多彩なオープン空間と室内グリーンの提案で、子どもの“学ぶ意欲”を育てる住まい　『ＫＯＤＯＭＯＴＴＯ（こどもっと）』リニューアル発売

～パナソニック ホームズと学研の共同開発による子育て世帯向け戸建住宅～

株式会社 学研ホールディングス（本社：東京都品川区／代表取締役社長　宮原 博昭）のグループ会社、 株式会社学研ココファン（本社：東京都品川区／代表取締役社長兼COO　森 猛　以下、学研）とパナソニック ホームズ株式会社（本社：大阪府豊中市／代表取締役社長　井上 二郎　以下、パナソニック ホームズ）とは、このたび、両社の共同開発による子育て世帯向け戸建住宅『KODOMOTTO（こどもっと）』の進化・拡充を図り、2022年4月13日からリニューアル発売します。

『KODOMOTTO』は、2015年に、パナソニック ホームズが開発し販売を開始しました。同住宅は、2018年に、パナソニック ホームズの設計提案力や空間実現の技術力と、学研グループが持つ、子どもの心・体・頭を育て自立して生きる力を育むノウハウを基に、“家族みんながいっしょに成長できる家”をコンセプトに設定して進化・拡充。子どものカラダと生活の基礎を育てる「育ちの基盤」、家族の「いっしょに学ぶ」をサポートする「育ちの意欲」、家族の好奇心を刺激する「育ちの環境」を具現化し、主に未就学児の知育を行う住宅としてリニューアルしました。

このたびリニューアル発売する『KODOMOTTO』は、「子どもの“学ぶ意欲”を育てる住まい」として、多彩なオープン空間と室内グリーンを提案。両社がこれまで培った強みや、共同で実施したアンケート・ヒアリングで見えた結果をより一層生かし、「空間」と「環境」の側面で提案します。メインターゲットは、就学前後の子育て世帯。「子どもには、自ら学び、考え、伝える力を身につけて欲しい」という願いに応える、さまざまな工夫を盛り込んでいます
 

『KODOMOTTO』外観

 

大空間のリビングダイニング

パナソニック ホームズは、創業者 松下幸之助が唱えた思い「住まいは人間形成の場」を継承し、社会環境や住む人の価値観の変化に対応する住まいづくりを進めています。少子化が進み、コロナ禍の収束が依然予測できない社会において、子育て世帯の多様化するニーズに対し、住まいの新たなあり方を常に考えてきました。

学研グループは、創業者　古岡秀人の「戦後の復興は、教育をおいてほかにない」という信念のもと、70余年に渡り教育出版事業を手掛け、近年では塾・園運営・子育て支援事業を展開しています。少子化が進む中、事業で培った学び・子育てのノウハウについて新たな分野への拡大を検討してきました。

両社は、今後も、良質で機能的・合理的な子育て環境を、豊かな住文化として拡大・拡充すべく協業を図るとともに、教育・子育て分野においても新たな価値創造を実現することを社会的使命として邁進してまいります。

■『KODOMOTTO』リニューアルの背景
2020年度から小学校で実施された新しい学習指導要領では、思考力や判断力の育成を目指すなど、これまで以上に「生きる力」を身につける方向となっています。

 

 

 

●子どもに最も身につけてほしいこと

また、パナソニック ホームズが、戸建住宅の検討意向者を対象に実施した調査※1においても、設問「子どもに最も身につけてほしいこと」の多数回答は、「人を思いやれる優しさ」（31%）に次いで、「自分自身で学ぶ力」（16%）・「コミュニケーション力」（15%）・「思考・判断力」（13%）が続いています。
 

 

●どのような子どもに育ってほしいと思うか

また、設問「どのような子どもに育ってほしいと思うか」では、過半数が「失敗しても立ち直れる子」（60％）・「社会で自立できる子」（59％）・「目標を達成する力がある子」（54％）・「意欲のある子」（53％）と回答しています。

家族のより良い暮らしと未来を大切にしてきたパナソニック ホームズは、たくさんの学びのノウハウや実績を持つ学研グループと手を取りあい、子どもの“学ぶ意欲”を育てていける住まいについて考え、『KODOMOTTO』をリニューアルしました。






■『KODOMOTTO』の概要
『KODOMOTTO』では、子どもが自ら学べるようになるために、 「学びを活性化」 させる住まいを「空間」と「環境」で提案します。この提案は、耐震性に優れ、柱の少ないオープンな空間も実現できる頑強な鉄骨構造と、居室間の温度差を抑えて、クリーンな空気質を実現する全館空調システム「エアロハス」を備えたパナソニック ホームズの建物だからこそできる工夫です。

