<イル・ディーヴォ>世界を魅了する4人組が、美しくも力強い歌声で復興へのメッセージを届けていく!
3月11日、東京・日本武道館でのライブをWOWOWで生中継!

イル・ディーヴォは全世界でのアルバム売り上げが2600万枚以上を誇り、クラシックとポップスを融合させた“クラシカル・クロスオーバー”というジャンルを定着させたパイオニアだ。今回のツアーは、ミュージカルの名曲を厳選した最新作「ミュージカル・アフェア」の楽曲を中心に、代表曲を交えた構成となっている。オーケストラの流麗な調べにのせて、黒のスーツに身を包んだ4人がスポットライトの中に現れると、ステージは劇場を思わせる華やいだ空間に。「トゥナイト」(ウエスト・サイド・ストーリー)、「メモリー」(キャッツ)、「彼を帰して」(「レ・ミゼラブル」)といった愛の歌を圧倒的な歌声で響かせ、会場を満たしていく。ミュージカル界を代表する女性シンガーの一人、レア・サロンガをゲストに迎えた「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」(「オペラ座の怪人」)などはまるでミュージカルの一場面を見ているかのような迫力だ。4人は出身国が異なり、オペラ、ポップス、ミュージカル・シアターなどバックグラウンドも多彩。伸びやかな高音、ふくよかなバリトン、ハリやツヤのある声など、異なる声質と歌唱が豊かな調和をつくりだしていく様は圧巻だ。時に切なく、時にエモーショナルに、ロマンティックな歌声で観客を魅了していく表現力も観客の胸を打つ。
そうした優雅でゴージャスな雰囲気の一方で、ホイットニー・ヒューストンの歌唱でおなじみの「オールウエイズ・ラヴ・ユー」ではドラマティックな歌をユーモラスな動きを交えて盛り上げるなど、サービス精神あふれる茶目っ気も楽しい。
さらに、何より日本のファンへのプレゼントとなったのが、NHK東日本大震災復興支援ソング「花は咲く~FLOWERS WILL BLOOM」と、日本語で歌われた「FURUSATO」だ。温もりに満ちた真摯な歌声に大きく、そして長い拍手が送られた。
メンバーがそれぞれ異なる国の出身であることから、世界を音楽でつなぐ「音楽の親善大使」とも呼ばれるイル・ディーヴォ。震災3年後を迎えた2014年3月11日。唯一無二の歌声でエンターテインメントの力を届けてくれるに違いない。
WOWOWでは、復興メッセージ「エンターテインメントにできること。」を掲げ、2012年にシンディ・ローパー、2013年にジャーニーと海外アーティストの来日公演を放送してきたが、今回はその第3弾となる。3月11日は、放送に加え、全国の映画館で同時生中継も実施。東北3県、4劇場では、無料招待を行う。その他の14劇場における収益金は、公益社団法人 経済同友会が運営する復興支援「Ippo Ippo Nippon」プロジェクトに寄付します。詳しくは、イオンシネマ ホームページおよび各上映劇場まで直接お問い合わせください(http://www.aeoncinema.com/)
美しくも切なく、ドラマティックな彼らの歌声は、復興へのメッセージとなるだろう。
写真:土居 政則
<放送情報>
生中継!イル・ディーヴォ ライブ・イン・ジャパン2014
3月11日(火)夜7:00~ 【WOWOWライブ】
IL DIVO WOWOW特設HPはこちら
http://www.wowow.co.jp/music/ildivo/
すべての画像