クマのプー生誕90周年を記念して、原作者A.A.ミルン一族お墨付きの公式続編が登場！ 完全書き下ろし新作『クマのプー 世界一のクマのお話』は10月31日（月）発売！
プーを愛する4人の児童文学作家の書き下ろし競演！ 原作の画風を踏襲した描き下ろしカラーイラストは130点以上。
原作の画風を踏襲した130点以上の描き下ろしカラーイラストを収録。絵本としても、読み物としても、画集としても、お手元にいつまでも置いておきたくなる一冊です。
【作家の森絵都先生が翻訳！】
イギリス生まれの本書を日本語に訳し下ろすのは、『カラフル』『DIVE!!』など、数々の児童書や小説を世に送り出してきた、作家の森絵都氏。クマのプーの訳を手がけるにあたり、「プーを心に抱いて生きるのは、自分の中に、かげりを知らないハチミツ色の日向を囲いつづけることだと思う。」というコメントをいただきました。
【江國香織氏も絶賛！】
数々の翻訳や児童書を手がけてこられ、ご自身もクマのプーが大好きという江國香織氏が、本書の日本語訳を読んで絶賛のコメントをお寄せくださいました。
「この特別な読書の、愉しさとなつかしさ。そうだった、ここはこういう場所だった、と、思いだせるよろこび。」
江國氏のコメントから、本書にはA.A.ミルンの描き出した100エーカーの森の雰囲気や世界観がしっかりと継承されており、ファンの期待通りの物語世界が広がっているということがわかります。
両氏のコメントは、本書の帯にも掲載されております。ぜひ店頭でお手にとってご覧ください。
＜『クマのプー 世界一のクマのお話』について＞
【内容】
A.A.ミルン『クマのプー』発売から90年。「100エーカーの森」を舞台にした、ファン待望の公式新作をお届けします。春夏秋冬の四つの章の中で、いつも一生懸命なクマのプーは、川や雪を見て、大冒険をくり広げます。でも、どこか間の抜けた勘違いをして落ち込むことも。しかし、どんな時も、最後にはかならずクリストファー・ロビンがやってきて、プーのことを抱きしめてくれます。プーの世界を愛する子どもたちと、かつて子どもだった大人たちに向けて、世界同時発売で本書を刊行いたします。E.H.シェパードの画風を踏襲した描き下ろし挿画は、130点以上。絵本としても、読み物としても、画集としても、お手元にいつまでも置いておきたくなる一冊です。
【収録内容】
秋の章 プーとコブタが、ドラゴンの襲来にそなえます
冬の章 100エーカーの森に、ペンギンがあらわれます
春の章 〈べつのロバ〉が、イーヨーのアザミをねらいます
夏の章 プーが、ナイル川のソースを夢見て、旅にでます
【本作のここがオススメ！】
●原作者A.A.ミルン一族のお墨付きの、最新公式続編です！
●プーを愛する４人の児童文学作家が完全書き下ろし競演！
●コアな女性ファンと、もちろん、プーが大好きなお子様にも。
●文章はすべてふりがな付き。親子でお楽しみいただけます！
●原作を踏襲した描き下ろしカラーイラスト130点以上を収録！
●コレクション欲をくすぐる美麗な造本で、プレゼントに最適！
【本書に登場するなかまたち】
左から、イーヨー、オウル、ティガー、カンガ、ルー、ウサギ、コブタ、プー、クリストファー・ロビン。
だれもがしっている、100エーカーの森のなかまたちです。
(C)The Trustees of the Pooh Properties 2016
イーヨー、プー
(C)The Trustees of the Pooh Properties 2016
コブタ
(C)The Trustees of the Pooh Properties 2016
ラビット
(C)The Trustees of the Pooh Properties 2016
マーク・バージェス氏による、原作の世界観を踏襲したイラスト130点以上が、物語を彩ります。
★新キャラクターも登場！本書の「冬の章」には、シリーズ初登場の新キャラクター「ペンギン」が登場します。はじめてペンギンに出会ったプーが、とった行動とは…!?
