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公益財団法人日本ユニセフ協会
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COVAX:100カ国以上、3,800万回分のワクチンを届ける【プレスリリース】

公益財団法人日本ユニセフ協会

COVID-19の予防接種を受ける医療従事者。(フィリピン、2021年3月6日撮影) © UNICEF_UN0426592_VerzosaCOVID-19の予防接種を受ける医療従事者。(フィリピン、2021年3月6日撮影) © UNICEF_UN0426592_Verzosa

【2021年4月8日 ジュネーブ/ニューヨーク/オスロ 発】
  • COVAXファシリティは、2月24日にガーナに最初の国際輸送を行って以来、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンを100カ国以上に届けました。
  • これまでに、アストラゼネカ、ファイザー・ビオンテック、インド血清研究所(SII)から提供された3,800万回分以上のワクチンが配送されており、その中には、ワクチンのための事前買取制度(Advance Market Commitments; AMC)を通じてワクチンの供給を受けられる61カ国も含まれます。
  • 3月と4月に予定されていた納入が若干遅れたものの、COVAXは、2021年前半、ワクチンを希望したすべての国にワクチンを供給することを目指しています。
 

COVAXより供給され、空港に到着したCOVID-19ワクチン。(アフガニスタン、2021年3月8日撮影) © UNICEF_UN0427081_FazelCOVAXより供給され、空港に到着したCOVID-19ワクチン。(アフガニスタン、2021年3月8日撮影) © UNICEF_UN0427081_Fazel

COVAXは、2月24日にガーナに最初の国際輸送を行ってから42日間で、COVID-19ワクチンを100カ国以上に届けました。 

アストラゼネカ、ファイザー・ビオンテック、SIIの3つの製造業者から提供された3,800万回分以上のワクチンが届けられた100カ国のうち61カ国は、AMCを通じて資金提供を受けている低所得国(全92カ国)です。

製造業者が初期段階で製造プロセスを拡大・最適化したことや、インドでCOVID-19ワクチンの需要が高まったことにより、3月と4月には供給量が減少しましたが、COVAXは、今年前半にワクチンを希望したすべての国にワクチンを届けることができると見込んでいます。

「COVAXのパートナーの素晴らしい活動のおかげで、各国にワクチンを届けるという目標が、わずか1カ月半で実現しました。しかし、喜んでいる場合ではありません。世界中で変異種が生まれている今、私たちは世界的な展開を加速しなければならないのです。そのためには、各国政府がパートナーと協力し、知的財産権における障壁を下げ、ワクチンの輸出を制限する直接的・間接的な措置を撤廃し、余剰分のワクチンを可能な限り速やかに寄付するなど、供給量を増やすために必要な措置を講じる必要があります」と、ユニセフ事務局長のヘンリエッタ・フォアは述べました。
 

COVAXファシリティ参加国に届けるCOVID-19ワクチンを箱に詰める様子。(インド、2021年2月撮影) © UNICEF_UN0420497_COVAX_Ragul KrishnanCOVAXファシリティ参加国に届けるCOVID-19ワクチンを箱に詰める様子。(インド、2021年2月撮影) © UNICEF_UN0420497_COVAX_Ragul Krishnan

最新の供給予測によると、COVAXは2021年に少なくとも20億回分のワクチンを供給することを目指しています。この目標を達成するために、COVAXはポートフォリオのさらなる多様化を進め、製造業者との新たな契約を順次発表していく予定です。

注記:
これまでにCOVAXが供給した計38,392,540回分のワクチンを受領した参加国102カ国(4月8日14時時点 ※中央ヨーロッパ時間)は以下の通りです(アルファベット順):

アフガニスタン、アルバニア、アルジェリア、アンドラ、アンゴラ、アルゼンチン、アルメニア、アゼルバイジャン、バハマ、バーレーン、バルバドス、ベリーズ、ベナン、バミューダ、ボリビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ボツワナ、ブラジル、ブルネイ、カーボベルデ、カンボジア、カナダ、コロンビア、コンゴ民主共和国、コスタリカ、コートジボワール、ジブチ、ドミニカ、ドミニカ共和国、エクアドル、エジプト、エルサルバドル、エスワティニ、エチオピア、フィジー、ガンビア、ジョージア、ガーナ、グレナダ、グアテマラ、ガイアナ、ホンジュラス、インド、インドネシア、イラン、イラク、ジャマイカ、ヨルダン、ケニア、コソボ、ラオス、レバノン、レソト、リベリア、マラウイ、モルジブ、マリ、モーリシャス、モンゴル、モンテネグロ、モロッコ、モザンビーク、ナウル、ネパール、ニカラグア、ナイジェリア、北マケドニア、オマーン、パレスチナ、パラグアイ、ペルー、フィリピン、カタール、韓国、モルドバ、ルワンダ、サモア、サントメ・プリンシペ、サウジアラビア、セネガル、セルビア、シエラレオネ、ソロモン諸島、ソマリア、南スーダン、スリランカ、セントルシア、スーダン、スリナム、台湾、タジキスタン、東ティモール、トーゴ、トンガ、トリニダード・トバゴ、チュニジア、ツバル、ウガンダ、ウルグアイ、ウズベキスタン、ベトナム、イエメン。

* * *

■ 新型コロナウイルスに関するユニセフの情報はこちらからご覧いただけます。
特設サイト: https://www.unicef.or.jp/kinkyu/coronavirus/
COVAX情報ページ: https://www.unicef.or.jp/kinkyu/coronavirus/covax/

■ COVAXについて
COVAXは、COVID-19の診断検査法、治療法、ワクチンの開発などを加速させるための国際的な取り組みであるACT-A(Access to COVID-19 Tools - Accelerator)の柱の一つであるワクチン供給のイニシアティブです。感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)、GAVIアライアンス、WHO(世界保健機関)が共同で主導し、先進国および開発途上国のワクチン製造業者、ユニセフ(国連児童基金)、世界銀行、市民社会組織などと連携して活動しています。COVAXは、COVID-19ワクチンを世界各国に公平かつ迅速に分配していくことを目指し、政府や製造業者とともに取り組む唯一のグローバル・イニシアティブです。

■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。 https://www.unicef.org/
※ ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
※ ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国33の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 https://www.unicef.or.jp/

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本社所在地
東京都港区高輪4-6-12 ユニセフハウス
電話番号
03-5789-2016
代表者名
赤松良子
上場
未上場
資本金
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設立
-
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