-research.jp

●GMOインターネット株式会社
グループ広報・IR部 細田・石井・島田
TEL:03-5456-2695 FAX:03-3780-2611
E-mail:pr@gmo.jp
---------------------------------------------------

【GMOリサーチ株式会社】(URL:http://www.gmo-research.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
会社名   GMOリサーチ株式会社 (東証マザーズ 証券コード:3695)
所在地   東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者   代表取締役社長 細川 慎一
事業内容 ■インターネットリサーチ事業
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【GMOインターネット株式会社】(URL:http://www.gmo.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
会社名   GMOインターネット株式会社 (東証第一部 証券コード:9449) 
所在地   東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー 
代表者   代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿 
事業内容 ■インターネットインフラ事業
     ■インターネット広告・メディア事業
     ■インターネット証券事業
     ■モバイルエンターテイメント事業
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright (C) 2015 GMO Research, Inc. All Rights Reserved.

■GMO INTERNET GROUP■ www.gmo.jp

種類
調査レポート
関連リンク
http://www.gmo.jp/news/article/?id=4860
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URL
http://www.gmo.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
電話番号
03-5456-2555
代表者名
熊谷正寿
上場
東証プライム
資本金
50億円
設立
1991年05月
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