PUFFY20周年アニバーサリーツアーから豊洲PITの模様をWOWOW独占放送！記念すべき放送に向け、彼女たちに今までの道のりと今年の活動についての思いに直撃

20th Anniversary PUFFY TOURISTS社で行く PUFFYTOURS EPISODE 0 7月3日（日）夜7：00［ＷＯＷＯＷライブ］

 

――今年の6月13日でメジャーデビュー20周年を迎えたわけですが、実際に振り返ってみて思うことはありますか？
吉村由美：よく訊かれるんですけど、まだピンときてないんですよ。たしかに20周年を迎えたんですけど、今年1年かけて“20周年イヤー”っていう考えで進んでるから、たぶん今年の12月の最後の日に「もうこれで20周年経ったんだ」って初めてなると思うんです。でも20年続けられたことはありがたいなって。そこは第一に思ってます。
大貫亜美：早いようで短いって言うには、あまりにも長い年月ですし、やっぱり10周年のときとは明らかに違いますね。

――ライブでは「誰もPUFFYが20年続けられるとは思ってなかった」とおっしゃってましたけど、それでも20年間続いた理由は何だと思いますか？

由美：たぶん真面目なんです。だって辞めたら迷惑をかけるじゃないですか。どのタイミングで「辞める」って言ったらいいのかわからなかったんです（笑）。正直、「辞めたい」と思ったことはないですけど、多少なりとも「休憩したいな」と思ったことはあって。
亜美：そういうときに「1ヵ月休むのと一生休むのとどっちがいい？」って言われたんですよ。あ、じゃあ……がんばろうかなって（笑）。
由美：産休以外は休んだことないですからね。活動休止もしたことがないですし。どちらかが休んでる間はお互いに補ってたので、実はPUFFYは20年間休んでないんです。
亜美：そう言えばそうだね。やだー（笑）。

――ちなみにべストアルバムのタイトルが「非脱力派宣言」にしたのは、もともとPUFFYって脱力系とかゆるいって言われることへの反論というか？

亜美：20年間ずーっと「だらだらしてるね」とか「自然体ですね」とか言われ続けてきたんですけど、わたしたち自身は1回も脱力したつもりもなかったので、不本意だなと思いながら20年過ごしてきたんです（笑）。でも「違うんです！」って言うほどでもない。たしかにダラッとしてるっちゃしてるのかな？っていう。みなさんの気持ちもわかるけどっていうところで、実際にそのアルバムを順番に聴いてみたら、音楽的には一切脱力なんかしてないぞっていう。それだけは高らかに宣言しようと思ったんです。
由美：これを聴いたら、どうやって「脱力してる」って言えるの！？っていう、そこですよね。自分たちの人間に非があるのは認めるにしても（笑）。
亜美：楽曲には罪はないんです（笑）。

――今回のライブは航空旅行がコンセプトっていうのも面白いですね。

亜美：全国ツアーを旅だと考えたときに、電車じゃなし、車でもないなとか、国内外どこでも行けるのがPUFFYだなっていうので航空会社の設定にしたんです。機長の大貫と、チーフパーサー吉村で20周年の1年間を旅しようね、みたいな。
由美：でも身長はわたしのほうが高いし、ルックス的に見ても「もわたしが機長じゃないの？」っていうのはお客さんの8割方が思ってたと思いますよ。
亜美：わたしが絶対に機長が良かったんです（笑）。機長の恰好をして、ティアドロップをかけて、コックピットでカッコつける写真を撮りたかったんですよ。

――WOWOWで放送される豊洲PIT公演の見どころはどんなところでしょう？

亜美：シングルの出した順番でやってるので、もう初っ端から見どころですね。ぜひオープニングから見てほしいです。わりと初めのほうにピークがくると思うので、そこからモチベーションを保ちつつ見てもらえたらと思います（笑）。
由美：最終日は一生懸命すぎて自分のなかの記憶は薄いんですけど、あとで冷静になって映像を見たら、こんなに照明とかレーザーが綺麗だったんだなって気づいたんですよ。やっぱり自分では見られないから。これはお客さんとして見たいなと自分で思ったので、すごく見応えがあるんじゃないかと思います。


■■■ＷＯＷＯＷ番組情報■■■
20th Anniversary PUFFY TOURISTS社で行く PUFFYTOURS EPISODE 0
7月3日（日）夜7：00［ＷＯＷＯＷライブ］
収録日：2016年5月14日
収録場所：東京　チームスマイル／豊洲ＰＩＴ
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詳しくは番組特設サイトまで。
http://www.wowow.co.jp/music/puffy/