2014年『キングオブコント』優勝コンビ『シソンヌ』のじろうが初の日記小説を刊行!
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)は、川嶋佳子(シソンヌじろう)著
『甘いお酒でうがい』を12月18日(金)に発売いたします。
『甘いお酒でうがい』を12月18日(金)に発売いたします。
「川嶋佳子」とは、お笑いコンビ『シソンヌ』のじろうがコントで長年演じている40代独身女性。その川嶋佳子が綴った日記『甘いお酒でうがい』が、1冊の小説となって刊行されます。
「芸人が最もライブを見に行くコンビ」と称され、じろうと長谷川忍の卓越した演技力で知られる『シソンヌ』は、2014年『キングオブコント』優勝者。ネタ作成を担当するじろうは「稀代のコント職人」として各界から注目を集めており、俳優としても活躍中です。人間の日常と悲哀を題材にしたシソンヌのコントの代表的登場人物の一人が「川嶋佳子」。平凡な中年女性が517日間コツコツと綴った日記から漂うのは、誰でも覚えのある人生の物悲しさ。そして、その悲しさを「乗り越える」のではなく「付き合っていく」姿が、人生の小さなヒントを示しているようでもあります。
「芸人が最もライブを見に行くコンビ」と称され、じろうと長谷川忍の卓越した演技力で知られる『シソンヌ』は、2014年『キングオブコント』優勝者。ネタ作成を担当するじろうは「稀代のコント職人」として各界から注目を集めており、俳優としても活躍中です。人間の日常と悲哀を題材にしたシソンヌのコントの代表的登場人物の一人が「川嶋佳子」。平凡な中年女性が517日間コツコツと綴った日記から漂うのは、誰でも覚えのある人生の物悲しさ。そして、その悲しさを「乗り越える」のではなく「付き合っていく」姿が、人生の小さなヒントを示しているようでもあります。
●シソンヌじろう「あとがき」より抜粋 コントのキャラクターであったはずの「川嶋佳子」は徐々に僕の精神と肉体を侵略し僕の体を利用して「川嶋佳子」でいようとしているような気さえする。 「川嶋佳子」のコントをやった日はひげが伸びないのである。 この日記を書いたのは恐らく彼女であって、僕ではない。読み返しても、こんなこと書いたっけ?と思う箇所がいくつもある。この日記を書いているとき、もしかしたら僕の外見はおばさんになっているのかもしれない。いや、数年後、僕は完全なる女性になっているのかもしれない。 「川嶋佳子」はとにかくついていない。しかし彼女は自分の不運を客観的に見て、自分に舞い降りる不幸に意味を持たせることで日常を楽しんで生きている。その姿勢こそが僕がテーマに掲げていることであり、この日記に触れた方に伝えたいことなのである。 些細なことにいらいらして何になる。声を荒げて何になる。起きてしまったことはもうどうにもならないのだ。それが死という人生最大の悲しみであったとしても、それを引きずって何になる。ポジティブになりなさい、などとは言わない。しかしネガティブな自分を客観視し、ほんとついてないなぁ~、こんなに不幸が続くものかしらね~、と自分を嘲笑することはできると思う。 |
●著者プロフィール
川嶋佳子(かわしまよしこ)
シソンヌのじろうがコントで長年演じてきた女性。年齢は46歳~48歳。独身の事務職OL。少々風変わりなところもあるが、真面目で優しい性格。職場の20代の「若林ちゃん」が友達で、本作では2回り年下の男性と交際中。恋愛経験は意外と豊富。
シソンヌじろう
1978年7月14日、青森県弘前市出身。2006年、お笑いコンビ『シソンヌ』を吉本総合芸能学院東京校(東京NSC)同期の長谷川忍と結成。2014年『キングオブコント』優勝。広島ホームテレビ「ぶちぶちシソンヌ」レギュラーのほか、映画、TVドラマで俳優としても活動中。
※本書は、フィーチャーフォンサイト「ライブよしもと」とスマートフォンサイト「ケータイよしもと」にて、2012年6月~2013年10月に連載された「川嶋佳子の『甘いお酒でうがい』」に加筆・修正し、書き下ろしとして「2015年9月、10月」を加えたものです。
タイトル :甘いお酒でうがい 著者 :川嶋佳子(シソンヌじろう) 発売日 :2015年12月18日(金) 体裁 :四六判変形/1C/本文224ページ予定 予価 :本体(1100円+税) |
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