プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

PR TIMESのご利用について

資料をダウンロード

株式会社WOWOW
会社概要

NBAレジェンド、クライド・ドレクスラーに独占インタビュー!注目のクリスマスゲーム2試合を12月26日(月)午前4:15よりWOWOWライブにて連続生中継!!

株式会社WOWOW

80~90年代にトレイルブレイザーズ、ロケッツに所属し、屈指のダンカーとして活躍。オールスターに10度選出され、95年にNBA優勝、92年のバルセロナ五輪で金メダルを獲得するなど数々の栄光に輝いたクライド・ドレクスラー。マイケル・ジョーダン最大のライバルとも言われたレジェンドがB.LEAGUEの2部チーム、岩手ビッグブルズの応援大使に就任し、11月に来日。WOWOWの独占インタビューに応え、現在のNBAについて熱く語ってくれた。

 ――来日の理由は?
「息子(アダム・ドレクスラー)が岩手ビッグブルズでプレーすることになったから、彼のプレーを観ようと思ってね。これまで日本の他の都市には何度か訪れたことがあるけど、皆フレンドリーだし優しいし、素晴らしい国だ。いつも滞在を楽しんでいるから、初めての岩手がどういったところか見てみたかったのもある。」

 ――現在のNBAはよりペースが速くなって、得点も増えていますが、チャンピオンリングを手にするために重要なことは?
「80、90年代は走るバスケットが多かった。レイカーズやセルティックスは皆、走っていた。そうやって勝ってきたんだ。だから今走っていると言われてもそうは思わない。まだまだ戦術的なプレーが多いと思うよ。5対5のプレーが多いしね。ウォリアーズなんかはすぐに外から打たれてしまうから、従来の5対5では太刀打ちできない。ロケッツはどのチームよりもペースを上げれば成功するだろう。ただキャブスを倒すのは難しいだろうね。レブロン・ジェームズは未だ世界最高の選手だし、おそらくイーストを勝ち上がってくるだろうね。」

――イーストはキャブスが堅いですか?
「おそらくね。レブロンと仲間たちは強いよ。トロントなんかも強くなるだろうけど、やはりレブロンが中心だろうね。ウエストはロケッツやクリッパーズが我々を驚かすかもしれないし、スパーズは常に強いチームだし、ウォリアーズ以外は実力が拮抗しているね。」

――レブロンが世界最高の選手なのは周知の事実ですが、連覇をするために彼以外でキーとなる選手は?
「昨季優勝できたのはカイリー・アービングの活躍が非常に大きい。彼はリーグ最高のPG(ポイントガード)になれると思う。得点もできるし、ディフェンスも向上したからね。ケビン・ラブは期待ほどの活躍はしていないけど、良い選手なのは間違いない。クレイ・トンプソンが汚れ仕事をやってくるし、J.R.・スミスはフリーにさせるとシュートを決めてくる。多くのオプションを持っているよ。リチャード・ジェファーソンもベンチにいるしね。ルーHCは良いチームを率いているね。王者として、ケミストリーも自信も備わっているから、倒すのは難しいだろうね。」

――ウエストはウォリアーズとスパーズ、現時点ではどちらが一枚上手か?
「現時点では誰もわからないし、気にしていないよ。5月、6月になったらその話をすべきだ。この2チームはウェスタンの中心だし、倒すのは簡単ではない。ウェスタンを勝ち上がるのは1チームしかないから、楽しみだしシーズンを通して観ていきたいね。」

――ファイナルに駒を進めるのは?
「イーストはクリーブランド。ウエストはロケッツに勝ち上がってほしいね。ブレイザーズも気になるけど。後はどうでもいいや。」

――KD(ケビン・デュラント)が移籍してウォリアーズがスーパーチームを形成したことに賛否両論ありますが、あなたの意見は?
「意見はシンプルだよ。ウォリアーズは前人未踏の73勝を成し遂げた。なぜ選手を入れ替えたのか。それはありえないことだ。KDは非常に素晴らしい選手だけど、73勝したチーム編成を変えることはしないね。実力もあって、ケミストリーも良く、チャンピオンだった。これ以上強くなるのか、と考えたらKDの獲得は失敗じゃないかと思う。」

