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すべての働く人々が対象!11月に使える「勤労感謝の日」プレスリリース事例

11月23日は国民の祝日「勤労感謝の日」です。1948年に「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝し合う日」として制定され、戦前は農作物の恵みに感謝する日でした。

勤労感謝の日は制定されてから70年以上経っていますが、「●●をする日」といったイメージは他の祝日と比べ、それほど強くないのではないでしょうか

PR TIMESで配信されている「勤労感謝の日」関連プレスリリースは、そのほとんどが11月配信で、他の月にはあまり見られません。

こうした「勤労感謝の日」には、どんな企業・団体が、どんな情報発信をしているのか。自社だったらどんな「勤労感謝の日」を提案できるのか。今後の情報発信の参考になるようなプレスリリースをPR TIMES MAGAZINE編集部がピックアップします!

今回は2018年11月21日に配信された、株式会社河北新報社さんのプレスリリースを紐解いていきます。

◆株式会社河北新報社さんのプレスリリースはこちら
業界初?!入浴剤新聞『いい湯新報』誕生。11/23勤労感謝の日に、いつも頑張って働く皆さまを癒すべくお風呂で読んで、溶かして、浸かれる新聞が登場

タイトルや素材に工夫が満載。株式会社河北新報社の「勤労感謝の日」プレスリリース事例

株式会社河北新報社の「勤労感謝の日」プレスリリース事例01

株式会社河北新報社さんは東北地方を中心とした情報通信社で、より開かれた新聞社を目指し、読者とのコミュニケーションを大切にはぐくむことに努めています。そんな河北新報社さんが勤労感謝の日に際し、「いい湯新報」の配布を発表したプレスリリースです。

「入浴剤」「いい湯新報」といった気になるキーワードが満載で、メディアで取り上げられるだけでなく、Twitterでも話題になっていました。

勤労感謝の日に、はたらく人々に向けた労いのイベントやギフトなどが展開されることは一般的ですが、同社はどんな発信をしたのでしょうか。

キャンペーン内容自体がユニークで話題性抜群な本企画。さらに、それを伝えるプレスリリースを紐解いたところ、情報発信の工夫が3つのポイントに集約されていることがわかりました。

  • キャッチーかつ適切にまとめたタイトル
  • 企画内容だけでなく背景も伝える
  • 動画素材を有効活用

それぞれのポイントについて、解説していきます。

GOODポイント1:キャッチーかつ適切にまとめたタイトル

こちらのプレスリリースのタイトルには、企画内容を伝える上で押えておきたいポイントがぎゅっと詰め込まれています。

具体的には「業界初」という話題性に、「入浴剤新聞」という聞き慣れないワードをフックとして盛り込みつつ「勤労感謝の日」に向けた企画であることもきちんと伝わるようになっています。

株式会社河北新報社の「勤労感謝の日」プレスリリース事例02

記者や編集者などのメディア関係者は日々情報収集のため、一日に数多くのプレスリリースをチェックしています。一刻を争うその場面では、プレスリリースのタイトルが中身まで確認するか否かの判断材料となります。

そのためタイトルには、興味を引くようなキャッチーさだけでなく、誰に向けた企画なのか、いつ開催されるのか、といった企画概要が適切に伝わるよう明記することが重要です

プレスリリースのタイトルについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
参考:プレスリリースはタイトルが重要!7つのポイントを徹底解説!