(C)The Trustees of the Pooh Properties 2016
【プロフィール】
原案：A．A．ミルン （A.A.Millne)
1882年、ロンドン生まれ。詩人、小説家、演劇脚本家。風刺漫画雑誌「パンチ」への寄稿を経て、1923年、詩篇「テディベア」内に登場したクマをモデルに、1924年に詩集『ぼくたちがとてもちいさかったころ』、1926年に小説『クマのプー』を上梓した。
キャラクター原案：E．H．シェパード (E.H.Shepard)
1879年、ロンドン生まれ。イラストレーター、漫画化。風刺漫画雑誌「パンチ」で活躍。クマのプーを描いたイラストは世界中からの賞賛を浴び、高い評価を不動のものとした。
「秋の章」作者：ポール・ブライト (Paul Bright)
絵本作家、詩人。2004年、デビュー2作目の『Quiet!（未訳）』（2003年）で第5回ブルーピーター児童文学賞候補。2007年『I’m Not Going Out There!（未訳）』（2006年）で第13回ストックポート児童文学賞受賞。2010年『Crunch Munch Dinosaur Lunch（未訳）』（2009年）で第30回チルドレンズ・ブック賞候補。
「冬の章」作者：ブライアン・シブリー (Brian Sibley)
作家、アナウンサー、放送作家。著書に『クマのプーさんの世界』（2003年、岩波書店刊）など。ほか、『クマのプーさんスケッチブック』（1995年、ブックローン出版刊）と『The Pooh Book of Quotations（未訳）』（1991年）を編纂。ミルンとシェパードに関する評論、講義、放送も手がけた。
「春の章」作者：ジーン・ウィリス (Jeanne Willis)
5歳から物語を書き始め、300冊以上を執筆。主な著作に『まほうの森のプニュル』（2012年、小学館刊）、『Dr Xargle’s Book of Earthlets（未訳）』（1988年）など。2003年第21回スマーティーズ賞、2007年第27回チルドレンズ・ブック賞受賞。2003年第33回ウィットブレッド賞候補。ほか、受賞歴多数。
「夏の章」作者：ケイト・ソーンダズ （Kate Saunders)
小説家、児童文学作家。著作および受賞歴多数。主な著作に『Beswitched（未訳）』（2010年）、『The Whizz Pop Chocolate Shop（未訳）』（2013年）など。2014年、『砂の妖精』（1963年、KADOKAWA刊）の続編『Five Children on the Western Front（未訳）』（2014年）で第15回コスタ賞を受賞。
絵：マーク・バージェス (Mark Burgess)
作家、児童書挿画家。シェパードの原案を踏襲した画風で、『プーさんの森にかえる』（2010年、小学館刊）の挿画を手がける。
翻訳：森 絵都
1968年、東京都生まれ。1990年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。2006年『風に舞いあがるビニールシート』で第135回直木賞を受賞。『カラフル』『いつかパラソルの下で』『ＤＩＶＥ!!』『みかづき』など著書多数。
＜書誌情報＞
【作品名】 クマのプー 世界一のクマのお話
【原 案】 A．A．ミルン
【著 者】 ポール・ブライト、ブライアン・シブリー、ジーン・ウィリス、ケイト・ソーンダズ
【訳 者】 森 絵都
【キャラクター原案】 E．H．シェパード
【カバー・本文イラスト】 マーク・バージェス
【発売日】 2016年10月31日※地域によって発売日が前後する場合があります。
【定 価】 本体1800円＋税
【頁 数】 オールカラー192頁
【体 裁】 四六判変形（横128mm×縦188mm）、上製単行本
【発 行】株式会社KADOKAWA
【ISBN】 978-4-04-104935-8 C8097
【対象年齢】 小学校低学年から（総ルビ）
詳細はコチラから→http://www.kadokawa.co.jp/product/321606000618/
メールでのお問い合わせ
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