第7回野性時代フロンティア文学賞 選考結果のお知らせ

2016年3月10日(木)、第7回野性時代フロンティア文学賞(主催=株式会社KADOKAWA)の最終選考会が行われた。
このたび、応募総数853作品の中から最終候補に選ばれた3作のうち、選考委員の厳正なる審査により、大賞は該当作なしとなった。大賞に準じる賞として、田中倫子さんの『お月様のブランコ』が奨励賞に選ばれた。なお今回、賞金授与および刊行は行わない。

 

選考委員は、冲方丁・辻村深月・森見登美彦(敬称略、左より50音順)が務めた。

選考委員(左より、冲方丁、辻村深月、森見登美彦(敬称略、五十音順))※冲方氏写真:ホンゴユウジ、辻村氏写真:大坪尚人

本賞は、400字詰め原稿用紙換算200枚から400枚(長編1作品)で書かれた広義のエンターテインメント小説を対象とし、恋愛、ミステリ、冒険、青春、歴史、時代、ファンタジーなど、ジャンルは問わない(ノンフィクション・論文・詩歌・絵本は除く)応募作品の中から最も優れた作品が受賞する。過去の受賞作においては、2015年10月には第3回(2012年)受賞作の芦沢央著『罪の余白』が映画化され、2016年5月には第1回(2010年)受賞作の松尾佑一著『鳩とクラウジウスの原理』が文庫化予定と、読者や活躍の幅を広げている。


選評は2016年4月12日(火)発売の「小説 野性時代」5月号に掲載される。

■ 野性時代フロンティア文学賞 公式サイト:http://www.kadokawa.co.jp/contest/frontier/



【第7回 野性時代フロンティア文学賞】-----------------------------------------

大賞:該当作なし


奨励賞:『お月様のブランコ』田中倫子(たなか・りんこ)

室井日菜(むろい ひな)は阪神大震災の前夜、赤い月を見る。両親と生後八ヶ月の弟幸多(こうた)、ポメラニアンのエリと暮らしていたが、震災で父とエリを亡くす。自責の念から不登校、ニートとなり、二十年後の現在は無気力なアルバイト生活を続けている。今も地震に怯え、他人とうまく話せない日菜だが、弟の幸多と話していると癒やされる。幸多は「体は没しても魂に別れを告げる必要はない」という死生観を持つが、エリを失った日菜はその考えを受け入れられない。そして、成人を迎えた幸多は日菜に、“ある事実”を打ち明ける――。


<著者略歴>
ペンネーム:田中 倫子
1968年[昭和43年]4月5日生まれ(満47歳)。兵庫県神戸市出身、在住。女性。
事務職を経て、現在は在宅ライター。二児の母。
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