GOODポイント2:企画内容だけでなく背景も伝える

プレスリリースのリード文には、なぜ同社が「勤労感謝の日」に向けてこの企画の開催に至ったのか、その背景について触れられています。

株式会社河北新報社の「勤労感謝の日」プレスリリース事例03

働く人々へ感謝を伝える機会は、業種・業態かかわらず平等なもの。その上で同社が「勤労感謝の日」に企画を行う意図はどこにあるのか? 生活者は、内容だけでなくその意図や背景も含めて企画に賛同できるかどうかを判断するものです。

今回の企画は「いい湯新報」を当選者に提供するというキャンペーン形式ですが、イベントなど参加型形式やサービス・プロダクトリリースの場合にも、開催概要だけでなく背景や意図を伝えることは読み手の共感を得る上で有効です

また、プレスリリースに設定された「キーワード」に込められたメッセージも注目すべきポイントです。

株式会社河北新報社の「勤労感謝の日」プレスリリース事例04

「キーワード」は情報を探している人々に適切にプレスリリースを届けるために活用できる機能です。PR TIMESのキーワードは10個まで登録できるので、まずは優先すべきワードを設定した上で、余裕がある場合はSNSのハッシュタグのように活用してみるのもいいでしょう

自社の恒例企画なども特定のキーワードを設定することで、キーワードごとにプレスリリースをカテゴライズすることができ、気になるキーワードから関連プレスリリースを探すといった導線を作ることも可能です。

GOODポイント3:動画素材を有効活用

今回配布される「いい湯新報」は、読んだ後は入浴剤として使える「入浴剤新聞」という聞き慣れないもの。それをわかりやすく紹介するために、一連の楽しみ方をまとめた動画も合わせて配信されています。

さらにプレスリリースでは、その動画の概要をシーンごとに解説した1枚の画像も合わせて活用されています。

株式会社河北新報社の「勤労感謝の日」プレスリリース事例05

動画は企画や商品の内容をわかりやすく伝えるものですが、同時に「動画を視聴する時間」を読み手に要求するものでもあります。

時間に追われる中で情報収集を行うメディア関係者にとって、数秒たりとも無駄にはできないもの。動画を見ずとも内容が把握できる画像素材があれば、「このストーリーは読者に合いそう」「あのコーナーで紹介できそう」と、情報を番組や紙面で活用するか否かの判断を素早くする手助けとなるでしょう。

さらにプレスリリース内では、動画紹介の③と⑤にあたる画像素材がアイキャッチや本文内画像としても活用されています。

時間があれば動画とは別に、画像素材を準備できるのがベストではありますが、それが難しい場合もあるでしょう。プレスリリース作成の時間帯効果を上げるために動画素材の一部を画像として流用する方法は参考になりますね。

他にも、リード文と本文の2カ所に動画URLを貼っている、動画紹介に併せて込められたメッセージが綴られている、といった細やかな工夫も見習いたいポイントです。

株式会社河北新報社の「勤労感謝の日」プレスリリース事例06

多くの人々が対象となる「勤労感謝の日」を積極的に活用しよう

私たちの日々の生活は、さまざまな事業従事者の勤労によって成り立っています。はたらく人々に感謝を伝える機会となる「勤労感謝の日」は、多くの人々が対象となる当事者性の高い祝日とも言えます。

現状「勤労感謝の日」は、バレンタインやハロウィンなどと比較すると経済効果が大きいとは言い難いですが、対象範囲の広さや施策の自由度からみて、今後盛り上がる可能性のある祝日です。

自社ならどんな労いや感謝を伝える方法があるか、どのような業種ではたらく人々を対象とするか、といった企画概要を明らかにする。そしてなぜ感謝を伝えたいのか、なぜ自社がそのような企画を行うのかといった背景や想いもしっかり伝わるような「勤労感謝の日」の情報発信を、今年は考えてみてはいかがでしょうか。

<編集/平 理沙子>

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この記事のライター

大森 美野

大森 美野

2015年にPR TIMES入社。主にPR活動レポート作成をしていましたが、もっとお客様の声が聞きたくて2019年よりカスタマーリレーションズ本部に異動。情報を欲していた広報担当時代を思い出しながら、PR TIMES MAGAZINEではたくさんのアレコレを届けていきたいと思います。石橋は叩きすぎて壊すタイプ。でもたまにスキップで渡っちゃいます。

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