GMOグローバルサイン:インダストリアル・インターネット・コンソーシアム(IIC)に加盟 試験用プラットフォーム設計に参加

GMOインターネットグループ

2016年1月29日
報道関係各位

GMOグローバルサイン株式会社
=============================================================
インダストリアル・インターネット・コンソーシアム(IIC)に加盟
試験用プラットフォーム設計に参加
~産業分野のIoT化に備えたセキュリティ対策を支援~
=============================================================
 GMOインターネットグループのGMOクラウド株式会社の連結会社で、電子認
証サービスを展開するGMOグローバルサイン株式会社(代表取締役社長:中條 
一郎 以下、GMOグローバルサイン社)は、IoTの安全な実現に向け、
IIC(Industrial Internet Consortium(R):インダストリアル・インターネッ
ト・コンソーシアム)に加盟いたしました。
 IICは、「インダストリアル・インターネット(産業のインターネット)」
をコンセプトに、IoT(Internet of Things)時代に備えたベストな施策の確
立、およびその成長促進を目指す、産官民のパートナーシップによって設立
された組織です。


-------------------------------------------
【IIC加盟の背景】
-------------------------------------------
■「インダストリアル・インターネット」とは
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 近年、IoTへの取り組みが活発化する中で、IoTを活用したより具体的な構
想として、「インダストリアル・インターネット」が、製造業を中心に多く
の産業分野で注目を集めています。「インダストリアル・インターネット」
とは、製品をインターネットにつなげて稼働データを収集、分析し、そこか
ら故障の予兆を見極め事故やトラブルを未然に防いだり、運用・保守の効率
化を実現したりすることで、さらに新たな製品・サービスの創造へとつなげ
ていく構想です。これを実現するためには、各産業分野がIoTソリューション
を導入し、ビッグデータの収集、解析とそこから学習していく機械間コミュ
ニケーションといった、最新の技術が必要となります。

 この「インダストリアル・インターネット」を推進しているのが、2014年3
月に、AT&T、シスコ、ゼネラル・エレクトリック、IBM、およびインテルによ
り設立され、世界27カ国、229社の会員組織を擁するIIC(URL:
http://www.iiconsortium.org/)です。IICは、米国に本拠地を置き、「イン
ダストリアル・インターネット」の確立と成長のための優先事項の決定、そ
の実現のための技術開発と発展を目指し、仲介および調整を担っています。

■GMOグローバルサイン社の取り組み
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 GMOグローバルサイン社では、企業のアクセス管理やデバイス認証における
セキュリティ強化を支援するべく、IAM*1(Identity and Access Management
:認証アクセス管理)ソリューションおよびPKI*2(Public Key
Infrastructure:公開鍵基盤)ソリューションを提供しております。
PKIソリューションは、多数の証明書を一括発行できるうえ、証明書プロファ
イルの柔軟性を備えており、IoTの製品・サービスに求められる迅速さや多様
性、そして量的なニーズに対応することができます。
 IAMソリューションは、システムやサービスの増加とともに増え続ける、ユー
ザーのID(識別情報)の一元管理と、1つのIDですべてのサービスへのログイ
ンを可能にする“シングルサインオン”を実現するサービスです。ワンタイ
ムパスワードや電子証明書など実績のある規格に基づいた強固な認証と権限
設定により、IoT実現に理想的なセキュリティ環境で人やモノのIDを管理する
ことができます。

 GMOグローバルサイン社が提供するこれらのサービスは、様々な製品をイン
ターネットでネットワーク化する「インダストリアル・インターネット」の
構想において、製品利用者の個人のプライバシーはもちろん、収集した企業
の機密となりうるデータを保護するセキュリティ対策として有効なサービス
です。
 こうした背景からGMOグローバルサイン社はIICに加盟することで、これま
でセキュリティ・ソリューションの提供で培ってきた技術的ノウハウの導入、
試験用プラットフォーム(テストベッド)の設計といったサブ・ワーキング
・グループにおける取り組みに注力してまいります。また、すでにセキュリ
ティ評価を行うための共通の枠組みと手法の策定、試験プラットフォームの
構築を進めており、会員組織への提案に関する諮問機関としての役割も果た
しています。

(*1) IAMとは、Identity and Access Management(アイデンティティ&アク
  セスマネジメント)の略で、複数アカウント(ID)を統合管理し、さらに
  アクセスの範囲や権限なども詳細に設定し認証するシステムのこと。
(*2) PKIとは、認証、暗号化、データの完全性保証など、公開鍵基盤による
  暗号化技術を用いてセキュリティを実現する仕組みのこと。


