第57回グラミー賞にて4冠受賞の天才シンガー・ソングライター“サム・スミス”が奇跡の歌声を披露!昨年11月に国立代々木競技場第一体育館で開催の来日公演の模様を、WOWOWにて2月14日に独占放送!
サム・スミス “IN THE LONELY HOUR JAPAN TOUR” 2月14日(日)夜7:30 [WOWOWライブ]
シックな黒の衣装に身を包んだサム・スミスがステージに登場するや、オールスタンディングで出迎えた会場からは大きな歓声が湧き起こった。
2015年第57回グラミー賞授賞式で最優秀新人賞をはじめ、主要3部門を含む最多4冠を獲得したイギリス出身のシンガー・ソングライター、サム・スミスの来日公演。当初は5月に予定されていた公演が喉の不調によりキャンセルになっていたサムが、当初の予定より大きな会場となる国立代々木競技場第一体育館に遂にカムバックした。
ステージに現れるや悲鳴にも似た歓声がサムを迎え入れると、ライヴは「Life Support」からスタート。厳かなムードさえ漂うなか、前半は大ヒットアルバム『IN THE LONLY HOUR』に収録のバラード曲を中心に届けられた。繊細なギターの調べにのせた「Leave Your Lover」から、ダークでグルーヴィーな演奏が味わい深かった「Nirvana」へ。甘く優しいだけではなく、鋭さやセクシーなニュアンスも覗かせたサムの様々な歌声に会場が酔いしれていく。曲の合間には、サムが真摯な表情で「トーキョー!アリガトウ!」と感謝の言葉を伝えると、客席からは大きな歓声が湧き起こった。軽やかなビートが弾む「Restart」では、コーラス隊と共にステップを踏むサムの楽しげな姿に会場の雰囲気も和んでいく。
中盤はバンドメンバーによるセッションを経て、グランドピアノとチェロによる美しい演奏にのせた「Not In That Way」が、エルヴィス・プレスリーのカヴァー「Can't Help Falling Love」へと繋がるスリリングな展開が素晴らしかった。まるで祈るように歌を紡ぐサムの歌声は、単に“歌が上手い”という領域では語れない、心の奥にある何かを揺り動かすパワーがある。そして、ライヴは圧巻のフィナーレへと向かった。コミカルに弾むサウンドとは裏腹にシニカルなメッセージを孕んだノーティ・ボーイとのコラボ曲「LaLaLa」から、サビの――日本人の耳には“マニオママイ”と聴こえるフレーズが印象的な「Money On My Mind」へと、会場に集まった全員が共に歌い踊る一体感のなかライヴは終了した。
本編を終えたあと、お客さんのスマホの光が会場を埋め尽くす、美しい景色を作り上げたアンコールでは、再びステージに現れたサムが「Oh my god!」と喜びの声をあげていた。そのまま、そのライトを左右に振り、幻想的な雰囲気に包まれてバラード曲「Latch」を歌いあげると、ラストソングは誰もが待ちに待った「Stay With Me」だった。会場いっぱいに光が満ち溢れ、サムの美しい歌声に重厚感のあるコーラス、壮大に広がるバンドサウンと9,000人の歌声が重なり合うピースフルな光景は、まさに至福。世界にたったひとつ、奇跡の歌声を持つアーティスト、サム・スミスは溢れんばかりの喝采のなかステージをあとにした。
★サム・スミス "IN THE LONELY HOUR JAPAN TOUR"ライブダイジェスト映像を、
番組特設サイトにて、期間限定公開中(2月14日(日)夜9:00まで)!
[番組公式サイト] http://www.wowow.co.jp/music/sam/
<放送予定楽曲
・Stay With Me
・I’m Not The Only One
・Restart
他
*放送予定楽曲は、変更の場合がございます。
■■■WOWOW番組情報■■■
サム・スミス “IN THE LONELY HOUR JAPAN TOUR”
2月14日(日)夜7:30 [WOWOWライブ]
収録日:2015年11月24日
収録場所:東京 国立代々木競技場第一体育館
<番組公式サイト> http://www.wowow.co.jp/music/sam/
<関連番組>
洋楽主義「サム・スミス」
2月14日(日)夜6:30 [WOWOWライブ]
アーティストやジャンルをフィーチャーした“観るベストアルバム”とも言える人気音楽番組「洋楽主義」にて、サム・スミスを特集。こちらもお楽しみに!
<洋楽番組サイト> http://www.wowow.co.jp/music/yogaku/
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