『KODOMOTTO』のリニューアルにあたり、パナソニック ホームズと学研は、「子どもの学習環境」について実態やヒントを導くために、在学中にベンチャー企業を立ち上げた起業マインドを持つ大学生に向けたヒアリングを実施※2。「子どもの頃の住まい」については、複数の大学生が、リビング、ダイニングなど家族の近くで勉強することを基本にしながら、その日の気分や勉強の内容に合わせて選べる複数の学びの空間があったと回答しています。

また、世の中の動向、教育関連情報の収集発信と、学習・教育に関わる研究を行っている学研教育総合研究所の「小学生白書」※3(2021年8月調査)の調査では、設問「家での学習に集中できない理由」に対し、「気が散るものが周りにある」「周りの音がうるさい」の他に、「誰にも見られていない」という回答が一定数存在しました。このことから、家族が周りにいることを煩わしく思う一方、見守りやサポートを必要としている子どもがいることが伺えます。

これらのアンケートやヒアリングから、子どもの学習場所としても、親の在宅ワークや作業場所としても自由に選べて使えるスペースが家じゅうにあること。その場所で、子どもは親に見守られて過ごすことこそが、学びや親子のコミュニケーションの活性化になることが見えてきました。

１．家じゅうを「学びの空間」として提案
頑強な鉄骨構造を生かしたオープンな大空間と、全館空調システム「エアロハス」による家じゅう快適な温度環境により、どこでも自由に「学び」「在宅ワーク」ができる空間を提案します。親子のコミュニケーションが活性化され将来の家族構成やライフスタイルの変化に対してもフレキシブルに使い続けられるマルチな空間としては、「大空間のリビングダイニング」をはじめ、家族で協同作業ができる「家族のアトリエ」、居室やホールに設けた「スタディコーナー」、汚れを気にせず楽しめる「学びの土間スペース」等があります。これらは、パナソニックホームズと学研による調査で判明した実態に基づき、『KODOMOTTO』ならではの空間として提案するものです。

家族のアトリエ

スタディコーナー

学びの土間スペース

２．学びの環境づくり「室内グリーン」の提案

自然を感じながら学べ、自由に使える土間

植物には、知的活動を活性化させる効果があるといわれています。『KODOMOTTO』では、精密機器工場のクリーンルームなどでも採用される高性能なHEPAフィルターを搭載した全館空調システム「エアロハス」により、外から取り入れる空気も室内を循環する空気もきれいにするほか、家じゅうの温度ムラを少なくして、人にも植物にもやさしい、安心の空気環境を実現します。
室内グリーンの提案にあたり、「植物と空気質の適正」や「おすすめの植物」について、専門家の先生や企業にも監修をいただきました。

●植物の提案例
【リビングダイニング】
くねくねしたユニークな樹形や、ボリュームがある壁掛け鉢にも最適な植物を選びます。家族で観察してコミュニケ―ションにもつながります。

ウンベラータ

 

エンダニカ

【子ども室】
可愛らしい葉やふわふわした葉、時間によって変化する葉など、子どもが興味を持てるような特徴のある植物をおすすめします。

 

シュガーパイン

アスパラガスナナス

商品名：『KODOMOTTO』
発売日：2022年4月13日
構造：制震鉄骨軸組構造 および 大型パネル構造
参考価格：建物本体価格※４　3,000万円台(税込）～
販売地域：北海道および一部地域を除く全国
販売目標：初年度400棟

◎『KODOMOTTO』の詳細はこちら
https://homes.panasonic.com/common/kosodate/
◎「エアロハス」の詳細はこちら
https://homes.panasonic.com/common/airlohas/

※1： 2021年8月 パナソニック ホームズWEBアンケート／戸建注文住宅購入意向者 20～45歳既婚者 1,280人
※2： 学研教育レポート2022「子どもの学ぶ意欲を育てる住まいのヒント」（パナソニック ホームズのお客さま向け冊子として2022年4月発行）
※3：学研教育総合研究所「小学生の日常生活・学習に関する調査」（小学生白書Web版　2021年8月調査）
https://www.gakken.co.jp/kyouikusouken/whitepaper/202108/index.html
※4： 標準仕様での2階建で建物本体のみの金額です。付帯工事費や諸経費、その他工事費等は含まれません。建築エリア・敷地条件（地盤）等により金額は異なります。最終金額は正式見積でご確認ください。