-------------------------------------------
【IICからのエンドースメント】
-------------------------------------------
『「インダストリアル・インターネット」の開発と導入には、厳格なセキュ
 リティ対策が不可欠です。IICはこうしたセキュリティ要件の確定を最優先
 課題と位置付けているため、今回のGMOグローバルサイン社のIIC加盟を大
 変歓迎しています。IoT市場におけるセキュリティ・ソリューション提供企
 業としての専門知識を、ぜひワーキンググループでの活動に活かしていた
 だきたいと思っています。』
IICエグゼクティブ・ディレクター
Richard M. Soley

■インダストリアル・インターネット・コンソーシアム(IIC)とは
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 IIC(URL:http://www.iiconsortium.org/)とは、世界27カ国、229社の会
員組織を擁する参加型の会員制組織で、OMG(*3)(Object Management Group)
が統括するコンソーシアムです。機械やデバイス、情報分析、そしてその業
務に携わる人々の相互接続を実現するプラットフォームの開発・採用・普及
を促進する目的で、2014年3月に、AT&T、シスコ、ゼネラル・エレクトリック、
IBM、およびインテルにより設立されました。「インダストリアル・インター
ネット」の確立と成長のための優先事項の決定、その実現のための技術開発
と発展を目指し、仲介および調整を担っています。

(*3) 1989年に設立された、プログラムやシステムなど技術規格の企業統合標
  準を開発する非営利団体です。


-------------------------------------------
【「GlobalSign」とは】
-------------------------------------------
 世に電子認証サービスが登場し始めた初期段階の1996年にベルギーでサー
ビスの提供を開始し、ヨーロッパで初めてWebTrustを取得した認証局です。
ベルギー政府関連機関への数多くの実績を持ち、eID※(BELPIC)をはじめと
するベルギー電子政府プロジェクトの最上位認証局である、ベルギー政府認
証局への認証を行っています。2006年にGMOインターネットグループにジョイ
ンし、政府レベルのセキュリティを、日本をはじめワールドワイドに販売展
開しております。現在では、SSLサーバ証明書をはじめとした150万枚の電子
証明書発行実績と、政府関連機関や大手企業へ多数の納入実績があります。
 また、『CABF(CA/Browser Forum)』、『Anti-Phishing Working Group』に参
加し、電子証明書市場のリーディングカンパニーとして積極的な活動を行っ
ています。2014年にはヨーロッパを中心にIdentity and Access
Management(IAM)ソフトウェアを提供してきたフィンランドのUbisecure社を
グループ化し、IAM事業をサービス群に加えました。Ubisecure社のIAMソフト
ウェアは大手Slerを含む150社のパートナーを通じて多くの政府機関、金融機
関、大企業で利用されています。2016年からはマイナンバーカードを利用し
たオンライン本人確認サービスを提供開始予定です。

※ eID:ベルギーの電子政府プロジェクトの一環として始まった国民ID カー
ドプロジェクト。12歳以上のベルギー全国民に対して電子証明書入りのID
カードが配布される。

以上

--------------------------------------------------------------
【サービスに関するお問い合わせ先】
●GMOグローバルサイン株式会社 マーケティング部 大澤
TEL:03-5728-1551 FAX:03-5728-1552
E-mail:support-jp@globalsign.com
--------------------------------------------------------------
【報道関係お問い合わせ先】
●GMOクラウド株式会社 社長室 広報担当 遠藤・松下
TEL:03-6415-6100 FAX:03-6415-6101
E-mail:pr@gmocloud.com

●GMOインターネット株式会社 グループ広報・IR部 石井・島田
TEL:03-5456-2695 E-mail:pr@gmo.jp
--------------------------------------------------------------

【GMOグローバルサイン株式会社】 (URL:https://jp.globalsign.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
会社名 GMOグローバルサイン株式会社
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役社長 中條 一郎
事業内容 ■情報セキュリティ及び電子認証業務事業
資本金     3億5,664万円
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【GMOクラウド株式会社】 (URL:http://www.gmocloud.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
会社名 GMOクラウド株式会社 (東証第一部 証券コード:3788)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役社長 青山 満
事業内容 ■クラウド・ホスティングサービス事業
■セキュリティ事業
■ソリューション事業
■IAM事業
資本金 9億1,690万円
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【GMOインターネット株式会社】 (URL:http://www.gmo.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
会社名 GMOインターネット株式会社 (東証第一部 証券コード:9449)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
事業内容 ■インターネットインフラ事業
■インターネット広告・メディア事業
■インターネット証券事業
■モバイルエンターテイメント事業
資本金 50億円
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright (C) 2016 GMO GlobalSign K.K.  All Rights Reserved.

■GMO INTERNET GROUP■ www.gmo.jp

会社概要

GMOインターネットグループ

1,709フォロワー

RSS
URL
http://www.gmo.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
電話番号
03-5456-2555
代表者名
熊谷正寿
上場
東証プライム
資本金
50億円
設立
1991年05月