井上芳雄が実力派シンガーを招き珠玉のミュージカル・ナンバーを熱唱。歌う喜びと聴く興奮に満ちたプレミアムなコンサートが実現

 

ミュージカル界のトップスターたちが名曲の数々を圧倒的な歌唱力で歌うWOWOWのオリジナル・ライブ「僕らのミュージカル・ソング」が8月4日、ビルボードライブ東京にて開催された。
コンサートのホストは、2年連続でトニー賞のWOWOWスペシャル・サポーターを務めたミュージカル界のプリンスこと、井上芳雄。「たくさんの人にミュージカルの魅力を知ってほしいと思い、ミュージカル・コンサートを始めました。いずれ日本でもトニー賞のようなミュージカルの賞ができたらと思っているんですが、今夜はその第一歩としたいです」と意気込みを語り、「ファニー・ガール」でバーブラ・ストライザンドが歌った「Don’t Rain On My Parade」を初披露した。
そして、４人のゲストをステージにエスコート。１人目は演歌歌手の天童よしみで、紅白歌合戦出場の常連である大スターのサプライズ登場に、会場は大いに湧いた。井上も「今回、ダメ元で天童さんにお願いしてみましたが、引き受けてもらえてうれしかった」と感激の面持ち。天童も「私の方こそうれしい。実は幼い頃からポップスやミュージカル曲が大好きだったんですよ」と笑顔で応えた。そして、圧倒的な声量で「マイ・フェア・レディ」の「踊り明かそう」を歌い上げた。2人目のゲストは、近年ミュージカルでの活躍が目覚ましい声優・歌手の平野綾。３人目は、元宝塚宙組娘役の和音美桜。和音は井上と共演した「ルドルフ　ザ・ラスト・キス」から令嬢マリーの信念を力強く歌う「二人を信じて」を選び、豊かな声量を会場いっぱいに響かせた。そして４人目は、シンガソングライターでありミュージカルでも活躍中の藤岡正明。「タイタニック」から「バレットソング」を歌い、緊迫感あふれる男声でステージをミュージカルの一場面に変えてみせた。
続けて、井上が天童、平野、和音、藤岡と次々にデュエットするという、このコンサートならではのパフォーマンスに。平野とは共演した舞台「モーツァルト」からラブソング「愛していればわかりあえる」を歌い、透明感のある美しいハーモニー響かせた。「愛していれば―」はボサノヴァ調、和音と歌う「エリザベート」の「私が踊るとき」はタンゴ風にとお馴染みの曲を新鮮なアレンジで聴かせ、客席のミュージカルファンをもうならせた。
さらに、コンサート後半では、WOWOWが今年のトニー賞の関連企画として募集した「僕らのミュージカル・ソング ランキング」の投票で選ばれたトップ10ソングを発表。井上は「ちょっと僕よりのラインナップになってしまいました」と照れながらも、持ち歌の数々を舞台本番と変わらぬ完璧なパフォーマンス力で披露した。
ラストは、元シルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマー、フィリップ・エマールも加わり、明日への希望を歌う「アニー」の名曲「トゥモロー」を全員で熱唱。井上は「この世の中には音楽の力が、今こそ必要だと思って、僕らは日々歌っています」と真剣に語り、歌本来の魅力が詰まった一夜限りのプレミアムコンサートは幕を閉じた。

 「僕らのミュージカル・ソング」は8月29日（土）夜8:30からWOWOWライブで放送。
詳しくは番組ＨＰ　http://www.wowow.co.jp/stage/bokura/

＜井上芳雄 出演番組＞
8月29日（土）夜7:00　WOWOWライブ
井上芳雄 シングス・ディズニー ～ワン・ナイト・ドリーム！
http://www.wowow.co.jp/music/inoue/

10月10日（土）夜10:00　ＷＯＷＯＷプライム　
連続ドラマＷ　海に降る（全６話　※第１話無料放送）
http://www.wowow.co.jp/dramaw/umi/