――ウォリアーズはやりすぎた?
「やりすぎたね。KDは良い選手だけど、2年契約で獲得する価値があったのか?これまでのチームだと7、8年はほぼ同じメンバーでプレーすることが可能だった。KDが優勝したいのは理解できるし、それは皆そうだけど、OKC (サンダー)こそ彼のチームだと思っていたし、彼が残っていればリーグ最高のスターだっただろう。自分だったら移籍しなかっただろうし、どちらのチームも間違いを犯したと思うよ。個人的な意見としてね。」

――ここ数試合、インサイドが弱い気がするのですが?
「リムプロテクターがいない。アンドリュー・ボーガット(現マーベリックス)がいなくなったのは大きい。ディフェンスの大きな部分だよ。」

――セカンドユニットのケミストリーもまだまだという感じがします。
「ベンチの選手に支払うサラリーが無くなったからね。マリース・スペイツ(現クリッパーズ)はチームを去ったけど、彼はベンチから出てきて非常に貢献度の高い選手だった。フェスタス・イジーリ(現ブレイザーズ)もいなくなったし、ショーン・リビングストンはまだいるけど、リアンドロ・バルボサ(現サンズ)もいなくなった。チームとしては痛いね。そしてGSにとって重要になってくるのは、ステフィン・カリーとクレイ・トンプソンが、KDが加わった上で昨季ほど活躍できるのかということだ。リーグ最高のシューター二人がKD加入によって何かを変える必要があるのか。KD抜きで73試合勝っているからね。」

――あなたは史上最高の選手であるマイケル・ジョーダンと対戦してきましたが、カリーをはじめ今NBAで活躍している選手達をどうみているか?
「非常に素晴らしい選手達だ。誰が史上最高の選手かという議論は多くなされてきたけど、個人的にはウィルト・チェンバレンだと思う。シーズン平均50得点は彼しかいないし、彼の存在がNBAのルールも変えてきた。カリーム・アブドゥル=ジャバー、オスカー・ロバートソン、Dr.J より優れた選手はいたか?史上最高、と言われても多くの名前が出てくるよ。それぞれの時代で素晴らしい選手はいたからね、マジック・ジョンソンやラリー・バードより優れた選手がいたか?というように比較することはできない。」

――カリーは全く新しいタイプの選手か?マーク・プライスのようなタイプの選手だという声もあるが?
「プライス?彼は良い選手だったけど全然近くないね。カリーは平均30得点でMVPだ。マークは良い選手だけどチームを優勝に導いていないしMVP級の活躍を日々続けて来たわけではないからね。カリーはキャリア序盤PG として苦しんできたけど、ここ数年でリーグトップの選手になった。努力と意志の強さの結果だと思う。今8、9年目くらいだと思うけど、キャリアで最高の時間を過ごしているんじゃないかな。」

――ポートランドも応援している?
「常に応援しているよ。ロケッツとブレイザーズだ。」

――リラードはどうみている?
「リラードはリーグ屈指のPGだね。観ていて楽しい選手だよ。トップレベルにあるかって?もちろんだ。カリー、カイリー、デイミアン・リラード、ラッセル・ウェストブルック、クリス・ポールもまだまだトップクラスだし、彼らが今のNBAのトップPGだね。」

――チームを作るとしたらPGに誰を選ぶ?
「今のNBAは観ていてとても楽しい。若い選手がハードにプレーしているしね。1人PGを選ぶとしたら、難しいね。ウェストブルックは大好きだし、ポールも、カリーも、カイリーも好きだ。トニー・パーカーも少し衰えてきたけど素晴らしい選手だし、ジョン・ウォールも開花してきているし、デリック・ローズもケガがなければ止められない選手だし、本当に素晴らしい選手が多いから、今名前を挙げた選手を一人、チームを作るときに与えてくれたらいいかな。」

――PF(パワーフォワード) というポジションも大きく変わった。
「今はパワーフォワードじゃなくてストレッチフォワードだね。」

――ポストアップなどがあまり見られなくなってきたが?
「ゲームそのものは変わってきているね。昔ほどフィジカルではなくなって、多くの選手がジャンプシュートを打つようになった。そして高確率で決める必要は別にない。自分たちのころはシュート確率が低い選手はベンチに下げられていた。今はそうじゃない。」

――小さい頃、アキーム・オラジュワン(ロケッツ他)、デイビッド・ロビンソン(スパーズ)、パトリック・ユーイング(ニックス他)などのセンターたちの動きは素晴らしかったし、カール・マローン(ジャズ他)などは走ってフロアを広げる役割も果たしていた。
「マローンは素晴らしいシューターだった。彼はPFだったけど、今のNBAでも素晴らしいストレッチ4として活躍していただろう。オラジュワンやロビンソンも、ポストできたしシュートも打てた。当時のセンター達と互角に戦えるセンターは今の時代にはいないだろうね。」

――今はシューター全盛の時代ですが、またセンター全盛の時代が来ると思うか?
「ヨーロッパではあまりポストアップしないから外からのシュートを多用していた。時が経つにつれてポストアップすることが減っていった。自分はガードだったけどポストアップしていた。マジックもポストアップしていたし、そこから得点することが多かった。もっとも効果的な得点方法をやめている感じがある。ディフェンスされながらロングレンジばかり打つのはあまり良くわからない。今の時代の選手達と我々が試合をしたら、効率を我々は非常に重視していたから、我々が大勝するだろう。年寄りの戯言だけどね。」

世界最高峰の北米プロバスケットボールリーグ「NBA」。WOWOWでは“超絶ドラマチック!”をテーマに、今季も毎週5試合を生中継!12月10日(土)午前9:45からWOWOWライブで放送の「スーパーサタデー!ロケッツvsサンダー」では、クライド・ドレクスラーのインタビューを中心としたロケッツ特集を、12月9日(金)午前11:30からWOWOWライブにて放送の「スパーズvsブルズ」では「B.LEAGUE応援企画」の一環として、ドレクスラーの息子、アダム・ドレクスラーのコメントをお届けする。そして、ドレクスラーがさまざまな見解を示してくれた昨季ファイナル因縁の対決、「ウォリアーズvsキャバリアーズ」は日本時間12月26日(月)午前4:15からWOWOWライブにて生中継!

インタビュアー:長澤壮太郎(WOWOW NBAキャスター)
番組写真クレジット:レブロン・ジェームズ (c) 2016 NBAE Photo By Mike Ehrmann NBAE / Getty Images、ステフィン・カリー (c) 2016 NBAE Photo By Ezra Shaw NBAE / Getty Images、カワイ・レナード (c) 2016 NBAE Photo By Issac Baldizon NBAE / Getty Images、ドウェイン・ウェイド (c) 2016 NBAE Photo By Joe Robbins NBAE / Getty Images

■■WOWOW番組情報■■
「NBAバスケットボール」
世界のスター選手が集う最高峰リーグ、NBA。天才カリーを擁するウォリアーズ、NBA界の王様レブロンが率いるキャバリアーズ、名門復活を目指すニックスなど見どころ満載。WOWOWでは毎週5試合生中継!

○ クリスマスゲーム2試合連続生中継
【放送日時】12月26日(月)午前4:15~[WOWOWライブ]
[第1試合]ウォリアーズvsキャバリアーズ ゲスト:Bose(スチャダラパー)
[第2試合]ブルズvsスパーズ ゲスト:田村裕(麒麟)

詳しくはWOWOW番組オフィシャルサイト(wowow.co.jp/nba/)へ!
http://www.wowow.co.jp/sports/nba/

すべての画像


種類
その他
ビジネスカテゴリ
テレビ・CMスポーツ
関連リンク
http://www.wowow.co.jp/sports/nba/
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社WOWOW

1,757フォロワー

RSS
URL
http://www.wowow.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21F
電話番号
03-4330-8111
代表者名
田中晃
上場
東証1部
資本金
50億円
設立
-
トレンド情報をイチ早くお届けPR TIMESを友達に追加PR TIMESのご利用について資料をダウンロード